ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

日本の基幹高速道路閉鎖の東京日帰り

2022-09-26 14:56:01 | 
東京日帰りの用事。
早朝、名古屋を出て東京へ向かおうとすると台風の影響で静岡県では東名高速、新東名高速ともに通行止め。
と言うことで、上り下りがあり、曲線部だらけの、使いたくない中央道経由で。
夜明け前の恵那山、雲に覆われていて山頂のみ。
伊那谷では濃霧の中
東京からの下り線は多くの迂回の車でいつもよりも多くの通行量。
すると早朝には普段はあまり見かけない長野県警のネズミ取り。
わざわざ、運転しにくい山梨県を抜けて長野県の岡谷から南区間の比較的運転しやすいところで。
相変わらずの長野県警。いつもながらエゲツナイ。
山梨県に入ると甲斐駒ヶ岳も雲の中、山頂のみ。
今度は東京方面の上り線で事故多数。皆さん、運転しにくい中央道経由、お疲れがみえはじめる頃ですね
当然、富士山も雲の中。
用事を済ませて神奈川県登戸の父の墓参り
しかし、相変わらず東名高速、新東名高速は通行止め。その手前は大混雑。ということで外環道の途中まで一般道で。相模愛川から高速、そして中央道経由

中央道へ入ると東京方面は大渋滞
なんだかんだで朝4時に名古屋を出て夜8時に名古屋へ。走行距離は780Km。スバルのアイサイトで半自動運転なので楽なのですが。この日は少し事情が違っていました。九州方面の長距離トラックが多数。ただでさえ曲がりくねって上り下りのある中央道。大型トラックが追い越し車線へ入ると、すぐに数珠繋ぎ。長距離トラックも普段使い慣れていない中央道。酷い運転も多かったです。
おかげで、ただでさえ上り下りが多くて燃費に影響与える中央高速道路、とりわけこの日の燃費は良くなかったです。
自宅に戻って近所のラーメン屋さんへ。


ほっとしたひととき

つくづく、東名高速、特に新東名高速の運転のしやすさ、痛感しました。と、スバルのアイサイトの便利さも。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とある山小屋での出来事

2022-09-21 12:32:17 | 
かれこれ35年以上通っていた山小屋。
色々な思い出、人との出会い。
しかし、数年前に経営形態が変わって、従来の地元を熟知した管理人の上に、全く山を知らない、地元の事は詳しくない人間が責任者に。
当然、従来の登山者も減り、山小屋の良き雰囲気も大きく変わってしまいました。

熟知した管理人は辞めてしまい、自分も、変わり果てた山小屋を目にするよりも、以前の思い出を大事に、と今年から登るのをやめました。

そして、最近、残っていたこの山域に詳しかった若いスタッフもやめてしまいました。その結果、急遽アルバイトを募集、その地域に詳しくない人達での自転車操業。

伝え聞くところによると、この責任者が、現代社会では許されないことをしたようです。これが事実ならば由々しき問題ですし、内部統制のとれた企業ならば、懲戒行為。自分の勤めていた会社では、かなり厳しい処分が下される行為。
彼の元々いた企業では許されていたのだろうか?


それにしても、どうして山小屋の管理人に憧れる人達が多いのだろうか?
そんなに楽な仕事に見えるのだろうか?
小さいながらも山小屋という組織、小さいが故にチームワークが1番大事。でも、どっかり座ってアレコレと登山客に“一種の尊敬の念”を受けると、気持ち良い、と思うのだろうか?
美しい自然の中で、皆にチヤホヤされて気持ち良くなる、そんなのが管理人、と思い込んでしまうからだろうか。長年会社勤めをしていて経営という観点から見れば、そんな楽な話ではないと。

でも、普段は何も無くても、いざ要救助者がいる非常事態には先頭に立ってたちふるまわなければならないことも。長く通っているのでそのような事は何回も目にしたり、手伝ったりしたことも。

多分、数年前に潜り込んだ人物も同じ感覚だったのだろうと。その結果、失われたものは多大な物に。


日本という国は、なぜ、ここまで、外見的だけで、無責任、いい加減な社会になったのだろうか?

