ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

いつもの年明けと同じく”鉄分の多い“年始を。でも、今年は少し違うかな

2021-01-10 23:02:31 | 旅行
年明けはいつものように嫁さんがお茶の初釜に。
ということで嫁さんのアッシーをしてから写真、その他。
愛知県の最奥地、面の木園地へ
ここは霧氷で有名なので沢山の人達が。
多くの人達から避けて、ひとのいない所に。
もう、何年も来ているので見つけたお気に入りの場所へ


風も強く、風に飛ばされた雪粉が綺麗です。



風力発電所も。
ところで、道路は久しぶりに雪の圧雪状態。
にもかかわらず、道路の真ん中に車を停めて写真を撮っている人達、多いこと。しかも殆ど、年輩者達、悪びれる様子も無く、堂々と三脚を立てています。急な坂道、ハンドル切って避けると滑る可能性。そんなことにも気がつかないなんて、本当に情けない世の中。
近くのスキー場、愛知県唯一のスキー場、茶臼山スキー場への車も増えてきたので下山。
途中、寄り道。
豊田市稲武の湧水公園の氷滝


地元の町おこしで始めたもの。夜はライトアップ。
ここから豊田市旧小原村の四季桜を

春と秋の、2回開花する四季桜。
秋には紅葉とのコントラストが素敵です。
秋に咲く桜は小ぶりですが、長く咲くようです。今もチラホラと咲いています。花の少ない冬の季節、桜の花は貴重です。
そして瀬戸市のお寺へ
東海道自然歩道の通っている運興寺
徳川家ゆかりのお寺。
そして盗難よけの御利益。
実は昔、車の車上荒らしにあい、救援に来たJAFの若い隊員さんと話をしてお寺へ行ったらどうですか、自分も近くの神社でお祓いしているとのことでここへ。
このお寺の屋根は今は途絶えてしまった瀬戸赤津焼の瓦
色合いが素敵な屋根です

昼過ぎに帰宅。
近場、愛知県内で。
日曜日は、朝、嫁さんを初釜に送ってからトヨタ自動車博物館へ。
朝一番は誰もおらず、好きなだけ車を。そして写真を。






この博物館の凄いことはすべての車が走行可能なこと。そのためにバネを支えて車を維持しています。また、オイル漏れのためのオイルパンも全車に設置されています。




























































今の車と違ってデザインも個性的、ある意味、セクシー、芸術作品のようです。
そして自分が開発に関わった車も

後は企画展

資料室へ








トイレも車
この自動車博物館、バックヤードにもかなり多くの車があり、ときおり入れ替えています。何度来ても初めて、という車も。
人も出てきたので、別の場所へ





三重県の三岐鉄道北勢線へ。
日本最古のコンクリート眼鏡橋と珍しいねじれ橋

このねじれ橋は“ねじれまんぼ”という呼び方でコンクリートのものでは日本唯一のもの。江戸時代にできた用水路を避けるためにできたもの。
ナローゲージのためにおもちゃみたいなかわいい電車。
近くには日本唯一の貨物列車博物館へ






ここは無料、ボランティアで車両の手入れと維持。ちょうど、大型の変圧器を運ぶシキが塗装を落として錆止めの赤色に。


近くには三岐鉄道

背後の藤原岳から運ぶ石灰を運搬。
この藤原岳の山の土を使ってセントレア(中部国際空港)の埋め立てをしました。元々は埋め立て用の土砂を使用予定であったのは愛知県美浜町からでした。しかし、足元を見て値段をつり上げたところ、トヨタ自動車が経営主体で初の民間飛行場であるセントレアから取引停止、そしてここの藤原岳の土砂を使用。慌てた美浜町は謝罪したものの取引はできず、トップは責任を取り、更に町自体も町村合併に失敗(南セントレア市という名前まで決まっていました)、日本有数の赤字財政団体に転落。
喧嘩をした相手が悪すぎた!
自動車、電車と“鉄分の多い”年始の恒例行事。
愛知県は緊急事態宣言は出ていませんが、状態は厳しく、人との接触を避けることの出来た週末。
いつまでこんなことが続くのかな。武漢肺炎
































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半世紀ぶりの奈良県明日香

2020-06-28 20:28:42 | 旅行
中学校の修学旅行以来、約45年ぶりに奈良県明日香村へ。

飛鳥寺へ。
ここの日本最古の大仏様、写真撮影が可能です。

お顔には深い傷跡も

本当に懐かしい、温かみのある、お顔立ち。癒されます。





昔は広大な伽藍であった飛鳥寺。今は小さくなっていますがお花が素敵。

ここの鐘楼はつくことが出来ます

嫁さんも、つかせてもらいました。
外をあるいていると、最近(といっても2000年)に発掘された遺跡

”亀形遺跡”
ボランティアの方がいらっしゃったので説明をお願いしました。
天皇がここで身を清めて、奥の山を参拝した、とのこと。
そしてここを造るために当時の日本の人口が500万人という時代に3万人近くを動員して運河を造り物資(大きな石)を運んだそうです。

ここにも花が。

ボランティアの方の説明はとても面白かったです。なにかいにしえの日本を少し感じることが。
外国人観光客のことを色々と聞くと、あまり多くは来ないとのこと。でも、外国人観光客も最近増えてきてアジア系は全く来ておらず西洋人がほとんどだそうです。やはり東洋的な神秘的なものに惹かれるのかもしれません。
ボランティアの方にお礼を言って、奥の山へ。



