社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

失敗はなお無為にまさる!

2012-08-31 16:54:29 | Weblog

 失敗はなお無為(イナクティフ)にまさる。『本能と創造』より。

  何もしないで平穏無事に過ごしているより何か行動して失敗したほうがよい。

  失敗から学ぶことはある。

  失敗を恐れずに行動すれば、きっと成功に導かれるだろう。

    大杉 栄(明治、大正期の無政府主義者。平民者に入り、社会運動で数回に入獄。)

 卓球の試合でも失敗ばかりを恐れて、思い切ったプレーをせず相手に合わせてばかりで、打ってミスするより打たれたら仕方が無いと思って、無難路線でゲーム運びをする選手が女子に多い。

 ミスをすることでそれを修正し、最後には勝利を勝ち取る。

 そんな選手を目指してほしいと願っているのだが、なんともミスが怖いらしいのである。

  

   *穴通し磯から今は無き防波堤と奥にある大船渡町を臨む


七度探して人を疑え!

2012-08-30 16:33:00 | Weblog

 何か物が無くなった時、すぐに他人を疑うのではなく、まずは念入りに探しなさい、という戒め。

 「七度」は何度も繰り返すという意味。

 最初から軽々しく人を疑ってはならないという意だが、何か物をなくしたりするとすぐに誰かを疑って、周りが迷惑するのはよくある話である。「七度尋ねて人を疑え」ともいう。

 ものに限らず、何か自分の失敗をすぐ人のせいにしてしまうことがある。

 卓球の試合でも、試合態度とか相手のせいにしたりネットやエッジのせいにして、負けたことはさも自分が悪い(弱い)わけではないと言いたいばかりでなのである。

 実際は、それらも含めて試合なのであり、言い訳は本末転倒なのである。

 試合の勝ち負けを、人や何かのせいにしているしまっているうちは、それなりの成績しか残せないということであり、もっと上を目指す上では勝ち負けをしっかり分析できる度量を持たなければならのである。

 子ども達には、自分のことは自分で責任が持てるよう精進してもらいたいと、いつも願いつつ毎日つたない指導を続けている。

  

  *大船渡卓球リーグ開会式より

  


考えるより当たれ!

2012-08-29 16:58:06 | Weblog

 考えるより当たれ、

  体当たりによって 生きたアイディアが生まれる。

     「ミスター合理化」の異名を持つもと経団連会長の土光敏夫氏のことば。

   じっと座って考えていても良いアイディアは生まれない。

   潜在能力は物事に触発されて呼び起こされるものだ。常に行動あるのみ。

 

 一般人は、一般的に腰が重いと言われる。

 私もそうであるが、人間失敗をしたくないものであり、特に新しいことをしようとすると慎重になることが多い。だから当然なかなか事が進まないのである。

 何でもやってみる!何事にも失敗を恐れずトライしてみる事が大切なのは重々承知はしているものの、さらに石橋をたたいても渡らないでいることもある。

 何もしないほうが楽であることを知っているからであり、ただ単に怠け癖がついているからでもある。「毎日暑いから涼しくなってから」とうそぶいている自分がいる。

 今より早い時はない!、、、、弱い自分から脱皮せよ!、、、、それにしても毎日暑い。

  

  *涼しげな大船渡湾口


MJオープン終わる!

2012-08-28 15:29:28 | Weblog

 先週の土・日25・26は岩手インターハイ記念の第15回MJオープン卓球大会高校の部が奥州市総合体育館にて開催された。

 私も、前日仙台での東北地区スポーツ推進委員大会から朝5時30分にホテルを出て一路東北高速を北上したが途中で事故による交通渋滞に巻き込まれ、30分のロスをしたが予定より30分早く出発していたので事なきを得た。

 さてこの大会には、昨年までは高校の文化祭と重なり今回が初めての参加となった。

 男子団体には51チーム、女子団体は少なく16チームの参加であった。

 男女とも東北各県から参加があり、男子が青森2・秋田4・宮城3・福島5・山形3・岩手14校の合計31校51チームが17ブロックで予選リーグを行いつづいて決勝トーナメントで争われた。

