ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

梅雨の晴れ間の間の”夏“

2016-06-26 18:02:36 | 
土曜日は雨のち晴れの予報。
下界は雨、霧

ところが、笹ヶ峰は晴れ間。
まさに”笹ヶ峰マジック“
雨に濡れずに(でも本当は完全防水の装備でしたが)

黒沢橋は濁って増水。
登るにしたがい、この時期には珍しいくらい夏のお花





そしてなんと、富士見平からのトラバースの途中にハクサンコザクラ。

髙谷池ヒュッテで荷を下ろして天狗の庭へ






そしてなんとワタスゲが。

完全に夏が。そしてなんと例年、これからのハクサンコザクラ、今年はもうおしまいに近い状態。
ひと月近く、早く季節がまわっています。

小屋に戻って夜の宴会の準備。愛知県知多半島産のタコの干物。
夜は大雨、でも朝になると晴れ

黒沢の橋で、大きなザックに、何やらビニール袋を入れて歩いて来るお二人と遭遇。漁協の方で、イワナの稚魚を放流に。



今日、この近辺で一斉に放流だそうです。

防水カメラを涼しげな黒沢の流れに入れるとイワナが。

元気に育ってほしいものです。
笹ヶ峰におりればいつもの明星荘さんの山菜冷やし蕎麦。
そしてこの時期のお宝

笹ヶ峰で採れたはちみつ。春先に養蜂家が笹ヶ峰ではちみつを。
本当になんの混じりけの無い100%天然、国産の贅沢なはちみつ。

売り物とは別の精製していないはちみつを分けてもらいました。本当に贅沢。

帰りの笹ヶ峰林道ではお猿さんのお見送り
それにしても今年は季節が早くまわっています。来週から髙谷池ヒュッテは
ハクサンコザクラからの高山植物のお花を見に来る登山客で予約いっぱい。
でも、今年は、皆さんが来るときには殆ど終わってしまって残念なことになりそう。
昨日は天気予報もよくなかったこともあってお客さんは少なかったです。
でも、皆さん、季節はずれの早いお花を堪能されていました。
また、この小屋、こじんまりしているおかげで、見知らぬお客さん同士、すぐに打ち解けていました。互いにお花の話とか、日曜日に一緒に予定を立てたり。
これも、この小屋の雰囲気、そしてそれを支えているスタッフの心配りのおかげなのでは、と。
それにしても季節がおかしい?
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これぞ”日本映画”

2016-06-19 14:09:59 | 映画

土曜日に前篇、日曜日に後編

とっても重厚で、すばらしい映画。

ハリウッドとは異なり、日本的な、寡黙な、そして、その裏の人への想い。

出演者も素晴らしい、今の日本を代表するような、若手から大ベテラン。

今のところ、今年観た映画、特に日本映画では最高なもの。

裕福な”時間(とき)”をすごせました

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フェリー予約、パソコンフリーズ

2016-06-12 19:33:38 | アウトドア
今年は初めてお盆休みに北海道へフェリーで。
2カ月前の朝9時からインターネット予約。ということで土曜日の朝9時に自宅のパソコンでアクセスすると、なんとパソコン固まってしまいました。アクセスが集中して。
15分間アクセストライ、ようやく接続して予約。なんと、自動車は予約可能なものの、バイクは満車。
インターネットで見ていると、バイクの予約が、プラチナチケットとなっているようです。
復路も大変そうな!
9時半に名古屋を出て、長野県南信の大鹿村へ青いケシの花を。
いつもは、9時なんていう”普通の時間“には高速道路を走行していないので、あまりにも醜い高速道路の状況。
なんで込んでいるのかなぁ、と思って走って行くと、追い越し車線をゆっくり走る車多数、走行車線は空いているのに!
そして殆どが、女性の運転。老いも若きも。
不思議!皆さん、ハンドルにしがみついています。
多少、イラつきましたが、アイサイトで楽に。

