社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

夏の甲子園岩手代表決まる!

2014-07-25 08:40:00 | Weblog

 昨日まで熱戦が繰り広げられた夏の甲子園岩手県大会は、決勝戦にふさわしく5-4の接戦となったが勝利の女神は盛岡大付属高校に微笑んだ。

 昨年夏ベスト4の花巻東に対し、ここのところ負けが続いてきた盛大付属が雪辱を果たした。

 投打の柱となっている松本は、準決勝の対盛三戦打っては2ランホームランを放ち、投げては完封と獅子奮迅の活躍だった。

 連投の決勝戦は、疲れのためか投球にはいつもの切れがなくスピードもいつものように出てはいなかったようだが、終盤は変化球を中心に立て直した修正力は投球術の多彩さを見せたし、圧巻だったのは初回の2ランホームランも見事だったが、3-4で迎えた逆転の好機にあえて引っ張らずセンターの守りの一を見て左中間を真っ二つにした打撃には、驚きとともにその非凡さをあらためて感じさせられるものだった。

 大谷2世と呼ばれ、全国から2刀流の後継者かと注目される逸材が、大事な準決勝・決勝でいかんなくその力を発揮したことは本当に素晴らしいことだし、それを支えたのは決勝でも無失策の紛れもなく鉄壁の守備がもたらしてくれたものであり、松本一人では成し遂げられなかったものであろうと思っている。

 津波で家屋を失った大槌出身の主将をはじめみんなで勝ち取った甲子園出場を、今度は晴れの全国の舞台で元気一杯発揮してもらいたいと思っている。

 がんばれ盛大付属!がんばれ岩手の球児たち!

  

  

  

 

 

 


県中総体!

2014-07-24 17:00:30 | Weblog

 去る19・20日は滝沢市総合公園体育館においてh26年度岩手県中学校総合体育大会卓球競技が行われた。

 男子団体は、花北中が準決勝で石鳥谷に対しセットオールの9対10というマッチポイントを握られる絶体絶命の大ピンチをしのぎ、輝く5連覇を達成した。

 連覇を振り返ると、過去に大船渡一中男子が11連覇を成し遂げた時も、当時7連覇を目指した気仙地区予選準決勝で対大船渡中に対し、ここで負ければ予選落ちのセットオール15対20(当時は21本先取)から大逆転32対30で勝ち、記録をつないだそうである。

 毎年ほとんどの選手が入れ替わる中高大の団体戦では、連覇を成し遂げるためにはいくつもの試練を折り超えてこそ生まれるものであり、その価値は計り知れないのである。

 私も主将として11連覇目をやっとの思いで成し遂げることができ、決勝後はその達成感とプレッシャーから解放された安ど感から、優勝旗を抱いたまま4時間列車に揺られ家路に着いたあの日を思い出され感慨深いものがよみがえった。高橋栄太主将もきっと同じような思いであったに違いない。おめでとう! 2位には大東、3位決定戦では石鳥谷が軽米を3-1と下し東北大会代表権を獲得した。

 一方女子は、力がありながらなかなか優勝に手が届かなかった花泉が、山と見られた準々決勝の東水沢を3-2、つづく準決勝も上野を3-2という接戦を制し決勝は矢巾をすべて3-0で下し嬉しい初優勝を果たした。3位決定戦は上野が水沢南を3-2で下し東北への切符をものにした。

 男子個人は、団体優勝花北の2枚看板吉田と高橋の同士討ちでの決勝戦となり、0-2から高橋が踏ん張り最終セットまでもつれたが最後は吉田が地力を発揮し優勝を果たした。3位には高橋に2-3と惜敗した小野寺(上野)と齋藤(大東)の実力者が入賞した。

 女子個人は、1年の高橋志歩(花巻・1年)が安定した力を発揮、難敵大野(大野)のカットを3-2で攻略、準決勝では小川(東水沢)を3-1、決勝では菊池(東水沢)を3-0で下し嬉しい初優勝を成し遂げた。1年生での優勝は大変珍しく、まだ先のことであり急いでしまうが、今から2016岩手国体での活躍や中総体3連覇に期待がかかってしまうのである。もう一人の3位には長岩(石鳥谷)が入賞した。 

 ところで、男子の高橋栄太(花北)と高橋志歩(花巻)兄妹は、言わずと知れた高橋栄喜・靖子夫妻のお子さんたちであるが、日頃から親子で一生懸命卓球に取り組んでいる努力の成果がこのような素晴らしい結果を生んだのである。

 「努力は必ず報われる」の見本のようなものである。ご一家皆さんに心からの祝意を表せずにはいられなく大変敬服しているところである。


県中総体迫る!

2014-07-16 15:35:40 | Weblog

 今週末の19・20日は、岩手県中総体が始まり卓球は滝沢市総合体育館で開催される。

 男子団体は、花巻北中が順当に連覇を果たすのかあるいは大東(旧猿沢)がそれを阻止するのか、そしてこの2強に割って入るチームが出てくるのか興味は尽きない。

 女子団体は、花泉中が頭一つ抜けている感じがしている。

 男子個人は、花北中の吉田が先ごろ行われた国体選手選考会でも健闘しメンバーに入るなど総合力で抜け出ている。そのほかには岩手国体候補選手の上野中小野寺・花北中高橋・水沢南中の砂子なども虎視眈々と上位をうかがっている。

 女子個人も、国体候補の花泉中鈴木と花巻中高橋を中心に激戦が予想される。

   

   

   

   

    *上記写真は県民体大船渡大会から

 

 


サッカーワールドカップと卓球!

2014-07-15 15:32:33 | Weblog

 1か月に及ぶ熱戦が続いたワールドカップサッカーは、ドイツが安定した戦いぶりを見せ、4回目の世界王者となった。

 攻守ともにそつがなく、セットプレーにも強くバリエーションも豊かである。

 ゴールキーパーも、世界一の折り紙つきである。

 どこにも穴がなく、付け入るすきが全くないのである。

 現在の卓球に当てはめてみると、攻撃だけではなかなか勝ち進むことは難しく、いかに攻守のバランスがとれるように戦術的にも考えることが重要であり、団体競技と個人競技の違いはあるにせよ共通のものだと感じた。。

 攻撃は最大の防御といっても、レシーブからの強い攻撃はリスクを伴うものであり、いかに相手の3球目攻撃を強打されないようにすることが重要だと思っている。

 さて、日本代表のサッカーを世界の強豪と比較してみると、一番感じることはスキルの前に体力のなさである。

 決勝の両国は、延長戦に入ってもイージーなミスはほとんどなく、最後まで素晴らしいパフォーマンスを見せていた。一方日本はどうであろう?

 前半は、対等以上に戦っていても後半になると突然足が止まり、全然勝てる要素が見えてこなかったのであり、そこには大きな要因が隠されているのではないかと思っている。

 卓球でもこのことは全くないとは言えず、世界をリードしている中国は決勝戦で一番素晴らしいパフォーマンスを常に見せつけているのである。

 日本が直面しているこの共通した課題は、ある意味ほとんどのの競技に当てはまるのかもしれない。

 食生活が違うことは言うまでもないことだが、日本が世界と対等に戦える肉体を備えることが本当の意味で、世界へ挑戦するための一番の近道なのではないかと私はサッカーを通じて考えさせられた。


震災あと!

2014-07-14 17:03:56 | Weblog

  米沢の帰り道、しばらくぶりで陸前高田市を通り家路に着いたのでカメラ収めてみた。

  なかなか進まない状態をあらためて感じたところだが、ある場所には建物が集中して新たな商業の拠点となっていた。

  *前方に見えるのは、津波のため途中から決壊したJR大船渡線の鉄橋である。

  *奥に見えている橋げたは高速道路の三陸道である。


スポ進東北研修会!

2014-07-14 07:48:19 | Weblog

 先週の金土は、スポーツ推進委員の東北研修会が山形県米沢市で開催され、大船渡市から15名の参加がありマイクロバスでの長旅であったが有意義な研修がなされた。

 週半ばまでは、大型台風の影響で開催も危ぶまれたが、出発の朝方までは強い雨に見舞われたが宮城に入るころはすっかり雨も上がり台風一過で好天となり、暑くてたまらないほどであった。

 研修会は、開会行事・表彰式の後、全国スポーツ推進委員連合理事である橋本聖子氏による「地域のスポーツからトップスポーツを支えるためには」と題して記念講演が行われ地域から世界へ。地域のスポーツ推進委員が持つ可能性を話された。

 終了後は、小野川温泉の宿へ移り陸前高田市・住田町とともに委員間の懇親を深めあった。

 この温泉は源泉かけ流しであり、周年行事や県民大会の疲れを癒してくれるのに充分のものであった。

 帰りは、南陽市での研修にも顔を出したが台風被害は大変な様子であった。

   

  *飲める温泉(湯の華が見える)

  *田んぼアート

  *ぶどうハウス

 *先日の台風被害を受けた南陽市  


大船渡市卓球協会創立60周年記念式典祝賀会!

