ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

近場で歴史に触れる週末

2023-08-28 09:40:02 | 旅行記
名古屋東京日帰り
早朝、朝4時前に豊田インターから。
富士山も太平洋からの日の出を受けて紅く明るく。

実家近くの神明社。

東京唯一の伊勢神宮の分社
緑もまだ暑苦しい夏の色
通った小学校の前にあって下校時にはいつも友達と缶けり、手つなぎ鬼ごっこ。
当時は今と違って鬱蒼とした森の神社。天祖神社と。
1875年創立、今年148年目。
創立96年の卒業。
校舎は当時と変わりませんが、通っていたときには1学年6組、多いときには7組、そしてひとクラス50人近く。それが今は1学年ひとクラス、そしてひとクラス30人以下。
不思議なのは杉並区は通っていた半世紀前と小学校の数は同じ。統廃合が無いのはなぜだろうか?

東京で営業している喫茶店としては一番古いと負われている喫茶店。子供の時から。
開店直後の店内。レトロ感満載。




ナポリタンを。今日1番最初のナポリタンだったのか、麺は焦げていました。なにか昔の喫茶店、こんなのが多かったですね

用事を済ませて神奈川県登戸にある父の墓参りと秋のお彼岸のお話しをお寺さんと。

最後の夏休みの週末、しかも、NEXCO中日本の“愚策”の海老名SAのショッピングモール化のため、海老名SAを過ぎるまでは大渋滞。海老名SAが改装される前、コロナ前には土曜日でも昼過ぎには流れていた東名高速。コロナで高速道路の利用者が減ったためにSAで集客しようと。それかコロナ後には本来の高速道路の目的、”人と物の流通“が滞る“本末転倒”に。

新東名高速道路は御殿場JCからは120kmに。ところが、これが酷い状態に。追い越し車線を100kmで走っているレンタカーを中心としたファミリーカー、そして最悪なのは突然第3車線、つまり追い越し車線へ入り込む長距離トラック。そもそも80kmしか出せない大型車の第三車線への進入は禁止されていますし、急ブレーキがかかります。とにかく無法地帯。静岡県警察は仕事しているのだろうか。簡単な速度違反ばかり捕まえているようですが。

静岡インター手前あたりからはおかしな運転する車も少なくなり順著に。長篠設楽原パーキングエリアは設楽原がよく見えるのでよく休憩に。長篠の織田信長の拠点をパーキングエリアに。






鶏のわらじ揚げがこの日のお昼。15時ですが。
途中、通り雨、不安定な天気。
サイドミラーを見ると虹が。

夕方に戻ってきて夜は、いつものお店へ





ワインの酵母も使った日本酒。
秋田のお酒
普通の日本酒とは異なる、果実の香りと味が。
楽しく、美味しく。

最後に自家製の紫蘇を使った焼酎と別の紫蘇を使った焼酎。
前日、お酒呑んだのに二日酔いもなく目覚め。紫蘇のおかげかな?
早朝なので道路も空いていて家から一般道で30分位の小牧山城へ

大河ドラマで先週、小牧・長久手の戦い。また、以前、県営名古屋空港、昔の小牧空港を利用したときに、離陸後すぐにこの小牧山城の上を旋回していたこともあり、一度は行ってみたいと。


大河ドラマで描かれていた堀
後で、展示感の説明の方にお話しを伺うと、史実は少し違うと。
まず、掘割を作る普請作業を描いたドラマは初めて、と。ただ、大河ドラマのようにこの深い堀の中を密かに移動したというのは?
そして、長久手の闘いについては、本来ならば秀吉方は岡崎城にたどり着く勢いであったのに、長久手の少し先の岩崎城で徳川方の猛反撃にあい、隊列が停滞したところを長久手に追い込まれて敗戦した、と。
本来ならば岩崎城での攻防があったならば、と残念がっていました。




発掘調査も。
この小牧山城、織田信長公が作った、日本初の石垣を使った城。
それまでは土塁を使った防御専門の城。それを、城そのもの存在を誇示して相手を圧倒する、という日本に現存する城趾の美しい城の先駆け。
ではこの石垣はどこからか、というとこの小牧山そのものが海底のチャートが隆起した山。なので山そのものから切りましたと。また、近くの岩崎城あたりからも。
一番大きい岩は20tを超えると。それを運ばせた財力と権威の凄さ、
改めて織田信長公の偉大さを感じます
天守閣の復元ではなく、展示館。
その前で写真撮っていると、嫁さんが”あっ 蚊だ!“と言ってたたかれる前の写真。

