社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

一芸は道に通ずる!

2012-02-29 15:40:23 | Weblog

 「一芸は道に通ずる」

 一つの芸に深く達した人は、他の分野においても真理への道筋を心得ていること。

 「一芸」は、何か一つの技能・芸能のこと。一つの芸に抜きん出ていること。

 一つのジャンルで優れた芸を持っていれば、その経験や手法を応用して、正しい道筋を得ることができるということ。

 自分の一芸は何かと考えたとき、やはり卓球しか見当たらないのであり、ましてや本物の一芸とは、恥ずかしくて他人には話せることではないが、強いて挙げなければならないとすればやはり卓球なのである。

 卓球に携わることで、自らを律し高めることができ、子ども達と一緒に白球を追いかけているとわずらわしいこともいつの間にか忘れてしまっているのである。

 少しでもボールを打つと、自分の体調の良し悪しがお医者さんにかかるより分かる気がするのであり、私にとって今や卓球は健康のバロメーターにもなっている。

 私にとって、まさに卓球は「命の源」なのかも知れない?

*公民館対抗卓球大会より


第20回アジア卓球選手権!

2012-02-28 08:49:01 | Weblog

 第20回アジア卓球選手権大会の日本チームは、男子団体準決勝を韓国戦を水谷が2勝と丹羽がラストで3-2と競り勝ち、決勝では中国0-3と敗れはしたが3大会連続で銀メダルとなった。

 一方女子は、準決勝でシンガポールに対して福原と平野がそれぞれ1点をあげたが、期待の石川がラストでも2-3と惜敗、銅メダルに甘んじた。

 混合ダブルスでは、松平賢二・若宮三沙子組が準決勝に進出しメダルを確定させていて、さらなる良い色のメダルを期待したい。

 3月1日までのこの大会もいよいよ大詰めを迎え、男女シングルスやダブルスが行われている。日本勢には是非頑張ってもらいたいし、ロンドンオリンピックへの弾みとしてもらいたいと思っている。

 

 *我が家から見る日の出


公民館対抗卓球大会!

2012-02-26 18:33:47 | Weblog

 昨日は、昭和56年に第1回が始まった地域公民館対抗卓球大会が、第32回を迎え大船渡市三陸町B&G体育館で津波により被害を受けた地域からも参加をいただき開催された。

 震災以来、それぞれの公民館行事は町民運動会をはじめ、なにかと中止に追い込まれているのが現状なのである。

 その中にあって、卓球を通じて体力や健康維持・増進のため、そして心のケアを初めとするコミュニケーションづくりのためにも、勝負を競うことももそうであるが、参加された皆さんは交流を一番に心地よい汗を流していた。

 私も、久しぶりに大会に参加したがラージボールのせいもあるのかもしれないが、みんな和気藹々の中オレンジボールを追いかけていた。

 いつもは、戦々恐々とした中での大会を見ることが多いが、昨日は又違う卓球を楽しむことができたのである。

 

*審判など補助員をしてくれた綾里中学校の卓球部員の皆さん

*優勝の川原公民館(立根町)


第20回アジア卓球開幕!

2012-02-24 17:03:37 | Weblog

 昨日2月23日~3月1日まで、第20回アジア卓球選手権大会(マカオ)が開幕した。

 競技は、男女団体と男女シングルスの4種目である。

 オリンピックイヤーの今年初めの大きな国際大会であり、日本勢の活躍が期待されるところである。

 初めの競技は、女子団体が始まり日本は福原・石川・平野の布陣で初戦の準々決勝で香港に対して福原が3-2、石川が3-0、平野は0-3で敗れたが、4番で再び福原が3-2と競り勝ち、3対1で勝利した。

 準決勝では、北朝鮮民主主義人民共和国を3-0と圧倒した、シンガポールと対戦することになっている。

 ガンバレ日本!


凍結路!

2012-02-23 17:21:55 | Weblog

 昨日は、業界の東北地協の会議のため盛岡に出掛け、懇親会で久々にお酒を飲んだのでホテルで一泊し、今朝帰路に着いた。

 今朝目覚めと共に、部屋のカーテンを開け外を見ると雪が舞っていて一面銀世界である。

 今日は、昼から地元大船渡で高校の大先輩の葬儀があり、時間に間に合うようにと思い、8時にホテルを出たが、市内はどこも交通渋滞であり、昨日までの乾燥した道路はすっかりと白く覆われ、行きかう車もなかなか前に進まない。