2014-07-09 18:01:22 | Weblog

 7月4日は、大船渡市卓球協会創立60周年記念式典・祝賀会が午後6時から大船渡プラザホテルにおいて、60名のご臨席をいただき盛大に開催された。

 また当日は、東日本大震災において多くのご支援を下さった代表の7団体様に感謝状を差し上げさせていただいたところであり、東京からはわざわざ元世界チャンピオンの伊藤繁雄様と日本卓球協会専務理事の前原正浩様にもご出席をいただき会に花を添えていただいた。

 東日本大震災の際の国内外からの多くのご支援に感謝するとともに、先人の業績と熱き思いを胸に刻み協会をさらに発展させることが、そのご恩に報いることだと決意を新たにしているところである。

   

   

     *感謝状授与

   

        *甘竹秀雄岩手県卓球協会名誉会長

   

     *日本卓球協会 前原正浩 専務理事

   

     *元世界チャンピオン 伊藤繁雄さん

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

 


県民大会終わる!②

2014-07-08 16:05:27 | Weblog

 

 今回の県民大会では、被災地では初めて開催されたということで開会式に先立ち犠牲者に黙とうを捧げさせていただいた。

 開会式では、前日行われた大船渡市創立60周年記念式典にわざわざお出で頂いた、元世界チャンピオンの伊藤繁雄さんと元全日本チャンピオンで、現在は日本卓球協会専務理事・国際卓球連盟副会長前原正浩さんに激励の言葉を話していただき、大会開催に花を添えてもらえたことは、私自身も感動であったし参加された選手の皆さんはおそらくこのサプライズに驚かれたのではないかと思っている。

 さて、大会であるが今年はインカレと日程がぶつかっていてどちらの市町村も大学生が参加できない反面、男女とも面白い戦いとなった。

 結果は、宮古市が紫波町を3-1で破り感動的な初優勝を飾った。被災地での大会で同じ被災地である宮古市が初優勝を飾ったことも大変意義深いものであり、目に見えない何かが後押しをしてくれたのではないかと思っている。

 3位には、北上市と地元大船渡市が久方ぶりに入賞を果たした。

 準々決勝以後では、決勝以外はすべての試合が3-2と激戦であり決勝トーナメントに勝ち進んだ8チームと予選リーグで2-3と宮古市に惜敗した矢巾町には、いずれも優勝のチャンスがあったようである。

 一方女子は、決勝で一関市が3-1で矢巾町を下し4連覇を達成した。3位には、花巻市Bと盛岡市が入賞した。

 期待された地元大船渡は、予選リーグでともに3位に入賞した盛岡市と花巻市Bに大接戦の末惜敗し、決勝トーナメントに進出できなかったが、地元として運営と試合どちらも頑張った選手の皆さんに敬意を表したいと思っている。

 さて、大会を振り返ってみるとまず開催にやっとこぎつけられたことが一番であり、それが一番ほっとしたところなのである。

 開会式のあいさつでも話させていただいたが、本当に開催できた現実に今までのいろいろなことが頭をよぎり万感胸に迫るものであった。

 皆様のご支援にただただ感謝するのみである。

   

   

   

    *優勝旗を受け取る小林耕也選手(宮古市)

 

   

    *優勝旗を受け取る小山絢子選手(一関市)

   

    *3位の賞状を受け取る今野善信選手(大船渡市)

 

 

 

 


県民体終わる!

2014-07-07 17:34:57 | Weblog

  過ぎる7月5・6日は、県民大会が5月末に修築となった大船渡市民体育館において開催され、万感胸に迫る思いであった。

 詳しくは後日、書かせていただきたいと思っている。

 とにかく今は、感謝の気持ちしか思いつかない状態に私はいるのである。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   


大船渡市卓球協会創立60周年!

2014-07-07 17:28:56 | Weblog

 県民大会の前日は、大船渡市卓球協会創立60周年記念式典・祝賀会・第66回岩手県民体育大会卓球競技レセプションが大船渡プラザホテルで開かれ、7団体の皆様には震災の際のご支援に対して感謝状を授与させていただいた。

 詳しくは後日載せたいと思っている。