社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

今日から高校総体!

2011-05-31 05:30:40 | Weblog
 3.11震災以来あっという間に高校総体に出発である。

 子ども達は、満足に卓球練習どころか学校生活もままならなかったが、部活再開以来「内陸部の高校生達に恥ずかしくないプレーをしよう!」との合言葉で頑張ってきたつもりである。

 練習不足はいがめないかもしれないが、全国からの応援や一昨日開催した吉田・小西夫妻の卓球講習、そして昨日も小西さんとの電話の中で「明日からの大会頑張ってください!」と励まされた。またまた感激である。

 ガンバロー!!!

 大会後は、4日に松下浩二氏卓球講習会があり、6日には岸田聡子・若宮選手が大阪からミニ卓球台の贈呈式に来大することになっている。









 

吉田海偉・小西杏選手夫妻卓球講習会大成功!

2011-05-30 08:58:29 | Weblog
 昨日は、大船渡高校卓球場に北は宮古から南は陸前高田市までの被災地から約100名の参加者が集い、復興祈念「吉田海偉・小西杏選手夫妻卓球講習会」が午後2時から4時まで開催されたが、すごく楽しい時間の為かあっという間に2時間が過ぎてしまった。

 初めは緊張をしていた参加者も、二人の高い技術とそれに勝るとも劣らない素晴らしい人間性で徐々に子ども達の緊張も解き放たれ、会場が正に一体感に包まれ最後まで和気藹々の中で時間を惜しみながらの終了となった。

 閉会のお礼のことばを述べた大船渡高校女子主将のTさんは、「今日の講習会を活かして高校総体では頑張りたい、そして被災地復興のために勉強も頑張って行きたい、お二人には本当にお忙しい中有難うございました」と締めくくった。

 手前味噌になるかもしれないが、このお礼の言葉には涙が出るほど感動したし、このような素晴らしい気持ちを持った子どもたちに携わっていれている、今の自分の幸せを感じたのである。

 講習会終了後は、参加者全員にご夫妻からの支援物資のTシャツやタオル・ソックスが配布されて、名残惜しそうに会場をあとにした。

 講習会は、初めに二人の高度な技術を披露していただき、時折質問に答えて指導もしていただいた。

 次に、各カテゴリーやチームを代表して二人の選手に5本先取のミニマッチをしていただいた。

 対戦した子ども達は、一様に次元の違いを肌で感じたようであったが真剣に立ち向かっていたが実に楽しそうであった。

 お二人には今回のお礼と、一年遅れの結婚祝いの花束を贈り感謝を表した。その後、握手・サイン会を行い、終わりには参加者全員で講師ご夫妻を囲んで記念撮影をした。

 新幹線の駅までの見送りの車中では、お礼を述べたがお二人は「かえってこちらこそ有難うございます。私たちも楽しかったしお役に立てて大変嬉しい!」と返していただいた。

 お二人の気さくな人柄は、一日中お付き合いをしていても全く気疲れや身体の疲れを感じさせないのであり、見送った後はその清々しさの余韻に浸っている自分がいたのである。

 あらためて、二人の温かい気持ちと行動力に感謝を申し上げたい。










今日は吉田海偉・小西杏選手夫妻が来大する!

2011-05-29 05:34:44 | Weblog
 今日は、吉田海偉・小西杏選手夫妻が来大して復興祈念の卓球講習会を開いてくれる。

 現在はヨーロッパのリーグで活躍中の吉田海偉選手は、24日に帰国したばかりでまた6月初めには戻るというハードスケジュールにもかかわらず、被災地の皆さんに元気を与えてくれる為にわざわざ大船渡に来てくれるのである。

 今回は、私のブログを読んでくれた小西杏さんからご連絡を頂き実現したもので、「是非私たち夫婦で何かみなさんのお役に立ちたい」とのお話であり、私にとってもこの上ないことであり大変有難く感謝しているところである。

 また、お二人からの支援物資もダンボール9個も頂き、本日の講習会に参加された皆さんにお配りしようと思っている。

 吉田選手は、昨年の「いわて卓球フェスティバルin大船渡」の際もお出で頂き、そのパフォーマンスと人間味溢れる性格で参加者を魅了していた。

 また、奥様の小西杏選手とは今回初めて電話でいろいろと打合せをさせていただいたが、飾り気の無いはきはきしたその態度は電話の奥からでもすごく好感の持てるもので、今からお会いするのが楽しみである。

 今日は、水沢江刺に迎えに出て一日を帯同させていただくことになっている。

 講習会参加者の皆さんには、きっとこのお二人との時間で温かい気持ちになってくれるものと信じている。




吉田夫妻講習会日程決まる!