この時期、紫陽花が綺麗です。

山の上には酒船石

今回は亀形遺跡、石舞台、高松塚古墳の三カ所のチケットを購入

石舞台へ。


昔、中学校の時にはよじ登った記憶が。
ちょうどアンケートをとっていた奈良県の職員の方がいらっしゃったのでお話しをしたら、そうなんですよ、昔は登った人もいました、と。





よく、こんな大きな石を運んだなと。そしてそれを可能にする巨大な権力に改めて驚きを。
そして高松塚古墳へ。

修学旅行当時は発見された直後で、壁画が外気に触れてはいけないとのことで封鎖されていました。実はこれが後に大きな間違いで、カビだらけに。



近くに壁画の模写を観ることが出来ます。空には星座が描かれた、そして中国、朝鮮の様相の人達の壁画。
どんな思いで描かれたのか、と。
約半世紀ぶりの修学旅行。

お昼になったので、来るときにみた”三輪”の地名。素麺。食べようと行きましたが、どのお店も1時間以上の待ち時間。
(こんな事を言っては申し訳ないですが)素麺食べるのに1時間以上も待つのは?と思い、名古屋へ。
伊勢湾岸道経由で戻ってくると名古屋港に、あるものが見えたので高速道路をおりて近くへ

仙台、苫小牧への太平洋フェリー

いつも、北海道へは新潟港からの新日本海フェリーを利用します。名古屋港発の太平洋フェリー、仙台で半日ちかく停泊、そして苫小牧へ行くので時間がかかってしまいます。でも船内は新日本海フェリーよりも豪華です。



ちょうど自衛隊の車両運搬。
そして更に面白いものを

フェラーリが職員達の誘導のもと、右へ左へとジグザグに乗船口を。車高の低い車、やっとのことで乗船出来ました。おりるときも大変そうだな。

構内には名古屋、仙台、北海道の三カ所のポスターが仲良く二枚づつ。
夕方には自宅へ。
次の日は豊田市の方へ出かけてから名古屋のお店でお昼を。

ちょうど燕の子育ての時期。
微笑ましい光景。
名古屋へ戻ってくるととんでもないことが。お店で待っているとき、大半のお客さんはマスクを付けて待っていますが、若い女の子達の集団がマスクを付けずに大きな声で大騒ぎして待っていました。あまりの酷さで嫁さんも、店を出ようかと。仕方なく、女の子達に、”少しは周りのことを考えたらどうかな、マスクをせずに大騒ぎするのは迷惑”と。すると大人しくスマホいじりを始めました。どうせ、変な親父に文句言われたとSNSに書き込まれたと思います。
こんな事だから東京でも若い人達の感染が増えていますね。
経済活動再生のために動くことは大事なこと、でもそれに臨む国民には世の中の心構えが出来ていないですね。
第二次感染が来ると間違えなく東京だけではなく名古屋も同じことが起きるかもそれません、そうならないことを祈るだけですが。
元々は中国の武漢肺炎、でもそのあとは海外からの入国制限出来なかったこと、更に運の悪いことに一番問題のある東京で都知事選があるために思いきった対策がとれないこと。
これがこれからの悪い予感になるかもしれませんね。






















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福井県に日本の伝統芸能

2017-10-14 22:09:14 | 旅行

妙高、高谷池ヒュッテのスタッフだった知り合いが福井県越前市へ。

午前中、時間があるので近くの鯖江へ。

鯖江は世界有数のメガネの生産地。世界のブランドメガネも作っています。
そんな、鯖江のメガネミュージアムへ。


芸能人のメガネも



鯖江はそこかしこに、メガネのモチーフ


街中、メガネが。
お昼は知人に教えてもらった蕎麦屋さん“かめやさん”へ

おろしそばが名物

ピリッとした辛み大根の辛さ、大人の味。太めの麺ととてもよくあいました。美味しかったです。
いまだて芸術会館へ。






日本の伝統的な楽器、心が洗われるような気持ち。
知人は自らの演奏後、舞台の手伝い

高谷池ヒュッテでの懐かしいラガーシャツ

知人の方がヒュッテにいらっしゃった当時を思い出します。
演奏後、知人に挨拶してから名古屋へ。
途中、北陸道の賤ヶ岳SAで、滋賀県のローカルフードを

“サラダパン”
中身は、たくわんをマヨネーズで包んだ独特の食感

食べていると、なにか、良い香りが

突然、観光バスが10台近く、その中からテレビでよく見るお相撲さん達

良い香りは、頭の鬢付け油。
それにしても、お相撲さん、大きい!

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工場フェス 

2014-10-05 06:34:47 | 旅行

地域おこしで開催中の燕三条へ

燕は、洋食器、三条は刃物と、日本の伝統産業で世界的にも有名。25年ほど前に、仕事でよく訪問。地元の工場の見学会、即売会をイベントで。

あちらこちら見ながら。資料館で。

おなかが減ったので、知人おすすめのラーメン屋さんへ

背あぶら系。でもくどくないです。美味。そういえば、資料館では、こんなのが。

午後は、25年前に、仕事でよく訪問していた山崎金属さんへ。ノーベル賞の晩さん会で使用されるスプーン・フォーク等を製造されている会社です。

海外出張へもよく同行させていただいた社長、専務はいらっしゃいませんでしたが、いとこの方といろんなお話し。

やはり、若い人たちの後継者が少なく、年配の方に頼らざるを得ない厳しい現状のお話しを伺いました。

昔から、仕事をしていた関係から、食事に出かけると、思わず、スプーン、フォークの裏を見てしまいます

お土産にチタン製と銅製のビールジョッキを。銅製品は、伸銅製でこれもやはり燕の伝統産業。

懐かしさを感じながら、厳しい状況を感じました。日本の伝統産業、頑張ってほしいものです。

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