ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

今ならではの笹ヶ峰

2021-03-29 09:56:01 | スキー
休みをとって妙高へ。
梓川SAからの北アルプス。
白馬方面は雲の中
姨捨SAからの善光寺平もどんよりとした雲の下

今にも雨の降りそうなアカカン。
休みをとったパトロールの知人と。
知人は懐かしい板



バブルの頃に流行った板。まさに”私をスキーに連れてって“の時代。昔は(今に較べて)細板で手を伸ばした長さ、2mの板を競って使っていました。
昼前には雨、上部は雪、そしてグサグサの雪なので知人と直江津の“ざライツ”さんへ。
土砂降りの雨の中赤倉の宿へ戻ってのんびりしていたら晴れてきたので写真を撮りに
カタクリの群生地の古墳では雪解けは進んでカタクリの葉っぱは多数
1番上から高田平野
中には蕾も。
先週末にも来た鮫ヶ尾城跡へ







先週末よりも増えています
ところで斐太神社の横の除雪の空き地に車を停めて、雪の中を歩いていたら、突然、後方からスピーカーで“この車の運転手さんですか?”
妙高警察のミニパト。
大きく輪を作って合図。山岳救助の時に使う合図。
すると
”了解しました。お気をつけて!“と返答
確かにウィークデーに名古屋ナンバーの車がいれば怪しまれますね。
夜はまもなくな長年の営業を終える赤倉温泉の”うどんの歩“さんへ。

某高校のバスケットボール部の監督さん、小学校の先輩、(昨年は武漢肺炎でダメでしたが)世界中を飛び回っていたツアコン、その他の知人達と。
いつもながら楽しく。
翌日は天気良く、土曜日に行く予定にしていた笹ヶ峰ツアー。
笹ヶ峰までは原生林と人工林の見事なコントラストの中、今の雪がある時だけの楽しみ
新緑、紅葉も素敵ですが今のこの時期の笹ヶ峰も魅力的です。











笹ヶ峰の石碑も昨年よりも埋まっています




















若い人達と








ワインは脱アルコールワイン。ノンアルコールワインとは違って美味しい。素敵な風景、楽しい人達とでさらに美味しく。






日本で最大の広さのドイツトウヒの森を

笹ヶ峰の入り口にある古い大きなミズナラの木。
ここには同じ様なミズナラの大木が4本、まるで笹ヶ峰への入り口を見張っている家族のよう。
最後、杉の原スキー場の一番下まで滑り降りたら目の前を猿が横切っていました
笑いの絶えない楽しいツアー。
今だけの笹ヶ峰の隠れた魅力
夜は、本当に我が家にとっては最後の“うどんの歩”さんへ

今日は鮟鱇鍋






何回も写真を撮りながら、そのたびにハプニング

鮟鱇の出汁で最後にうどんとご飯のおじや。
我が家にとっては最後のうどんの歩さんでの食べ物
山浦さん、ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。
日曜日は朝から東京の実家経由で名古屋へ。



半世紀前に小学校へ通った通学路にある桜の大木、今年も満開。


創立145周年の小学校の桜も昔通り咲いています



放課後に遊んでいた神社も満開。
神奈川の登戸にある父親の墓参りをして名古屋へ。

ところが東名高速上り線はまるで武漢肺炎以前のような大渋滞
ザービスエリアも車と人で溢れています。
我が家はいつも由比PAで。

なにしろ目の前にある駿河湾の潮風が心地良く、なんと言っても富士山と愛鷹山が綺麗です。
今日は雨雲の中

完全に東京の人達は武漢肺炎から解放されたかのごとく溢れています。
今、変異ウィルスを含めて地方へ拡散。
早く、首都圏からの人の移動を止めないとオリンピックどころの話ではなくなると。
もう、手遅れかもしれませんが。


























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黄砂のなか、今年一番乗りの春の花

2021-03-21 19:33:32 | スキー
この週末も妙高へ

姨捨SAからの善光寺平、黄砂で霞んでいます
天気予報では週末は大荒れ予報。土曜日の午前中は天気がもつ予報

赤倉観光リゾートスキー場、通称アカカンも快晴
綺麗にピステンで整備されたゲレンデ。
とはいえ、黄砂で茶色くなって、気温が上がってくるとスキーは滑らずストップ雪
怪我をする前にゲレンデ内にある“山の神”へ

今シーズンの無事、残るシーズン、怪我をしないようにお参り
シーズン券のクーポン券の有効期限が今週末までなのでお茶をしに。

降りてきたらパトロールの隊長さん愛犬”シャルル“
ジャーマンシェパード。大きいですが人懐こい!

