社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

h23県高校新人大会終わる!③

2011-10-31 09:05:45 | Weblog

個人戦男子ダブルスでは、決勝で第1シードの大槻・佐々木淳哉組(水沢)が団体決勝のダブルスで1-3と敗れた北原・宮村組(専北)に団体戦とは逆に3-1で下し優勝、3位には張・小笠原組(専北1)と小野寺・大渡組(大野)が入賞した。結果的には北原の3冠がこれで消えた。

 

女子ダブルスは、滝浦・平舩組(大野)が決勝で竹林・工藤組(盛岡女子)を3-1圧倒し優勝、3位には惠平・三浦組(大野1年)と佐々木・多田組(花農2年)が入賞した。これで女子3冠の行方は滝浦・平舩の二人に絞られた。

 

男子シングル決勝では、団体決勝に続き北原と大槻の戦いとなり団体ではセットオールの9本という大接戦であったがシングルスの決勝戦は3日間の大会最終日の最後のゲームであり、ここで練習量の差が体力の差となって出てきたように見え3-1でまたもや北原に軍配が上がった。

 

 

3位には準々で高橋優人(水沢1年)との1年対決を0-2からひっくり返した、宮村修平(専北1年)とノーシードから勝ち上がった後藤英徳(水沢工業1年)が入賞した。

 

女子シングルスは、滝浦華奈(大野2年)の圧勝だと予想していたが、準決勝で後輩の瀬川紗希(大野1年)に1セット目と3セット目を落とし、中盤まではすっかり瀬川のペースにはまっていたが、4セット目からは持ち直し何とか決勝に進んだ。

 

決勝は、これまた後輩でダブルスペアの平舩(大野1年)に1セット目を落としどうなるのかと思ったが、2セット目からは本来の卓球を取り戻し、このあと3セットを連取して優勝、本大会3冠を成し遂げた。もう一人の3位にも三浦瑞姫(大野1年)が入りベスト4を全て大野が占め8にも惠平(大野1年)が入り大野高校の圧倒的な力を見せ付けた。

 

滝浦は今年6月の高校総体でも3冠に輝いており、同じ年の高総体・新人戦の3冠を達成する快挙を成し遂げたのである。

 

一つの大会でも、なかなか達成することが難しい3冠王に連続して輝いたことは、本人の努力と類まれな素質を持った身体から生まれたものであり、先生や指導者はもちろんのこと、最大の理解者であるご両親にも感謝しなければならない。

この偉業達成をした滝浦華奈選手に賛辞を送りたいと思っている。おめでとう!

 彼女の次なる目標は、東北や全国でその力を発揮することであり、大会期間中にはその意気込みを私に語ってくれたが、そのためにはサーブレシーブなどの攻守のバリエーションを増やすことであり、終盤の接戦に強くならなければならない。

「岩手の星・滝浦選手」の今後の活躍を応援し、そして期待したいと思っている。

 

 

 


h23県高校新人大会終わる!②

2011-10-30 09:28:18 | Weblog

 昨日の感想に加えて、男子団体戦でベスト8に躍進した種市高校・一戸高校の活躍は見事であり、指導されてきた種市の佐藤修一郎先生・一戸の外部コーチ三角義彦氏の長年の努力が実ってきた事を感じた。その他にも盛岡市立高校の吉田幸彦先生、黒沢尻工業の中里清悦先生の手腕も光っていた。

 指導者にとって大切な事の一つに、根気(モチベーション)の維持と探究心が必要であると、私は常々心の底に置いている。

 指導に入った時、そんなに強くは無かったチームを県でベスト4や8に押し上げることは、並大抵の努力では出来ないことを私は今回も経験させられたのであり、このような素晴らしい指導者を今後も見習っていかなければならないと思っている。

 もちろん、いつの時も優勝やベスト4を下回らない成績を残している先生や指導者の方々には、目標であり尊敬の念しかないのである。

*開会式で表彰される専大北上高校:野田春輔先生

*開会式で表彰される花巻農業高校:杉村友宏先生(左)・奇跡の優勝を成し遂げた高田高校:伊藤仁士先生

*長年各学校で指導をされてきた前卓球専門部長:吉田元先生

 


h23高校新人大会終わる!①

2011-10-29 15:46:24 | Weblog

 26日~28日まで3日間花巻総合体育館で開催された第57回県高校新人卓球大会が終了した。

 男子団体は、決勝では水沢を3-2で下し専北が他の追随を許さない8年連続25回目の優勝を果たし、3位には復活の兆しの大野とこの大会初入賞の黒沢尻工業が入った。

 専北は北原の2点(W含む)が安定し、水沢は徹底的な猛練習を積み専北に肉薄したがエース対決となった北原・大槻戦セットオール9本で北原が踏ん張り、結果的にこれが勝敗を左右した。