 それでも、やっと30分ぐらい掛かって郊外に出ることができたが、相変わらずのノロノロ運転である。

 やっとの思いで、北上との分かれ道を過ぎた辺りまで来たが、なんと前は大渋滞なのである。

 どうしたのかと思いつつも、ただひたすらに動くのを待つしか術はないのであり、やはり冬道に出かけるときには、ガソリンを満タンにしたりトイレにも行っておくなど、まさに備えあれば憂いなしなのである。

 その場に30分ほど立ち往生したが、徐々に車が動き出しその原因であるゆるやかな下り坂のカーブ付近の現場を通り掛り、なんと目にしたのは横転した車なのである。

 幸い運転手は無事な様子であったが、何でこんなところでひっくり返ったのだろう?と、理解できない状態であったが、理由は直ぐに知ることとなる。すれ違う対向車があり、少しブレーキをかけたら私の車もスーッと滑ったのである。

 一瞬、ヒヤッとしたが何とか衝突は避けられた。路上はすっかりアイスバーン状態であったのである。

 盛岡から3時間半も掛かり、やっとの思いで家まで辿り着いた。

 冬道は、どちらかと言えばすっかり雪道のほうが走りやすいし、滑ることも少ないが、融けた雪が凍ってしまったら、一番始末に終えないのである。

 みなさんも、是非気をつけてこの悪路の期間をのり越えましょう!

 


シェイクスピア!

2012-02-21 16:28:26 | Weblog

「逆境も考え方によっては素晴らしいもの。」

  たとえ逆境に置かれていても、考え方一つでそれを生かせば、成功することができる。

  シェイクスピア『お気に召すまま』より。

 卓球では、どんな素晴らしい選手でも常に勝つとは限らない。水谷選手でも負けることもある。

 ましてや現在、並みの選手であれば負けることもたくさんあるのであり、その都度落ち込んでいては身が持たない。

 あるいは、今度の震災などにより、被災地では練習環境が著しく悪化している。

 だから負けてもいいということにはならない。

 今から40・50年ぐらい前は、立派な体育館や練習場はなかったのであり、夜は学校開放の体育館などに練習環境を求めて、数少ない卓球台をみんなで取り合うような形で練習に励んでいたことを思い出す。

 高田高校男子は、練習環境など言い訳にしないで高総体で優勝を成し遂げた。

 何事も考え方一つなのであり、逆境をはね返す自らのモチベーションとイノベーションが必要なのである。 


中島杯終わる!

2012-02-20 14:46:37 | Weblog

 昨日は、花巻市総合体育館アネックス(第3アリーナ)で第38回中島正郎杯争奪卓球大会が開催された。

 男女各40名が、それぞれ5人ずつ8ブロックに分かれて予選リーグを行い、各リーグ上位2名が決勝トーナメントに進む方式で行われた。

 さて、男子では予選リーグでの番狂わせを思わせるような試合はほとんどなく、まずは順調に中学生が2人、高校生が7人、大学生(招待選手含む)が2人、5人というベスト16が決定した。

 決勝トーナメントでは、皆川・大槻(猿沢中3年)が共に1回戦を突破ベスト8に進出、力のあるところを示し、高校進学後(専大北上?)もますます楽しみになってきた。

 そのほかでは、高橋優人(水沢)が実力者菅生光輝(大船渡クラブ)を3-2のフルセットで下し、つづく準々決勝でも大槻(猿沢中)を3-0で破りベスト4に進出、準決勝では北原(専北)に0-3と後じんを拝したが内容は競っており可能性を感じさせた。

 今年の招待選手 神 巧也(明治大1年)選手は、巧みなサーブとラリー戦での格の違いを見せつけ、終始危なげなく優勝を飾った。もう1人の3位には社会人の意地を見せた滝浦一樹(シオノギ製薬)が入賞した。

 神選手は、青森県黒石市の出身で試合態度や挨拶礼儀についても招待選手にふさわしい素晴らしい好青年であった。今後のますますの活躍に期待したい。

  一方女子では、中学生が4人、高校生が9人、一般が3人というベスト16の布陣となり、もしかしたら大野勢の上位独占化と思われたが、石川真須美(東北銀行)が社会人の落ち着きと戦術で上回り、嬉しい2回目の優勝を成し遂げた。

 今年度、今大会まで県内では敵なしの注目・滝浦華奈(大野高)は、準々決勝で瀬川沙希(3位)との同士討ちで2-3の大接戦の末敗れ今大会最大の番狂わせであり、今年度最後の個人戦で完全制覇の道が立たれた。

 そして、最近の北日本・東北高校選抜などの好成績から、ダークホースと見られていた平舩文(大野高)は高橋との同門対決で敗れ3位に甘んじた。

 同士(同門)対決は、予想とは違う結果になることが意外と多いのである。優勝した石川にとっては、天敵とも思われる滝浦の敗戦が確実に自分の優勝に結びつける格好になったのかも知れないのである。