ポカポカ陽気、リゾート気分。
知人と会って色々と話をしてからお昼へ。

赤倉観光ホテルのシェフ、そして高谷池ヒュッテのスタッフだった知人のお店。新潟県直江津。
”ざらいつ”
正式名称は
”a table called the lights“
夜は素敵な料理とナチュラルワイン、お昼はラーメン。
背脂味噌ラーメン、味噌漬けチャーシュー、トッピング
嫁さんは辛み唐辛子いり味噌ラーメン
どちらも素敵な味。
Oさん、相変わらずいい仕事していますね!
Oさんと色々と。
近くの山で亡くなったボーダー、レジェンド的な人でしたが雪崩で。知人達が集まって供養に出かけているそうです。天気も良いので素敵な供養になるといいですね。
また、高谷池ヒュッテの常連の人と昨年、小山小屋に来てすっかりとファンになった二人が下見に笹ヶ峰方面へ出かけているそうです。もう、春ですね。
食後は上越高田城へ
先週は一面の深い雪の原
でも1週間であっという間に融けています
薄寒桜も
先週は雪の斜面にお城が浮いているようでしたが雪はありません
蕗のとうも大きく花開いています
お城の標本木
膨らんできてはいますが開花にはもう少し時間が。予想では3月31日ですが。
ここから、ひょっとしたらと斐太神社、鮫ケ尾城跡へ。

まだ、一面10cmくらいの雪。
でも池の周りの雪はいつも早く融けるのでカタクリが早く咲き始めます。
この一カ所だけカタクリが









今年、1番乗りのカタクリ
素敵な、可愛らしい春の妖精達に出会えました!
夜は、まもなく閉店する赤倉温泉の“うどんの歩”さんへ。







妙高の知人、大阪の知人と。
この妙高の知人、革細工をやっていて素敵なものをよく作ってくれます。

今回は、クリップオンサングラス、TELEXのケースとラギオールのソムリエナイフのケース。
いつもながら丁寧で素敵な革細工。
大事にしていきます。
土曜日夜から日曜日朝にかけて、妙高は物凄い風と、雨。日曜日朝にはとりあえず晴れていましたが強風。という事で名古屋へ越後路から木曽路経由で




木曽の冬の”すんき蕎麦“
発酵させた漬物の酸味が美味しいです

お店の前の福寿草は終わり、水仙が。
名古屋に近づくに連れて雨、風強く。スバルのアイサイトもしばしば停止。
春の嵐のなか、名古屋へ。





















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なぜか土曜日の天気が悪いですね

2021-03-15 11:33:18 | スキー
冬の終わりから春先にかけては”猫の目天気“。
今年は運悪く土曜日に崩れていますね
土曜日の早朝、春雷の名古屋から妙高へ。
名古屋から松本までは横なぐりの雨、そして松本からはこれまた横なぐりの雪。

姨捨SAではどんよりとした雨雲の下に善光寺平。
それでも遠方には微かな雲の切れ目

赤倉観光リゾートスキー場、通称アカカンに到着したときには少し陽射し、でも暫くすると雨☔
せっかくのなのでスキー。雨の中、上部へいくと一番上は雪。
春先の雨にうたれた雪、朝の内は重いながら気持ち良く。


新赤倉を望みながら。

こんな天気なのでお客さんも少なく、快適に。
気温が上がってくるとつんのめる雪になり始めたので怪我をしないうちに10:30にスキーを撤収。
夜桜で有名な高田城はどうなっているかな、鮫ケ尾城のカタクリは?と気になったので北上。
ついでに直江津の知人のお店へ行こうと思っていたらたまたま知人は用があっていいないとのことで別のお店
直江津の“ニューハルピン”さん

湯麺を美味しくいただきました
お昼の後は高田城へ
お城の土手には蕗のとう

椿が冬の最後のときを

雪の少なかった昨年に比べて雪の多かった今年は雪がまだ沢山残っています。
その雪の中で川津桜が一本咲いていました
雪の原に一本、春の先駆け、春の訪れを宣言しているような薄寒桜ですね。
周りのソメイヨシノをみると蕾も膨らんでいて、天気次第では一気に膨らみそう。
そして鮫ケ尾城跡へ。斐太神社からの参道は雪が多いですが、池の周りの雪は融けていて、カタクリと思われる小さな葉っぱも。暖かい日が続くと咲き始めるかな。
夜はまもなく閉店になる赤倉温泉街の”うどんの歩“さんへ。