昔は、現代では許されない、緩いところも多々ありましたが、”責任“ということについては現代以上に厳しかったと。

変わってしまった、と。


山小屋は、そのロケーションと共に、その山小屋に携わる人達の素晴らしさでなり立ちます。

早く、昔の、素敵な山小屋に






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しくコーティングをした車で原生林の森に

2022-09-19 15:14:26 | アウトドア
先週、預けた車を引きとりに東京へ
久しぶりに東海道新幹線で。
早朝の名古屋駅、まだ、人は少ないです。
名古屋駅のシンボル“飛翔”のモニュメントは取り外し。リニアの地下駅のために。

6:00にはまだ新幹線の改札口も開いて居ないのでぶらぶらと。
コンコースも閑散と。
でも、在来線の中央線方面の特急に向かっては大きなザックを持った登山者の人達も多数。台風が来るのに、と思いますが。
やはり世界に冠たる新幹線。立て続けに発車します。
JR.東海の会員なので休日のこだまは格安料金。
多少時間かかっても安く、のんびりと。

お目当ての始発電車入線

新幹線に乗れば、名物の硬くて食べるのに苦労するアイスクリームを。
しかも、この日発売の”ドクターイエロー“のこのアイスクリーム専用のスプーン。新潟県燕のメイドインジャパン。

そして名古屋と言えば味噌カツサンド。
台風が近づいているためか、天気悪く、富士川を渡って見えるはずの富士山も雲の中。
予定通りに東京駅着。
東京駅は三連休初日とあって物凄い数の旅行者。
東京は人が多すぎる、と痛感

先週に頼んで預けてコーティングをお願いしておいた車とご対面。
前の車もお願いしていたポリッシュファクトリーさん。コーティング専門、そして日本各地から車のコーティングのために車好きの人達が集まります。写真でしか見たことのない凄い車も。値段は少し高めですが、メンテナンスは楽、5年近くたっても新車同然に。
今回、多分、人生で最後の車?となると思うので、お願いを。普通はガラスコーティングですが、最後の車と思うので、セラミックコーティングを。及川さんとは車の話はもちろん、歳なので健康の話、または、新しもの好きなので色んなガジェットとか、2時間以上、楽しくお話を。
昼過ぎにおいとまして練馬インターから関越自動車道で新潟県妙高市へ。
新潟県では県民割りを9月末まで延長。この新潟県民割りには愛知県民も利用可能。ということでいつもの小学校、中学校の先輩の宿へ。
宿へ寄ってから、クーポンを受け取って妙高市新井の“やまぎし酒店”さんへ


地元のお酒と、妙高市の名産品”カンズリ“を使ったキノコの製品とそれに合うように調節された妙高地元の千代の光の特別酒とのセットを
宿に戻ったら部屋からは妙高山。
空の雲は秋の雲
夜は知人といつもの“うどんの歩”さんへ。
いつもながらの山浦さんご夫妻の素敵な料理。最後の夏野菜も。
ビールと地元のお酒、鮎正宗で。

翌朝、起きると台風が近づいているためか、怪しげな雲と妙高山
天気も大きく崩れることなく、妙高市の奥の”平丸“のブナ林へ。
中々人も行かない場所、熊も沢山いると思いますが、たまたま、地元の方達が草刈り。草刈り機のエンジン音が響き渡るので、熊の出没はないな、と少し奥まで。


ブナの原生林と言えば同じ新潟県、松之山の“美人林”が有名ですが、ここのブナ林も見事です。


ブナ林に日の光が差し込むと、厳かな気持ちになります。
足元を見ると、新しい命が。
人間の世に、何があっても自然は太古の昔から変わらず営みを繰り返していきます。
草刈りをしていらっしゃった方は、平丸の集落でスゲ細工をされている方で、直江津から通っているとのこと。ご苦労様です。こういう方達のおかけで、ブナ原生林を楽しめるのですね。
名古屋ナンバーの車を見て”わざわざ、遠くからこんな奥地まで来てくれて有難い“と。“いや、もう妙高の髙谷池ヒュッテへ通って35年近く”と答えました。すると“なにか、髙谷池ヒュッテでゴタゴタが起きているようですね”と。
髙谷池ヒュッテのゴタゴタ、結構、知られ渡ってしまいましたね。困ったものです。良い山小屋に戻って欲しいとは思いますが。壊された小屋の伝統、歴史。回復は大変かもしれませんね。
妙高からは国道18号線、そして木曽路へ国道19号線で名古屋へ。いつもの木曽、上松のお蕎麦屋さん、”越前屋“さん。

美味しいお蕎麦をいただき、頼んでいた夜の美味しいお酒とのための“蕎麦寿司”をもって名古屋へ

世の中は三連休ですが、月曜日は出勤。台風接近の中を。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋の名月を高速バスから