 1位は山形工業、2位弘前実業、3位秋田高校・秋田商業となった。我が大高は3位トーナメントに廻ったが1位となりそれなりの健闘を見せた。

 男子シングルスは、221名の参加であった。

 女子は、青森2・秋田3・福島2・岩手9の合計16校が4つのブロックに別れ予選リーグを経て決勝トーナメントを行った。

 1位は秋田商業、2位盛岡女子、3位郡山商業・青森商業となった。我が大高は惜しくも準々で郡山商業に2-3で惜敗した。

 女子シングルスには、88名の参加があった。

 女子は全体的に秋田商業が群を抜いた強さであり、シングルスでもベスト4に3人が入り他を圧倒していた。

 この大会には初めて参加させていただいたが、団体戦の試合数が多く、また県外の学校とも対戦出来てとても有意義であった。

 来年も学校行事とぶつからなければ是非挑戦してみたい、魅力溢れる素晴らしい大会であった。

 大会運営の地元奥州市卓球協会の皆さんお疲れ様でした。

  

  

 


東北地区スポーツ推進委員大会!

2012-08-27 15:05:51 | Weblog

 24日は東北地区スポーツ推進委員大会が仙台サンプラザホールを会場に行なわれ、大船渡市の委員10名と共に参加をした。

 講演では、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授による「東日本大震災を乗り越えて”スポーツ新時代のスポーツ推進委員に望むこと”」の演題で行われた。

 脳機能イメージングや脳機能開発を研究されている方であり、当初は難しい話かなと思っていたが、聞いているうちにどんどんどんどん引き込まれてしまった。

 睡眠や朝食が大事なことは、情報としては把握していたつもりではあったが、実際に脳がどのような働きになるのかは解らなかったのであり、目からうろこが落ちる思いにさせられたのである。

 8時間睡眠が必要であり、ただし寝過ぎは禁物であること。

 この日の夜9時から11時まで、子どもに人気のある「ポニョ」がテレビ放映され、大人が子ども達の睡眠を阻害しているとの指摘もされた。

 そういえば昔の子ども達は、夜8時や9時までには必ず寝るように躾けられていたのであり、理に叶っていたのである

 携帯電話も睡眠の妨げになっているようで、夜中友達からメールが入りそれに返事もしなければならないのであり、夜は電源を切るようにしなければいけないとの助言。

 携帯電話は、ある意味薬物中毒と一緒で使い方によっては携帯依存症となり、止められなくなるという。 怖い話である。

 また、朝食を摂ると成績が20%アップすること。ただしご飯だけではダメなのであり、副食の野菜や果物等も必要で、おかずの品数は多くバランスの取れたものが良いとのことである。

 ちなみに日本のパンは、一般的に美味しく食べやすいがご飯に比べて栄養価が薄いとの指摘もされた。しかし欧米のパンはごわごわしていて決して食べやすくは無いが栄養価はご飯と比べて遜色の無いものだとも話された。

 また、毎日食べている朝食に1品加えてもらえるようお母さんに頼むこと。

 もしも、そんな時間は無いと拒否されたら朝忙しいときは前夜の夕食の残りや、暇なときに作り置きをして、朝レンジでチンすれば大丈夫とのアドバイスもあった。

 そして食事は、朝と晩家族みんなで一緒に摂る事が大切であり、精神的に豊かな気持ち(心の働き)を醸成することにもなるのである。

 鳥肌が立つほど素晴らしい貴重な講演であった。

  

  

  

  *大会プログラム裏表紙

  

  

  

  *テレビでもおなじみの川島教授

  

  

  

  

  *全体懇親会での89ERSチアーズ&ティナによるエネルギッシュな踊り

  

 


第43回全国中学卓球大会 花北中ベスト8!