寂しくなります。
これから毎週末はここへ
翌日、日曜日は東京の実家経由で名古屋へ

横川のSAの周りには真っ赤になった杉の木。
花粉症でないのですが、みるだけで鼻がムズムズしてきそう。

バックミラー越しに雪山。
土曜日は下界では雨でしたが低気圧の関係で標高の高いところは雪。表層雪崩の一番起きそうなコンディション。案の定、乗鞍岳のツアーコースで雪崩。この場所は毎年雪崩が起きています。基本的にはこの時期は危険なので近寄りませんが、このコースは山の知識なくても簡単に近づけるので初心者も多いです。
東京の実家近くの、子供のときには良く放課後遊んでいた神社へ

東京で唯一の伊勢神宮の分社。そんなに由緒ある神社とは思わずに子供のときは毎日、学校帰りに遊んでいましたが。

桜は咲き始め






ご朱印を待つ、とんでもないくらいの行列

武漢肺炎の汚染地帯、東京の人の集まっているところは近づきたくないので、近づかず。これでは感染者減りませんね。
神社の隣の卒業した小学校

創立145年。
校庭開放日で野球の練習。半世紀前にも同じことしていたなと。
まもなく隣の御屋敷跡に移転するとのこと。
昔は一クラス50人近く、5クラス~7クラスあったのに今は一クラス30人くらい、1学年1クラスとなれば小さくなるのも仕方ないかな。この場所には近くにある総合病院が移転。この病院も子供のときからありますが、何しろ住宅街の中にあるので飛び地飛び地に増設したのでバラバラに。
それをある程度まとめるようです。
近くには

子供のときからある東京でも有数の古い喫茶店
そして昼は人の少ない飲み屋街



お昼ご飯を母と食べて神奈川登戸の父のお墓参りをして名古屋へ


お気に入りの東名高速由比PAから。
今年みた中で一番雪が多いように見える富士山
ちょっと写真を加工



暖かいな、と思う陽射し
それもそのはず、月曜日の朝の名古屋の大須観音









先週月曜日にはまだ、蕾だった桜が開花
梅が先週咲いていた場所にも梅の花は無く桜が。
もう、春ですね。























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どっぷりスキーにつかるはずでしたが

2021-03-09 09:51:57 | スキー
休みをとってのんびりとスキー。
ところが土曜日の天気予報は野沢温泉スキー場でも雨



2週間前には腰の高さまで雪が積もっていた飯山市117号線も雪はかなり減っています
日本三大火祭りの一つである野沢温泉の道祖神祭も武漢肺炎のために中止に。いつもならばこの場所に最後に焼かれたお社が残っていますが今年は無し。本当に某国は日本のみならず世界中の文化、伝統を破壊しましたね。

野沢温泉のマンホールは伝統工芸の鳩車がモチーフ。あとは98年の長野オリンピックをモチーフにしたものもあります。
天気悪いのでスキーはせずに長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑へ。

以前に来たときには外国人、特にアジア系が多く、猿を追いかけたりしていて酷い状況でした。今年は武漢肺炎のため鬱陶しい外国人も少ないと思い出かけました。案の定、日本人が多かったですが外国人も若干。なんと外交官ナンバーの車も数台いました。とは言え、観光客もそこそこでゆったりと。








































ゆっくりとお猿さんをみることができました。
なにか、進化したはずの我々が色々と身につまされる、そんな感じです。
まだ、11時前なので、全く逆方向の魚沼へ。



ひたすら117号線を北上。途中、十日町でラーメン屋さんで。地元の人達が入れ替わり立ち替わり来ていました。美味しかったです。
そして目的地、南魚沼市の美術館へ

トミオカホワイト美術館。
白、雪にこだわった芸術家の方の美術館。
目の前には八海山が望めるようですが雲の中。



目的はニセコ在住の写真家の渡辺洋一さんの写真展。
数年前から年に1回、出版されるSTUBEN MAGAZINEを発刊されています。
この雑誌、写真集としても素敵ですが毎回、スキー、雪国の人々の生活、伝統、文化を特集されていて本当にお気に入りの本です。我が家にも創刊号からあります。
素敵な写真を見てからはひたすら野沢温泉へ。
名古屋→野沢温泉→山ノ内町→南魚沼市→野沢温泉と土曜日だけで500Km以上の移動でした。