2022-09-13 11:28:37 | 
名古屋東京日帰り。
雨も降らず天気もちそうなので、新東名高速から景色の良い海沿いの東名高速へ
人も少ない由比PAからは目の前に海が見ることができて、上りも下りも必ず寄ります。
潮風、を感じる事が。
すぐ裏手には”薩埵(さった)峠“。
ここから、目の前に富士山、左手から東海道線、東名高速、そして駿河湾と一望できて、写真撮影で有名な場所。誰でも一度は見たことのある写真。


でも、とても哀しい看板も。
東名高速では必ず寄る”鮎沢RA“。隣の足柄SAは多くの観光客でごった返しますが、ここは長距離トラック用に広い駐車スペースがあってゆったりしています。
そして、レストランも、安くてボリューム満点。しかも美味しいです。
嫁さんは、味が濃い、と。トラックの運転手さんの活力源なので味が濃くて、量が多いのかな。ちなみに、ご飯と味噌汁はおかわり自由です。
本当は、目の前に、ド~んと富士山が見えますが、今日は雲の中
東名川崎で下りて神奈川登戸のお寺さんへ墓参り。中部のこの時期の栗きんとんをもって、お寺さんへご挨拶。
なぜか、土曜日なのに東名高速の下り線はガラガラ。いつも、東京から出る車で多いときには御殿場インターから渋滞していますが、今日は横浜インターまで拍子抜けするくらいに車、いません。
母親に会って実家へ、そして車を預けに練馬へ。
車のコーティングのために。前の車でもお願いしたお店へ。
車を預けたので復路は高速バスで。
東京駅発新宿経由名古屋行き。
東名高速バスには、急行、特急、超特急とありますが、このバスはさらに上の“直行便”。東京駅を出ると新宿バスタの他は名古屋まで途中休憩を除いてノンストップ
ネット予約では、”二階“とのことで二階建てバスと思って最前列を予約。ところが
来たのは普通のハイデッカー車。
残念。
高速バスは、コロナのために車内でのアルコール禁止、と言うことでノンアルコールで出発の乾杯
東京駅地下のデパ地下で買ったおつまみと。

国会議事堂を見ながら新宿へ、そして新東名高速
この日は中秋の名月。
バスからお月見。
5時間で名古屋へ。
それにしても、いつもは自分で運転しているのでハイデッカーバスに乗って高いところから見ていると、普段気がつかないことも。東京を出て暫くすると、長距離トラックの運転手さん、スマホ片手に運転する人達、多いですね。どうりで追い越し車線で後ろがつまっていても、そして走行車線が空いていても、ゆっくり走るトラック多いわけですね。スマホ片手に、後ろを見ていないので。

単調な運転に飽きてしまうのは判りますが、怖い





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜか、週末に天気が悪い今年

2022-09-07 10:39:11 | アウトドア
今年はなぜか、週末になると天気悪く、登山できません。
今週末も、予定していた乗鞍岳登山(平湯尾根下山)でしたが、ダメ。高山に泊まる予定であったので飛騨地方へ。ホテルのポイントを使って安く泊まれるのが今月末までなのでキャンセルせず。
ひたすら長良川沿いに。
上流にダムの無い長良川、ひとたび雨が降ると川は広くなり荒れていきます。
天気悪く川霧も。
長良川の写真を撮っているとディーゼルの音。長良川鉄道のかわいい気動車が。

こう毎週のように天気悪いと山登りできず、加齢も加わって体力が落ちるのが如実に。
①雨が降っても
②外で(アウトドアで)
③身体を使う
と言うことを考えると、飛騨地方に多い鍾乳洞巡りを。
飛騨地方には日本でも珍しいくらい沢山の鍾乳洞があります。先日もマツコさんのテレビでも。
ケービングのツアーも沢山ありますが、閉所恐怖症ではありませんが、あまり狭いところは、と言うことで今回は普通に。
最初に
・懐中電灯で回る“縄文鍾乳洞”
・日本有数の大きさの”郡上大滝鍾乳洞“
・日本有数の高低差のある“郡上美山鍾乳洞”


