ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

晩秋の妙高笹ヶ峰キノコキャンプ

2019-10-27 17:49:33 | アウトドア
毎年恒例の妙高笹ヶ峰でのキノコキャンプ




途中の駒ケ岳SAでご当地パンを。
ちょっとした小腹を満たすのにはぴったり✌
妙高笹ヶ峰には我々が一番乗り。
お昼前なのでいつもの明星荘さんで


暖かいうどんとおそば。
今年もお世話になりました!
また来年もお世話になります。
お昼過ぎに、皆さん集合、1杯やりながら(1杯ではすまない人達ばかりですが)、ユルユルと。
そしてキノコ探し




















食べられそうなもの、怪しいもの、色々と。もちろん、キノコに詳しいひとばかりなので、怪しいものは勿論食べません。
















今年は紅葉が遅れ気味なのでちょうど見頃。
戻ってきたら宴会🍶




そして楽しく宴会。
今年は、お久しぶりのメンバーもいて楽しく盛り上がり




そして、恒例の大人の火遊び🔥




炎の揺らぎに心がワクワクするのはその昔、子供だった大人たち。
吞みながら、そして炎を見ながら夜は更けていきます。空には天の川、プレアデス、沢山。
今年は冷え込みもあまりなく、朝を迎えました。


そして昔子供だった大人たち

雨が降る予報の天気予報でしたがなんとかもちそうなので晩秋の笹ヶ峰を散策




















ちょうど晩秋の色合いを楽しめます。



















熊棚も発見


熊棚のある木の幹には熊さんが登ったときにつけた爪痕も。














笹ヶ峰では青空も。
でも笹ヶ峰から下ってくると雨☔
"笹ヶ峰マジック"
本当になんとか天気がもちこたえたのは普段の行いの良い昔の子供達のおかげかな?
風邪気味だったのでお蕎麦を食べて名古屋へ。

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東海道をひたすらに

2019-10-23 12:39:06 | 旅行記
週末は、東京の実家へ。
名古屋からは東海道を。

西尾市吉良町へ。
ここは赤穂浪士では”悪役”として有名になった吉良上野介の領地
吉良家のお墓へ。




華蔵寺が菩提寺












案内表示も”吉良さん”と、親しみを込めたものもあります。








お寺の中へ。
他にも関東地方から来ている人がいましたが(車のナンバーで)、お金を払わずに障子を勝手に開けてパカパカと写真撮っている年寄りがいましたが、わが家きちんとお金を払って中へ(たった200円なのに!)
中は、昔ながらの雰囲気、そして枯山水のお庭が素敵。






今は、歴史研究も進み、吉良上野介=悪役、浅野内匠頭=善人ということもなく、むしろ吉良上野介は名君、浅野内匠頭は癇癪持ちのどちらかというと無能な殿様、松の廊下の刃傷沙汰も、浅野家の江戸の無能な役人にも起因しているとか、色々と。
また近々、この刃傷沙汰の映画も公開されるので、寄ってみました。

地元の無念さがよく表れています。

近くには日本初の南極探検をした白瀬隊長のお墓があるのでついでに。













もともとは愛知県の挙母町(ころもまち)、今の豊田市で没していますが奥さんゆかりの地の西尾市へ分骨したものだそうです。




南極観測船”しらせ”のスクリュー。
この船、もといた会社で建造した船だったかな。
あとは浜松方面へ。




新所原駅にあるうなぎ屋さんで母も好きな鰻を購入。このお店で国産の実際に焼いていて、しかも高くないです。穴場。
この新所原駅の隣の鷲津は豊田家発祥の地、今も豊田町という地名が残っています。天竜川の運ばれてきた木材を使って豊田佐吉が機織り機を作ったのが豊田自動織機、その会社の子会社としてできたのが豊田自動車。ちなみに昔は”豊田”と書いて”とよだ”と濁っていました。最初のトヨタ車もエンブレムは”TOYODA”でした。
しばらく東海道(国道1号線)を走って東名、そして新東名で東京へ。
日曜日は東名、新東名が下り線が集中工事なので東海道(1号線)を、名古屋へ。



やはり旧街道の名残も多く、松林も。
大磯あたりではサーフボードを自転車にくくりつけた年配の人達(還暦の自分にとっても先輩と思われる人達)が沢山。
そして箱根越え







芦ノ湖は林の中で見えませんでしたが箱根山を見ながら箱根峠へ。
すっかり秋、寒いくらいです。
あとはひたすら下って柿田川、湧水地へ






曇りがちの天気なので思ったほどではありませんが、富士山からの湧き水、なにか神秘的でした。
あとは清水インターまで東海道、そして新東名で名古屋へ。






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”東海地方”とは大雑把すぎませんか?

2019-10-12 19:50:52 | 社会・経済
台風19号の影響は愛知県名古屋では大したことなく、関東地方が大変なことに。皆さんのご無事を。
ところで、いつもテレビなどで言われる”東海地方”という言葉、大雑把過ぎますね。

いくらなんでも静岡県の東端から愛知県、岐阜県、三重県をひとつにするのは酷すぎます。長い長いといわれる新潟県の長さの3倍近い長さをひとつの呼び方。

”東海地方は台風に注意”と言われても静岡県の端の話しをされても既に愛知県、三重県、岐阜県は関係ないです。酷いのはラジオ。
東海地方の方はご注意、と言われてもピンと来ないことも。
せめて静岡県を東西にわけるとかしないと。
情報社会と言われながらなにか釈然としない感じ。