夕飯前に外湯、🍶と🍺
翌朝はやっぱり野沢温泉
朝風呂へ
日曜日は雨の降った土曜日、そして夜は冷えたためスキー場はアイスバーン状態。テレマークスキーには最悪の状態。天気もガスがかかっていたりしていましたが、標高差のある野沢温泉スキー場、ときおり雲海の上に遠くの山々を望むことが出来ました。

朝一番のスカイラインコースからは
妙高山、火打山、そして多分小さく見えるのは雨飾山。こんな光景は初めて。
ただエッジの丸まったスキー板では滑ることが出来ないくらいのアイスバーン。なんとか降りてきて、天気が少しは良くなることを期待して早めにお昼



やっぱり、ゲレ食と言えば🍺とカツカレー。
昔ながらのお昼
少しはガスが切れ始めたので山頂へ









霧氷が綺麗。
でも昼過ぎでも霧氷が残っているということは寒いということでアイスバーンは相変わらず
今日は早めに切り上げて温泉へ
相変わらず妙高山方面は雲海の上に山々。
ちょうど日影ゲレンデでは頭上を。

ジップライン
景色は良いですが寒そうですね


降りてきて温泉へ

降りてきて野沢温泉からの眺望図。
んっ!と驚いたのは
”火打岳“
火打山には30年以上通っていますが、火打岳という表現は????尾瀬の燧ヶ岳と混同しているのかな。妙高その他の頸城の人達にとってはオラが山の1つ、大切な山なのですがね。
ポカポカしていたので少しは歩いて一番奥の滝之湯へ


温泉に入ってホッコリと、そして春のような陽射しで温泉街を散策

もう、蕗のとうも。

犬も気持ちよさそう。
そういえば、スキー場へのベルトコンベアの遊ロード沿いからは

杉の花
花粉症の嫁さんはみただけで鼻がムズムズするそうです。

温泉街からは昔の長坂ゴンドラの跡と新しい長坂ゴンドラがよく見えます
宿には懐かしいポスター

このポスターをみると昔のゴンドラは1990年にかけられたのですね。その前は小さなポーマ、我々はマーブルチョコレート、と読んでいましたが。マーブルチョコレート、知っている人はそれなりのお年の方かと。
月曜日は天気の回復が遅れてガスが多め





新しい長坂ゴンドラへ。
大きく10人が座れます。また、グリーンシーズンには足元の床がガラス張りに。今はカバーがついています。
天気の回復が遅れているので今日も早めにお昼

もつ煮。
これもゲレ食の定番の一つ。
名古屋の赤味噌ではなく信州なので白味噌、合わせ味噌。
山頂部のみ快晴☀️
でも、相変わらず妙高山方面は雲海の上
天気よく気持ち良く、この三日間の鬱憤を晴らすようにスキーを。
さすがに野沢温泉スキー場、やっぱりロングコースでスキーを楽しめます!
降りてきて温泉
宿のおじさん、おばさんに挨拶を。

いつものみゆき商店さんへ


バナナ一本まるごと入っているバナナボート
道祖神饅頭(温泉饅頭)と添加物ゼロの野沢菜を購入して名古屋へ
ところで野沢温泉は観光の村でも有り、色々と努力されています。
村発行の野沢温泉村内限定のクーポン券。
宿泊にも使えます。我々も利用。
7,000円で10,000円分。
村全体でお客さんを呼び込む色々な手を。
そしてさらに驚いたのはゴンドラでの感染対策。
降りてきたゴンドラにスタッフが乗り込み素早く除菌作業、回転してきてお客さんが乗り込む、その徹底した感染対策。新しい長坂ゴンドラのみならず昔からの日影ゴンドラでも。確かに、グループでゴンドラに乗車するとほとんど皆さんマスク緩めて会話しているようです。こんな所から感染する可能性も。そういえば温泉街からは感染者は出ていないそうです。お客さんを護るのはもちろ自分たちを護る、その徹底さには感心するのと同時に安心感も。
また、リフト等のスタッフがとても若い、ということ。もちろんアルバイトも多いでしょうが村の若者たちも多いようです。スキー場としての魅了もありますが、このような若者たちの多いということは野沢温泉村の魅力なのでしょうね。
春の天気に振り回されましたがスキー三昧、そして冬の楽しみを味わった三日間でした





































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