 また、注目の花の中3世代はそれぞれ実力を発揮し、高橋梓海(大野中)が決勝まで進み石川にもセットオールと競り合ったが、最後は経験豊富な石川の軍門に散った。

  敢闘賞には、男子吉田千畝(花北中3年)が選ばれ、女子では佐々木南(花巻中3年)がベスト8に入賞し受賞した。

 また、この大会には滝浦3兄弟姉妹、大槻兄弟、吉田兄弟(花卓ジュニア)、高橋兄妹(花卓ジュニア)が参加していてそれぞれ持ち味を出していた。

 雑感ではあるが、藤澤幸子・村上千賀子の両ベテラン優勝経験者も若い世代を相手に奮闘していて、その姿勢は高く評価したいと思っているし、来年もまた元気なプレーを見せて欲しいと思っている。


明日は中島杯!

2012-02-18 08:59:54 | Weblog

 明日19日(日)は、「第38回中島正郎杯争奪卓球大会」が昨年12月に新築なった花巻市総合体育館アネックス(第3アリーナ)に、県内の各カテゴリーから選抜された男女各40名(招待選手含む)、計80名が参加して開催される。

 この大会には、毎年著名な招待選手を中央から招いており、今年は本年度の全日本学生チャンピオンの神 巧也(青森山田ー明治大1年)選手が出場をする。

 過去第1回大会には、故長谷川信彦氏、第2回から第4回大会は河野満氏の元世界チャンピオンが出場しており、その他にも元全日本チャンピオンの糠塚重蔵造氏、吉田海偉選手や女子では、故嶋内よし子さんや長洞久美子さんなど数多くの有名選手が出場されており、県卓球界では最も権威のある大会とされている。

 今年の参加者の内分けを見てみると、男子では社会人が16名、大学生2名、高校生14名、中学生6名、小学生3名。

 一方女子は、社会人7名、大学生0名、高校生16名、中学生14名、小学生3名となっている。

 今年は、一体どんな番狂わせがあるのか、そしてh24年の卓球界を占う意味でも興味が尽きないところである。

 私も現役時代は第1回大会から数回出場させていただいたが、明日は役員の1人として会場に足を運ぶことになっている。

 また、県内の子ども達には、是非時間を作って見学してもらいたい大会である。


震災からの復旧・復興!

2012-02-17 16:10:35 | Weblog

 あの3.11からあと4週が経てば1年を迎える。

 しかし、復旧・復興にはまだまだ程遠い。

 市民体育館をはじめ、現在も多くの体育施設が使えない状態であり、震災以後は学校施設を多くの競技が順番待ちで借用し活動しているものの、練習量は格段に下がっているのである。

 スポーツでは、多くの場合最低限の練習量がなければ競技力の向上はありえないのであり、ましてや今伸び盛りの小・中・高生などは、毎日豊富な練習時間が必要な時期でもある。

 わが、大船渡の市民体育館は現在支援物資の倉庫になっており、来年度からの補修工事が順調に進められるかどうかは微妙な状態にある。

 体育館の1階天井付近にまで津波が達し、フロアをはじめたくさんの大きな被害を受け、復旧までには大変な月日を要することになる。ぜひ復興計画にある来年度末までには再開できるようになることを切に願いたいものである。

 平常であれば、h23年度の県民体育大会卓球競技は大船渡市開催の予定であったが急遽奥州市で開催をしていただいた経緯があり、目標とするh25年の7月には是非大船渡で県民卓球競技が開催ができるよう復旧を期待したいものである。

 

 *大きな穴の開いた市民体育館卓球場


青春!

2012-02-16 16:43:33 | Weblog

 年を重ねただけで 人は老いない。

    理想を失うときに 初めて老いがくる。

     サミュエル・ウルマン(アメリカの実業家)

 詩集「青春」より。

 「老い」というと寂しい響きがあるが、年をとったことで老いるのではない。

 理想がなくなるから老いる。

 ならば、理想を持ち続ければ老いることもない。

 

 自分自身、老いということを意識したことは未だない。

 身体は、ある程度鍛えることによって若さを保つことはできると思うし、現に卓球をやっている部分については心も若々しくあると思っている。

 子ども達と、同じ夢に向かっているときは、十代に帰ったような錯覚に陥ることさえもある。

 理想=目標なのかもしれないが、それは自分との戦いでもある。

 如何に自分の弱い気持ちに妥協しないで、理想を掲げることが出来るかである。

 まずは、自分の出来ることから日々継続していくことは、その第一歩だと理解しているつもりのはずなのだが?