面白日本地図を。
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天空の池

2019-10-06 16:04:26 | アウトドア
南信、大鹿村へ 大鹿村は歌舞伎で有名です。段々畑のような急な斜面に張り付くように集落があり、何カ所かの歌舞伎舞台があります。 でも、過疎化でもう使われていない歌舞伎舞台が歴史の中に埋もれていきます。これも時の流れを感じさせます。 この大鹿村、諏訪大社との関係も深く、この神社も諏訪大社の分社。そういえば、数年に一度の諏訪大社の御柱祭、この大鹿村からも大木が奉納されています。 大池を越えて黒川林道をゆくと、天空の池への道。 といってもとにかく悪路。最低地上高のない車は大変、更に幅もなく、ここへ車で行くのにはかなりの決心が必要。この1年近くかけて道路を補修。完成したので久しぶりに訪問。 最近、新聞に出たので結構、多くの観光客、カメラマン。 遠くに中央アルプス 手前には鹿の足跡沢山 少し、山の中へ そして乗鞍岳 元々は大鹿村の放牧地。そのために広場になっています。 でも今は使われていません。そのためにクマザサが一面に。 この辺りはちょっとしたハイキングにも最高で少し登ると南アルプスが眼前に。かつてハイキングしたときには我が家しかおらず、目の前をいくつもの鹿の大軍が駆け抜けていきました。怖かった記憶が。 下りてきて、いつも鹿肉、猪肉、たまに熊肉でお世話になっている蝦沢さんのお店へ 鹿肉のカレーとステーキ定食。 臭みのないとても美味しいジビエ料理。これも蝦沢さんの捌き方が絶妙なため。蝦沢さんと奥様と雑談してから諏訪方面に152号線を。 高遠を通ったので桜の季節には近づけない高遠城へ ちょうどボランティアの方がガイドをしてくれる、とのことなのでお願いしました。 武田家と諏訪大社、そして織田家との歴史を楽しく説明していただきました。高遠の桜はソメイヨシノではなくここしかない特別な桜であること、そして桜自身はそう古くはない、とのこと。また、昔の新宿、つまり内藤新宿を統治したのは高遠の武家だったのでその関係から高遠と新宿区とは姉妹提携関係だそうです。そのために新宿南口のバスタの近くに2本だけ高遠桜があるそうです。今度、見に行こ浮かな。 やはり、ガイドの方にお願いしてよかったです。 小さなお城の中にはいろんな人達の石碑が。 中には、関東大震災時に多くの人達の眼を無料で治療した高遠出身の眼科医、今では確か東京の有名な眼科病院です。この方、実は日本で初の二重まぶたの手術をおこなった方、つまり日本で初の美容整形外科手術をおこなった方だそうです。 こんな楽しいお話しを。 また、驚いたのは信州蕎麦の発祥の地が高遠だそうです。そのために蕎麦屋さんのかずが物凄いです。 ガイドの方に大変お世話になりました。でも、最近は桜のお客さんもかなり減ってしまったとのこと。人口が減っているせいかもしれませんね。寂しいです。 あとは152号線を北上、そして20号線を東京方面に。韮崎から高速へ。 久しぶりに富士山🗻 そのまま高井戸へ。そして実家へ。 ところで、マイカーはまだ、修理中。今回はマイカーと同じアウトバックの試乗車。 全く同じ車なのにマイカーと同じ運転をしても燃費は悪いです。ひとつはエコタイヤを履いているマイカーとの違いがあるとしても差が大きい。あとは試乗車ということで新車の時にはエンジンの回転数を気にせずに試乗者がぶん回したためエンジンに変な癖がついてしまったのかもしれません。 早く、マイカー戻ってきてほしい。
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9月に観た映画

2019-10-01 22:13:40 | 映画
中国の発展は日本の高度経済成長時よりも早く、そしてドラスティックに進んでいます。20年近くの時の変化で、社会から取り残された、あるいは見捨てられた博徒の世界。重厚で突き刺さるような見応えのある映画でした。
オダギリジョーさんが監督の映画。
柄本明さんが、時の流れに取り残されたほんの小さな山あいの渡し船の船頭さんを渋く演じられています。そこへ流れ着く若い女性。そして村の発展とそれにかかわる人達の荒々しい営み。
閑かなですが、そして心に深く刺さる、2時間の長さを感じさせない見応えのある映画でした。
この”看取り士”という言葉、初めて接っしました。人は必ず”死”に直面します。
その時にどうするのか、そして身内ではないあかの他人だからこそのできること。
榎本孝明さんの抑えた演技もあり心に響く映画。
世界初の女性指揮者の実話
この凄まじいパワー、圧倒されます。
結局は今の時代まで変わらない、”女性指揮者”という珍しさが先になって注目されてしまう状況。
とはいえ、徐々に女性指揮者も増えてきておりその先駆者の苦悩がよく描かれて素敵な映画
学生時代を過ごした仙台でロケをした映画。
いくつかのエピソードを10年の時を経てひとつにまとまっていく、時の流れの中でもがく人達。
そして人と人が出会ったときではなく、時を経て振り返ったときに”本当に二人が出会ってよかった”と言えるのか?
ずっと後になって、最初の奇跡的な出会いと人と人の結びつき。心にグサッと響く映画。とても素敵な映画
パリの中で、絶対に相まみえることのない上層階級の音楽家と社会の底辺にいる若者。
パリの駅にある自由に弾けるピアノが出会うはずのない二人を結びつけます。
そして、ミューズが宿った若者とその才能を見抜き、一方で自らの追い込まれた音楽家との感性と感性のぶつかり合い。
そして遅れてきたロマン主義作曲家と言われるラフマニノフのピアノコンチェルト。特に大好きな2番。
魂と魂のぶつかり合いが、ロマンティックな曲で一層激しいものになっていく情感が高まる、そんな映画。
9月も、素敵な出会いがありました。
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