2011-05-28 08:28:35 | Weblog
 吉田海偉・小西杏夫妻の卓球講習会の日程が次のように固まった。

 是非市内外からたくさんの方においでいただいて、その素晴らしいプレーと温かい人柄に触れてみてください。きっと元気がもらえると信じています。

 今朝もお二人からたくさんの支援物資が届けられた。感謝したい!

―復興祈念― 
吉田海偉・小西杏夫妻卓球講習会

1 日 時:  5月29日(日)14:00~16:00
2 会 場:  大船渡高等学校体育館1F 卓球場
3 主 催:  大船渡市卓球協会
4 講 師  

吉田海偉(よしだかいい)選手
       2004年・2005年全日本卓球選手権男子シングルス優勝
       2008年・2010年世界卓球選手権男子団体銅メダル
       2009年世界卓球選手権男子シングルスベスト8
       2010年6月5日 小西杏選手と結婚
       2010年6月13日いわて卓球フェスティバルin大船渡に招待選手と         して参加、現在ヨーロッパのプロリーグに参戦中       
      
小西 杏(こにしあん)選手

       2000年シドニーオリンピック女子シングルス・ダブルスベスト8
       2001年世界卓球選手権女子団体銅メダル
       2001年・2006年全日本卓球選手権女子シングルス準優勝
       2002年~2004年全日本卓球選手権女子ダブルス3連覇
                          (パートナー福原愛選手)
       2003年全日本卓球選手権混合ダブルス優勝

5 対 象: 卓球愛好者(参加費無料)
6 その他: 駐車場は大船渡高校校舎東側になります。
  
 問い合わせ先  大船渡市卓球協会会長 新沼興隆 0192(26)3053 










6月4日(土)には松下浩二氏 来大決定!

2011-05-27 07:41:53 | Weblog
 高総体が終了した翌日には、松下浩二氏が中村錦治郎氏と共に被災地を元気付ける為に来大することが決まった。

 これは、日本体育協会のオリンピアンの支援事業の一環でもあり、岩手県体育指導委員協議会も関与し大船渡市体育指導委員協議会と大船渡市卓球協会との連携による事業となる。

 詳しい日程については、まだこれから詰めることになるが、両氏は前日には田野畑村を訪れる予定である。

 卓球界のアスリートたちのこのような支援は、われわれ田舎にいる卓球関係者にとってはなかなかふれる事の出来ない機会であり、子供たちにとっても夢のようなことなのである。

 昼食時には、両氏を囲んでの懇親の場も考えて行きたいと思っている。

吉田海偉・小西杏選手夫妻の来大決まる!

2011-05-26 09:10:53 | Weblog
 昨日お電話を頂き、吉田海偉・小西杏夫妻が被災地支援のための来大が決定した。

 詳しい日程は今詰めているところだが、5月29日(日)に来ていただける運びとなった。

 当日は、大船渡高校の卓球場において市内外の卓球愛好者を集めて技術講習会などを企画している。

 現在吉田選手は海外での活動が多く、今回は日本に帰国している10日間程度のところに組み入れていただいた。

 被災地の私たちにとっては、本当に有難いそして願ってもない来大なのである。

 昨年のフェスティバルでも抜群の人気のあった吉田選手の人柄や世界の技術、奥様である小西選手の素晴らしい技術は、参加する人たちに大きな感動と勇気を与えてくれるものになるだろうと思っている。

 ぜひ、多くの参加を呼びかけたいと思っている。

高校総体迫る!

2011-05-25 07:57:03 | Weblog
 いよいよ高校総体も来週からとなり、一週間を切った。

 大会は正式に6月1・2・3日の3日間であるが、被災地の沿岸地区からのエントリー選手全てが無条件出場の予定であったが、急きょ大会前日の31日午後1時から大会場である県営体育館の3分の2を使って男女シングルスのみの予選が開かれることになった。

 選手達にとっては、4日間の大会となりしかも当日の朝出発して昼に到着、昼食後の午後1時から30分間練習したあと1時30分からトーナメント戦で本選出場者を決定する。

 体力的にはかなりのハンディになってはしまうが、試合数等の物理的な問題から仕方のないことだと思っているし、本大会場で試合が出来る高校生達は幸せだと思っている。

 今年のような正に想定外の大会開催では、主催するものにとっても大変苦慮させられることであり、準備をしてくださっている専門部や地元盛岡地区の先生方や生徒諸君に感謝をしながら精一杯のプレーで恩返しが出来るよう、選手達には頑張って欲しいと思っている。


photo:昨年の沿岸南部地区予選


第19回県中学生団体卓球大会!

2011-05-24 13:58:12 | Weblog
 22日(日)花巻市総合体育館で「第19回県中学生団体卓球大会」が開催され中学生の今年度の県大会がスタートした。

 注目は、被災地からの参加チームがどのようなプレーを見せるか?また統合なった新生大野中がどのような活躍をみせるかに集まった。

 被災地からは、宮古jr男女・豊間根中男子・大船渡一中女子が出場した。

 男子では、宮古jrと豊間根が共に8に入り、健闘を見せた。

 決勝は準決勝で山目を3-0で下した花巻北と、同じく3-1で猿沢を退けた石鳥谷の花巻対決であったが、花巻北が石鳥谷に昨年の新人戦の雪辱を3-1で果たし優勝した。

 一方女子では、何と言っても旧大野第一と第二の強豪校同士が統合した新生大野中の存在であったが、予想通り勝ち上がり準決勝では花泉を決勝では宮古jrを共に3-2ではあったが実力どおりの優勝を果たした。もう一つの3位は石鳥谷中であった。

 大野中は高橋・松浦の全日本カデットダブルス8ペアの二人を中心に林も踏ん張り初出場初優勝を成し遂げた。


photo:h22全日本カデットより



 

アマタケ杯中学校大会!②

2011-05-23 08:47:47 | Weblog
 この大会には、選手や応援の新1年生そして子ども達の家族やスタッフ約150人が集まった。

 大会の感想を数名の選手達や、顧問の先生から頂いたのでその中から紹介してみたい。

 (中3男子)S選手
 今日は、復興記念でアマタケ杯を行いました。
 いつもは、大船渡市民体育館で行っていましたが、今回は東日本大震災や大津波の影響によりB&Gでアマタケ杯を行いました。
 卓球台やフェンスは津波に流され泥のついたのを川に持って行き、一生懸命洗い流して会場に運んだ、との事でした。
 すごく苦労な思いをして開催したアマタケ杯です。
 感謝の気持ちを込めて試合をしました。

 (中3女子)N選手
 3月11日の震災後、しばらくの間部活動を出来ずにいました。部員の中には家が被災した人もいるし、私の家も1階が浸水して、水道がまだ通っていない状態です。そんな中4月の下旬ようやく全員が部活動を出来るようになりました。
 市内の大会を開催するのかどうか不安でしたが、会場を変えて今回の大会に参加できたことを嬉しく思っています。
 今回は私たちのためにアマタケ杯を開催していただき本当に有難うございました。

 (顧問)S先生
 第10回アマタケ杯 市内中学校卓球大会を開催することが出来、大変嬉しく思っています。
 中学生の大会は、毎年毎年がかけがえのないものです。
 大変な状況にもかかわらず、会場準備に協力してくれた関係者の皆様に深く感謝しています。
 今日の中学生の笑顔・泣き顔・・・・を見ると心からそう思いました。














アマタケ杯中学校大会! ①

2011-05-22 08:08:48 | Weblog
 昨日は、3.11大震災以来被災地独自としてはおそらく最初だと思われる、復興祈念「アマタケ杯第10回市内中学校卓球大会」が約70日ぶりに再会した、三陸町綾里にあるB&G体育館で開催することが出来た。

 この場所は、大船渡の中心から車でおおよそ30分の位置にあり、ある中学校ではバスをチャーターしてこの大会に参加したのである。

 私は、自家用車で朝7時に出発したが途中の道路はがけ崩れが発生し片側交互通行であったり、沿岸を通っている道のために被災地のど真ん中を抜けて目的地に行かなければならない。

 参加する中学生たちは、この被災現場をどのような思いで眺めながら大会に臨むのだろうと察すると何かと複雑な思いになったのである。

 しかし、だから尚のことこの大会を絶対に成功させなければならないと、あらためて強く決意したのである。

 前にも紹介させて頂いた、埼玉県のFさんから差し入れのバナナは、参加賞として子どもたちに1本ずつ配らせていただいた。