空は秋の雲。


展示館の最上階は風が通り涼しく

秀吉側の拠点、犬山城は眼の前に
名古屋市最高峰の東谷山も
岐阜県側を見ると木曽三川公園のタワーも。
名古屋市方面を見ると県営名古屋空港と名古屋駅前のタワー群




早朝から来て昼過ぎまで。
名古屋近郊には昔の史跡が沢山。
近場で素敵な場所へ









































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夏の涼しさを求めて

2023-08-22 08:40:11 | まち歩き
名古屋市博物館は老朽化のためかこの秋に改築。
近所にあることもあってその前にと。

昔ながらの”The 博物館“の様相


ちょうど、夏の暑さの中で涼しげな展示会














懐かしい、昔からの妖怪達 


撮影可能な”ヌリカベ“の前で。
近くにいた子供が“大きなこんにゃくゼリー!”と。
周りの人達、皆さん、クスッと。

ベトベトさん

でも、今の世の中、妖怪よりも“人間”のほうが怖いかもしれませんね

水木しげるさんの妖怪の事をまとめた冊子と”妖怪冷酒グラス“。涼しくお酒呑めるかな?
常設展示室へ。
愛知県は、三河と尾張の区別は昔ほどではないですが今でもあります。

今から20年以上前に名古屋に転勤となった時、三河出身の方の選挙演説会に行きました、上司と同僚で。
その時に
“三河の私がこの尾張の地で演説できるとは!”と。すると大きな拍手。
関東から転勤してきた自分にとっては衝撃の出来事。
上司から”尾張と三河は昔から厳然と区別されていた“と。
確かに東京から転勤するときに、“名古屋本”(“名古屋の忘れ物”)なるものがあり、愛知県の尾張と三河の事を書いてありました、おもしろおかしく。
名古屋に転勤して、もし
好きな武将は?と聞かれて間違っても”徳川家康“とは言わない事!と。
徳川家康は三河の武将。尾張の武将は織田信長、豊臣秀吉と。
今はそんな事無いでしょうが。

猛暑の名古屋の夏で手近に涼しさを。













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内地へ。新潟での素敵な人達と。そして名古屋へ

2023-08-16 15:39:13 | 旅行記
小樽港を出航してからは台風の影響で波高く、さらに風も強く、フェリーはひと晩中大きく揺れていました
朝の日の出。
鳥海山がシルエット
昔、妙高、火打山の高谷池ヒュッテの仲間、そこへ来る常連、などが遊びまくった粟島。
カヤックで島を周ったり、自転車漕いだり、子供は海へ飛び込んで泳いで、お腹が減れば、食べ、食べては呑んで。そしてまた遊びました。
朝食は、ニセコの知人の奥さまの手作りケーキと高野コーヒーで。
贅沢な朝食


新日本海フェリーの船は、花の名前が船名に。シートを売っていたので購入。
新潟港に近づくと波は高くなくなりました。でも、風が強いです
普段はフェリーが自力で方向転換しますが、波が高いとき、風が強いときにはタグボートで牽引して方向転換




小型ながら力強く、タグボートは頼もしいですね。

お昼は燕で背脂ラーメン。
何時も美味しい、ヤミツキに。

燕からは上越、柿崎へ。
米山と米どころ新潟の田んぼ。
代々菊酒造さんへ。
“吟田川(ちびたがわ)”

おばさんはお盆てお出かけ、おじさんと風通しの良い旧家で楽しく。
色々と話は尽きません。
お酒を買っておいとま。
夜は妙高赤倉の”うどんの歩“さんで
美味しい食事と美味しいお酒🍶
今回も知人と。
ご馳走様でした。

日曜日は台風が名古屋に近づいている上に、ETC休日割引が無いので国道18号、19号で。
いつも寄らせて頂いている木曽上松の越前屋さんへ
美味しいお蕎麦。
厚い夏にはピッタリ。
お店の方と話をしていると、台風が近づいているので昨日に戻る人が多く、夜まで営業、そのうち蕎麦が無くなってしまったと。
おかげで、この日は殆ど車もなく、国道なのに全く渋滞せずに。

名古屋には夕方前に。
今回の北海道旅行、車の走行距離は1800km。

素敵な出会い、素敵な思い出の北海道旅行でした。


























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北海道から内地へ。思いがけないお手紙。

2023-08-16 11:02:57 | 旅行記
ニセコにはもう37年。
会社の先輩に連れられてきてから。
その後のついていけない速さの開発、そして日本人の普通の人が泊まることのできる宿がどんどん無くなりました。
今、泊まっているホテルで宿泊施設としては5軒目。先の4軒は凡て廃業、日本一の地価の上昇率と固定資産税の上昇率。このために元々、農業と兼業の日本人の宿泊施設は辞めてしまいました。数少ない残った、普通の日本人の子連れの家族連れが泊まることのできるホテル。
長年、お世話になっているホテルのスタッフの方と。 
またの来訪の話をしながら
そして近所の知人の家でピザを
素敵なピザ釜
スコットランド製のお洒落なピザ釜
この日は雨模様の曇り空で見えませんが羊蹄山が、そして手前には蕎麦の畑。素晴らしいお宅です。