 女子は全ての試合を3-0と圧倒的な力を発揮して3年連続3回目の優勝を成し遂げた。2位には3年連続で大野に屈してしまった盛岡女子が、3位には軽米と第29大会以来、実に29大会ぶりに花巻農業が3回目の嬉しい入賞を果たした。

 大野は滝浦・平舩の両輪と進境著しい瀬川・三浦の布陣で他を圧倒していた。ベンチでの細川監督の余裕の表情がそれを物語っていた。

 団体は男女とも4シードが順調に入賞し、総合力があるチームが上位を占めた。女子に至っては8シードが全て8に入り16シードも2つのみが守れなかっただけで選手層の厚いチームが勝ちあがった格好である。

 

*選手宣誓:花巻農業 佐々木加奈主将

*男女団体決勝戦の両チーム(閉会式より)


今日から県高校新人大会!

2011-10-25 05:11:42 | Weblog

 今日は、午前中から県高校新人大会で花巻に出かける。

 子ども達には、勝敗云々よりもベストの状態で試合に臨んで欲しいと願っている。

 規律ある行動、きびきびとした入場行進が出来れば自ずから成績もついてくると思っている。

 緊張しているのは、子ども達より私たち大人なのかもしれない?


アマタケラージ終わる!

2011-10-24 10:33:46 | Weblog

 昨日、平成23年度第8回アマタケカップラージボール卓球大会が、気仙沼市や沿岸被災地そしてそれを支援いただいている県内陸部(一関・奥州・花巻・盛岡・雫石)から約150名の大勢の選手が参加し賑やかに開催された。

 7時30分前に一番乗りで会場に着いた盛岡のチームは、朝5時に出発したということであり、大変有難いことだと感謝している。

 大会では、開会式に先立って3.11大震災・大津波により犠牲になられた方々に黙祷を捧げご冥福をお祈りさせていただいた。

 開会式では、各被災地の代表の方に近況報告などをしていただいたが、どの方々も同様に「被災直後は卓球どころではなかったが、県内や全国各地の卓球仲間からの支援を受け徐々に練習も再開してきている」ことなど、感謝の気持ちを表していた。

 これは私の発案であったが、被災地の皆さんはみんな同じような気持ちを持っていて、近況や感謝を表したいと聞いていたからである。

 また、この大会に参加された花巻卓友会では支援のメッセージの入った垂れ幕を持参掲示していただいた。

 会場のあちらこちらでは、安否の無事を喜びあったり旧交を温める光景が見られ、この大会が開催出来て本当に良かったと思っている。

 大会では、アクシデントもあったが素晴らしい選手皆さんの温かいスポーツ精神がとても有難かったし感謝申し上げている。

 来年は、しっかりと大会運営を進めていく覚悟でおり、懲りずにまたご参加いただきたいと思っている。

 「参加された選手関係者の皆さん遠路を本当に有難うございました。」

 


季節の変わり目!

2011-10-21 14:56:16 | Weblog

 季節の変わり目は、人体にとってとてもこたえる時期でもある。

 朝・昼・夜の時間帯によっては気温の変化が激しく、健康な方はもちろんのこと高齢の方や病弱な方にとっては非常に厳しい時期なのである。

 ある意味、ある程度暑くてもあるいは寒くてもそれが日々一定しているのであれば、人体はそれなりに順応してくれるのではあるが、日によって最高・最低気温が前日と比べ5度以上も違ってくる時があり、それがネックなのである。

 四季のある日本ならではのことであり、年齢を重ねるごとに「他人事では?」と言って済まされ無くなってきている今日この頃である。


転ばぬ先の杖!

2011-10-20 15:52:30 | Weblog

「転ばぬ先の杖!」 

 何事も失敗しないように、前もって十分に準備しておくことが大切だということ。

 人は足元がおぼつかなくなったら、転ぶ前に杖をつくもの。

 つまずいて転ばないように、初めから杖をついて歩きなさい、という教え。

 類語に「備えあれば憂いなし」とある。

 来週水曜日に迫った県高校新人大会に向けて、しっかり十分に練習をして試合で失敗しないようにしなければならない。

 もっとも、試合をするのは子どもたち自身であるから、何よりも彼らがベストの体調で大会に臨んでもらえる事が指導者にとっては、最高で最低の願いでもある。

*新人戦沿岸南部地区予選から


秋季関東学生リーグ終わる!