2012-08-22 16:35:14 | Weblog

 第43回全国中学卓球大会が8月21日~23日までの3日間の会期で、横浜文化体育館を会場に熱戦が繰り広げられている。

 男子団体で東北大会を2位で代表となった、岩手県チャンピオンの花巻北中は、予選リーグを宗近(大分)を5-0、大間々(群馬)を4-1でくだし、予選リーグを2勝0敗で突破優秀13校の仲間入りを果たしている。

 決勝トーナメントの抽選の結果、花巻北中は1回戦シードとなり、明豊(大分)を3-0で破った野田学園(山口)とベスト4をかけて戦うことになっている。

 相手は強豪だが、試合はやってみなければ判らないのであり、ぜひミラクルを期待したいと思っている。

 先ほど準々決勝の結果が出た様であり、残念ながら花北中は0-3とダブルスが1セット取っただけと完敗した。

 しかし、この決勝トーナメント進出は男子13校中11校が私学ということであり、公立中学としては全国に誇れる頑張りを見せてくれたと私は立派な成績だと思っている。

 花巻北中は、半数が1,2年生のメンバーなので是非また来年の大会目指して精進してもらいたいと大いに期待している。

  

   *津波に負けなかった:大船渡の名勝「穴通し磯」


大津波から1年5ヶ月!

2012-08-21 15:36:38 | Weblog

 あの、3.11大地震大津波から1年5ヶ月が経過した8月17日に被災地陸前高田市を久しぶりに訪れて見たが、復旧にもまだまだ程遠くいったいいつになったら元に戻れるのか、気が遠くなるような思いがしている。

  

   *気仙川河口沿いの気仙中

  

  

   *奇跡の1本松、見物する人々がたくさん訪れていた。

  

   *仮復旧した気仙大橋、その上流にあった姉歯橋は流されたままである。

  

 


第14回市リーグ終わる!

2012-08-20 16:46:06 | Weblog

 第14回大船渡卓球リーグが昨日19日(日)、大船渡・陸前高田両市から約120名が参加して、30度を超える体育館内の暑さに負けず熱戦を繰り広げていた。

  

  

   *上2枚は朝の練習風景

  

    *120名の参加者(開会式)

  

   *選手宣誓:及川翼 大船渡高校主将

  

 


ミニ国終わる!

2012-08-20 15:01:51 | Weblog

 8月15日に大会直前合宿を奥州市総合体育館で行い、17~19日のミニ国(岐阜国体東北ブロック予選)に臨んだ岩手県は、成年女子が1勝4敗で岩手・秋田・山形の3チームが並び岩手は勝率で下回り6位に甘んじた。

 期待の少年男女は明暗を分け、女子は初戦青森戦を落としたがその他の試合は高橋梓海の活躍もあり、何とか接戦をものにし2位となり岐阜国体の出場権を得たが、男子はまさかの福島戦を落とし、山形との決戦も2-2のラストで岩手のエース北原が山形のエースとの一戦をせーとオールの9本で落として万事を窮し、4位と沈んで本国体への出場権を逃した。

 以上の結果から、岩手県の岐阜本国体出場は少年女子と今年は全県出場の成年男子の2種目となった。

 私自身も成年男子の監督として参加する予定であるが、岩手の代表として是非一昨年のベスト16以上の成績を目指したいと思っている。

 

  *大会直前合宿(奥州市総合体育館:第2アリーナ)

  

 


ロンドン五輪女子団体銀メダル!

2012-08-20 13:54:41 | Weblog

 今日の銀座は、50万人もの人々がロンドン五輪のメダリストの凱旋パレードに詰め掛けた。

 その多くのメダリストの中に、観衆に手を振りながら満面の笑顔を振りまく卓球女子団体銀メダルメンバー3人がいて、同じ卓球人として誇り高き瞬間であった。

 メダリスト達は、誰もがみんな実に晴れやかな良い表情をしていた。

 そして、一つの大事をやり遂げた充実感をも存分に漂わせていた。

 卓球では、史上初めてのメダル獲得であり、球史に燦然と輝く快挙でもある。

 今後は、ますます日本の卓球界が世界に君臨できるよう発展して行って欲しいし、岩手からもこのような晴れ舞台に立てる選手が出てくるように微力を尽くさなければと思っている。