最初は我が家だけ
ひとり増え
もう一人増え

話しも弾んで素敵なピザパーティー。
皆車を運転するのでノンアルコールだったのは少し残念でしたが。でも、そんな事は吹っ飛ぶ位の楽しいお話しを。
素敵な時を過ごして小樽港へ


この日は銅鑼を鳴らして出航
夕陽の中を、遠くにすれ違いをする友船のシルエット
夜はフェリーの食事
でも、グリルへ入ると、スタッフが
“お渡ししたいものが”とお手紙。
なんと、今回お会いできなかった素敵なグリルのスタッフの方から。
往路のフェリーのスタッフに宜しくお伝えください、と話をしたところ、それを受けてお手紙を
ゴールデンウィークにもお会いできませんでしたが、その時には新しい横須賀九州便に乗船されていたそうで、今回は新潟北海道航路に戻ってきて乗船、ただ勤務上の関係で休暇だったそうです。
ご丁寧なお手紙でした。
”夜の10時位にすれ違います“
残念ながら、待っていましたが遅延か何かで見ることはできませんでした。
新日本海フェリーでは舞鶴、敦賀、新潟からのフェリーとすれ違うときには、互いに汽笛を鳴らして合図します。それがまた、船旅の旅情を盛り上げます。今回も待っていましたが残念ながら。
多分、台風の影響で波高く、ダイヤの乱れもあったのかもしれません。

またのお会いを楽しみにしています、と締めくくられていた手紙てした。

最後に素敵な思い出。














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北海道三日目。ワインとジャム

2023-08-16 10:35:34 | 旅行記
前日の羊蹄山、単独峰なので急坂、下りもかなり力が必要。
朝起きると、筋肉痛!その上、肩も痛い。急な下り坂なので笹の葉の掴まりながら降りてきたためですね。

この日は車で。
蘭越の松原農園さんへ 



広島の地からゆかりのないこの地に。そしてゼロからワイン畑。
かなり苦労されたと聞いています。
職人気質の御主人ととても明るい奥さんの素敵なご夫婦。
ワインは白ワインだけですが、葡萄の香り、味が強く感じられる独特の美味しいワイン。
よく、キャンプなどに持っていくとみんな驚きます。よく口にするワインとは全く違う、味と香り
ここのファンになってから10年近く、郵送してもらったり訪問したときに注文したり。
今年16歳の北海道犬。
昔はよく吠えられました。
今は大人しくなってデッキの下で暑さをしのいでいます。
なんと、今年は、葡萄畑に出た兎を二把も捕まえた!と。
松原さんも驚いていらっしゃいました!
これから、くすり撒くから、と。
極力使用量を減らすためにピンポイントで撒いているそうです。そのために機械も工夫されているようです。
今回もワインを買って楽しくお話しをしてからおいとましました。
雷電岳をバックにワイン。

昆布駅近くの美味しいラー麺屋さん
“勝二”さんへ
いつも必ずニセコへ来るとここの味噌ラーメンを食べに来ます
赤味噌ラーメンと嫁さんはつけ麺
絶品です!

昼過ぎに車の温度計みると
35℃。
内地と変わらない温度


車で移動中、周りの山々。
親指を反らして立てたような姿の”昆布岳“。数年前に登り始めは雨、でも山頂では晴れて、雲海の中に羊蹄山が浮かんでいた幻想的姿を見ました

アンヌプリ、イワオヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲの山々。全て登りました。どの山も素敵な山
 
羊蹄山は雲の中

初めて訪れた“ニセコチーズ工房”
親子で営業している家族経営の小さなチーズ工房。でも、色々と賞を取られているようです。名古屋でも扱っているお店あるとのことなのでぜひ買い求めてみたいと。
カマンベールソフトを。
カマンベールの味が濃厚なソフトと相まって美味しいソフトクリーム
この日のもう一つの目的地、真狩村の
“ラ・ベル・コンフィチュール・マサコ///トゥルモン”
さんへ。

ジャムの炭酸割り、梅ソーダと手作りケーキ
このお店は手作りのジャム、しかも、原材料にこだわって地元の果物を多く使っています。
ニセコの知人から青トマトのジャムをいただいてから大ファンに。
毎月限定で販売、郵送してもらっています。とにかく果物の味、香りが素晴らしいジャムです。多くの地元の人達が買いに来ます
最近はマツコさんのテレビにも出て人気がさらに上がっているそうです
マサコさんも素敵な方。
色々と楽しくお話ししながら風通しの良いお店でまったりとした時を過ごしました。
そしてニセコに戻る途中にある、コーヒーの名店”高野コーヒー“さんへ
コーヒーのリキッド、瓶詰めを。
アイスコーヒーには最適。
帰りのフェリーの朝食用に

夜は、数年ぶりに会った知人と














楽しく色々と



そしてバーへ




昨日購入した、このバーのTシャツを。



























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