2011-10-19 09:58:22 | Weblog

 平成23年度秋季関東学生リーグ戦が13日に終了し、男子は明大が水谷・平野を中心に昨年の雪辱を果たし、春季リーグ・インカレ・秋季リーグを制しグランドスラムを達成した。

 また、男子第5戦の埼玉工業大学対法政大学戦では今年の1番で今年のミニ国代表である高橋拓人(埼工大1年・専北)が3-2で、3番で小笠原笑太(埼工大4年主将・東奥学園)が3-1で勝ち共にチームの4-3での勝利に大きく貢献したことは、われわれ岩手の卓球界にとっても明るいニュースであった。

 女子では、上位4校が5勝2敗の同率という異例の結果となったが我が母校の専修大学が最終日インカレ優勝の淑徳大学を4-3で下し、なんと13年ぶり39回目の嬉しい優勝を成し遂げたのである。中央・早稲田にも充分優勝のチャンスはあったが勝利の女神は専修に輝いたのである。

 長年ご苦労されてきた阿部勝幸専修大学総監督兼女子監督に、心からの賛辞を贈りたいと思っている。

 


アマタケカップラージ大会申込み終る!

2011-10-18 08:20:23 | Weblog

 「復興祈念」第8回アマタケカップラージボール卓球大会が来る10月23日に大船渡市三陸B&G海洋センター体育館で行なわれるが、その申込締切が先週末に終わり今大会にはいつもの年にも増して県内各地や気仙沼市からもたくさんの参加を頂き、おかげさまで賑やかに開催できそうである。

 心から感謝と歓迎を申し上げたいと思っている。

 この大会には、被災地で日々頑張っておられる方々と、それを支援いただいている内陸部の方々との交流の場としても活用いただけるものと期待している。

 各種目に団体戦41チーム、個人戦ダブルスに68ペアが出場し10のカテゴリーによってそれぞれ優勝を目指して戦いが繰り広げられるが、今大会に限っては勝ち負け以前にそれぞれが大会を通じて安否を確かめあったり、積もる話もあって旧交を温める機会になるものと今から楽しみである。

 ご参加いただく皆さんには、朝早くから遠路はるばる大船渡市三陸町まで来て頂くのだが、おそらく一番遠方の雫石からだと約3時間を要することになるだろうと思われ、是非気をつけてお出でいただきたいと思っている。

*昨年秋に、大船渡市民体育館卓球場で開催されたニッタクラージボール卓球講習会より。現在この場所は床が抜け落ちてしまっている。

 


h23県中学新人大会終わる!

2011-10-17 10:19:48 | Weblog

 15・16日と2日間、紫波町総合体育館で開催されたh23県中学新人大会が終了した。

 本来であれば、大船渡市民体育館で開催されるはずの大会であったが震災大津波の影響で、まだ体育館には電気さえ通って居なく会場変更は止むを得なかったのである。

 さて、今大会の結果であるが男子団体は花巻北中が準決勝で花泉を3-0で下し、同じく宮古第一を3-1で破った山目中との決勝戦となったが、花北中が層の厚さを発揮し3-1で勝利し2年ぶり3回目の優勝を果たした。

 女子団体では、石鳥谷中が準決勝で川口を3-0、決勝では花泉を3-1で下し、なんと12年ぶり6回目の嬉しい優勝を成し遂げた。もう一つの3位には準決勝で花泉に1-3で屈した宮野目が入賞した。

 一方個人戦であるが、男子では第1シードの村上奨記(高田第一)が準決勝で第4シードの熊谷翔也(花巻北)を3-0、決勝では準決勝の久保一矩(花巻北)との1年対決を3-2で制した萩荘新(山目)をセットオールの末下し、優勝を果たした。

 まずは、予想通りの結果であり順調にベスト4が勝ち上がった。

 女子個人戦は、熊谷ほのか(米崎1年)が8シードから勝ち進み準決勝で清水咲菜(宮古第一)を3-2のセットオールで下して勢いに乗り、決勝でも渡辺菜月(一関第一付属)を2セット目をジュースで落としたものの終始圧倒一年生で栄えある優勝を勝ち取った。また、準決勝で渡辺に0-3で屈した菊池真由美(宮野目)が3位に入賞した。

 男女個人戦はともに陸前高田市の選手が優勝し、被災地に勇気を与えてくれたし、また6月の高田高校に続き明るい話題を提供してくれたので大変嬉しく思っている。

 さて、2016岩手国体に目を向けるとその時に高校3年生と成り、岩手代表候補選手となりえる中一の活躍が顕著に見られるようになって来た。

 男子では、萩荘新(山目)・久保一矩(花巻北)に続いて菊池俊哉(石鳥谷)もベスト8に入り、菅原拓(山目)も16入りし小学生のころから順調に伸びてきていると感じた。

 女子では今大会熊谷が優勝、先頃行われたジュニア県大会でも高校生相手に切れのあるプレーを見せ、成長振りを感じていたが見事な結果であった。

 この他には、小学生時代から各種大会で上位入賞をしていた柳田桜子(宮野目)・千葉恵(綾里)・鈴木美桜(大船渡第一)が共にベスト16止まりで少し期待に反した格好だが、今後の益々の精進に期待したいところである。