中村農園さん、いつもは朝早くなのですが今日は普通の時間。多くの観光客。

ヒマラヤの青いケシ、いつもながら綺麗。このケシからは危ない薬はとれず、観賞用。

中村農園さんには青いケシ以外にもお花が沢山


中村農園さんから奥に、取っても美味しい湧き水。

湧き水の脇の石にはどなたかの句が。

戻る途中の大池には、クリンソウが。




見事です。
いつも、寄る”おい菜“さんへ。

ここは標高1000m以上、天気が良ければ中央アルプスがよくみえますが、今日はあいにく雲の中。

ここはパラグライダーの発着ポイント。夏には多くのライダーが来ます。

いつもはおじさん、おばさん、息子さんとのんびりお話ししますが、青いケシをはじめとして見に来た観光客で、お店はごった返しています。
おじさん、おばさんから!”ごめんね!今度、ゆっくりきてね!“
このおい菜さんのおじさん、鹿肉、猪肉をさばいています。いつも、ここで購入。さばきかた、うまいので、味は最高。
大鹿村の狭い山道をどんどん上がって来る、”下手くそな“車とすれ違いながら、飯田経由、名古屋へ。
日曜日は、昼前に町内会の防災訓練。
その前に、朝、早起きして知多半島の市場へお魚を。


いつものおじさんに、クロダイとコチを、さばいてもらいました



自宅から一般道天気片道1時間半。
朝早くなので車も少なく、海を見ながら気持ちよいドライブ。
朝10時には自宅へ。
防災訓練へ。
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お久しぶりの高谷池

2016-06-05 19:04:15 | 

昨年、頸椎圧搾症で入院して以来、10ヶ月ぶりに高谷池ヒュッテへ。
新緑が目に痛いくらい

黒沢橋では新緑と美しい川の流れ

お花も



なんと、ハクサンコザクラも

今年は例年よりも一ヶ月以上季節が進んでいます。例年ならば7月の海の日が満開の見頃のハクサンコザクラも今年はないかも?
それにしても、焼山の噴煙、音も凄いです

久しぶりの高谷池ヒュッテ





夜は楽しくスタッフと

翌朝は、焼山の轟音が響いています。


昨日は山頂付近と下部から噴煙出ていましたが、今日は山頂付近で新たな噴煙、微妙に昨日とは噴火の様子が違います。
新緑の中を下山、いつものように明星荘さんで、とても美味しい山菜蕎麦。

山から下りてくると無性に食べたくなる山菜蕎麦。
そして、関温泉の登美屋さんで♨
お風呂は関温泉独特の鉄分の多い、赤いお湯

お風呂上がりに風が心地良く。
名古屋まで、スバルのアイサイトで、楽々と。本当に高速道路ではこのアイサイト、最高です。
久しぶりの山行。

高谷池ヒュッテは今年から大きく変わろうとしています。規模の拡張と水洗トイレ化。

この小屋の良いところは、なんといってもこじんまりとしたところ。小さい小屋だからこそ、お客さん同士のの交流が盛んです。昨晩も、初めてのお客さん同士で、近いので今度、◯◯山へ行きましょう!と盛り上がっていました。

個室だらけの山小屋より、素敵な出会いがあるのが、高谷池ヒュッテの魅力。 

確かに、他人との交流、ふれあいを嫌がる風潮の現代社会では時代遅れなのかもしれません。でも、それを時代遅れと考えるのではなく、小屋の特徴とすれば良いと思いますが。

また、トイレの水洗化。今の"ポットントイレ"は慣れない人もいるでしょう。 

でも、使用する水、どこから持ってくるのでしょうか?

今年は高谷池の水、少なめ、梅雨の雨次第では秋には飲料水ですら事欠くような事態になりそう。こんな時に水洗トイレはどうするのでしょうか?

飲料水に不自由する事態は高谷池ヒュッテではよく起こります。

いずれにしても高谷池ヒュッテも大きく変わりそうです。でも、時代の上っ面の流れに左右されることなく、しっとりとした、それでいて心が休まるような、心のオアシスのような山小屋になって欲しいです!

古くなった施設の改善と、この小屋の雰囲気の維持、このバランスは難しいですが。

でも、この小屋のスタッフは冬も含めて本当にこの山が好きな素敵なメンバーです。彼らがいる限り、小屋の良さは維持されるとは思いますが。そして彼らに会いに来る小屋のサポーター達。

かれこれ30年近く、100回以上訪れている物好きの戯言ですが。

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