大滝鍾乳洞はミシミシと音がするケーブルカーで。日本有数の広さだそうで、あちらこちらに未発掘の通路が。公開されているのはごく一部。

美山鍾乳洞はひたすら登っていく鍾乳洞。中には、鍾乳洞最低地の表示、出口まで80mと。距離かと思っていましたらどうも標高のようでした。

三カ所それぞれ1時間弱、計3時間弱の運動。
それも、太古からの自然の美しい歴史をみながら。よい運動に(運土不足解消にはほど遠いですが)。
鍾乳洞から郡上八幡経由で高山へ。
山道を下っていく中で、緑の木々中の山城”郡上八幡城“の白さが綺麗でした。(車は止めることはできなかむたので写真は無し)
郡上八幡をぬけて隣の白鳥町で鮎雑炊。
長良川といえば、鮎釣りで有名。多くの太公望で川は釣り竿で溢れます。そして、釣った鮎は、持ち帰る人もいますが、近くのお店で買い取ってくれます。そのため、長良川沿いの飲食店では、天然鮎が豊富。一説には養殖の方が高いと。
そう言えば、白鳥町には現役時代に取引をさせていただいた会社の工場があり、良く通いました。その工場の従業員の方達は、皆さん、朝早く鮎を釣ってから出勤されている方達も多かったです。
今日は長良川も荒れていて釣りをされている方は居ませんでした。
山を越えて高山へ行く途中の荘川に“駅”
ここには一度も鉄道は敷設されたことはありません。実は、かつて、国鉄バスが名古屋と金沢を結んでいた当時日本一の長さの路線バスが。”名金線“。この路線は名古屋から長良川沿いに進み、白川郷経由で金沢へ。
その途中にこの“牧戸駅”。
この名金線は数年前には夏限定で運行されていましたが今はもう。
そしてこの名金線は、かつての国鉄バスの車掌さんの”佐藤良二さん“が路線に沿って桜の木を植えた事でも有名。
映画では”桜の木を植えた男“として本にもなり、映画では篠山三郎さん、テレビでは加藤剛さんなどが出演されていました。
佐藤良二さんは志半ばで亡くなりましたが、国鉄バス千種営業所の後輩の方達がその意思をついで植樹を続けてきました。
今でも、春になると長良川沿い、山越えの各所に桜並木が残っていて、見事です。
高山の夜はもう40年近く通っているお店へ。
会社に入社した頃、会社の先輩達に連れられて北アルプスへ。当時の北アルプスの山小屋の食事は
今ほど立派ではなかったので、下山したら皆でもっていたお金を握りしめて高山のお店へ。
そして、高山の素敵なバー“rabbit hole”さんへ

バーのマスターといえば寡黙というイメージですが話し好きなマスター。ワインとウィスキーの蘊蓄は凄いです。
娘さんが作ったモヘアのウサギのマスコット。
幾つかあったのですが、好きな人たちが買っていったそうです。
夏休み明け最初の週末なので観光客もおらず閑散とした高山の夜。

翌朝は宮川の朝市へ。馴染みのお店のおばさんと話をして漬物、自家製のジャムを。
漬物はオマケして貰いました。
おばさんとまた、と挨拶してぶらぶらと。
インバウンド、とくにアジア系のツアー客が多かった時にはたまにトラブルが朝市であったようです。”値切る“と言う風習はこの高山の朝市にはないのにやたらとも値切ってトラブル。高山の朝市では、一品オマケしたり、お金の端数を切ったりする事はあっても値切り交渉をする事はないです。
まぁ、他人様の文化に対して尊敬の念の無い国の人達ですから仕方無いですが。寧ろ、こういった海外からの旅行客がいなくなって良いです。いつまでも、落ち着いた高山であってほしいです。

また、いつも寄らせて貰っているお店で、地元の桃を使ったジュース。春には山菜、新鮮な野菜。

目の前で桃を搾っただけの100%桃。
自然の甘みで美味しく。宮川を流れる風に秋を感じながら。
早めにお昼。
赤い中橋のたもとの“のがわ”さんへ。
築150年以上の古民家、ほっとします。
冷たいうどん。
雰囲気もあって素敵なお店

自宅の夕食用に飛騨牛の握り寿司とぶり寿司を”京絲“さんで買ってから名古屋へ。
名古屋までは150Km程度なので高速道路使わず国道41号線、別名“益田街道””ブリ街道““ノーベル街道”で。
高山の隣の久々野町にある”坂本酒店“さんへ。
世界のワイン、それも珍しいものも多く、全国からお客さんが来る隠れた名店。
我が家はいつも、ここで、家飲み用のスパークリングワインを。餃子の時にはいつも、スパークリングワインで“シャンパン餃子”。知り合いのソムリエさんに教えて貰いました。ラー油ではなく柑橘類の汁に黒胡椒で。スパークリングワインといえば高い物もありますが、我が家の餃子用には安いものを。いつも寄るのでお店のご主人もお手頃価格のスパークリングワインを出してきてくれます。
ご主人、奥さん、弟さんとお話をしてからひたすら名古屋へ。スバルのアイサイトなので運転はストレス無く楽に。

週末、中々天気に恵まれません







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする