社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

練習試合!

2011-10-16 05:49:32 | Weblog

 今日は宮古高校女子が我が校を練習試合で遠路を来ていただける。

 本当にありがたい事だし大事な県新人戦の試金石にしたいと思っている 。

 通年であれば内陸部に出掛けて既に何校かと練習試合をしている時期なのだが、今年は震災のため父母の会も機能していなく、なかなか出かけられないのが実情でもある。

 その分、なるべく子供たちと沢山練習に励もうとやってはいるが、なかなか自身の身体が追いついて来ないのである。

 それでも大会は近い、ムチ打って今日もガンバロウ!


23日(日)はアマタケラージ大会!

2011-10-14 08:32:44 | Weblog

 10月23日(日)は、アマタケカップ第8回ラージボール卓球大会が大船渡市三陸B&G海洋センター体育館で開催される。

 申込締切は今日までになっているので、まだ済んでいない方は急いで申し込んで頂きたいと思っている。(申込み先:TEL0192-42-3201・FAX0192-43-5725)

 現在の申し込み状況は、被災した宮古・釜石・大船渡・陸前高田と気仙沼市からも参加があり、 また震災以降様々なご支援を頂いた一関・奥州・花巻・盛岡の内陸部からもたくさんのラージボール卓球愛好者が集い賑やかに開催できそうである。

 震災以来、なかなか交流出来ないで居る団体も多いと思われる中、今度の大会では久しぶりに顔をあわせる方も多いのではないかと思っているし、お互い元気な姿を見せ合い旧交を温めることが出来るのではないかと思っている。

 スポーツ(卓球)は大きな「絆」で結ばれているんだなと、感謝の気持でいっぱいです。

 当日は、試合もそうですが様々な交流がなされるよう主催者として万全の準備をして皆様をお迎えしようと思っている。

 


山口国体終わる!

2011-10-13 09:07:28 | Weblog

 今月7日から10日まで、東日本大震災復興支援「第66回国民体育大会おいでませ山口国体卓球競技」が山口県萩市(成年男女)・柳井市(少年男女)で行われていたが、少年男子は青森県・少年女子大阪府・成年男子山口県・成年女子茨城県の優勝で幕が閉じた。

 成年男子は、岸川・吉田の日本代表組みと平野(明大1年)の布陣で臨み、決勝で青森に昨年の雪辱をし3-2で地元優勝を果たした。特に決勝戦では若い力の平野の大活躍があった。

 成年女子は、地元山口が石川佳純・小西杏・重本の布陣で優勝を目指していたが、石川の調子が今ひとつであり準々決勝で敗れ残念ながら5位に止まった。優勝はその山口を3-0で下した茨城が決勝まで全て3-0の圧倒的な力を発揮して手中に収めた。

 それでも、石川佳純選手の人気は絶大で会場に入りきれない観客が大勢いたということである。

 一方少年男子は、昨年準決勝で愛知に苦杯をなめた青森が、今年は決勝でその借りを返した格好で3-1で雪辱優勝を果たした。

 少年女子は、大阪府が準決勝で山口を、決勝でも高知を共に3-2の接戦を制し優勝をした。 ミニ国東北1位の青森はエントリーミスの関係で出場できず同3位の秋田が繰り上げ出場した。

 さて、3種目に出場した我が岩手県は少年男子が初戦の対京都(I・H3位の東山)を健闘及ばず後1歩のところで2-3と惜敗したが、広島を3-1・鹿児島を3-0で下してリーグ2位となり目標の入賞は果たすことが出来なかったが、ベスト16になり実録のあるところを示してくれた。

 少年女子は、ミニ国2位の余勢を駆って臨んだが5位に入賞した新潟に2-3と肉薄したが北海道と山口にはいずれも0-3と力及ばずであった。ダブルスで勝てなかったことが敗因だったような気がする。

 成年女子は、1回戦で徳島に1-3で早々と敗退してしまったが、平舩の1点と増沢とのダブルスの健闘が光った。

 この大会では、震災後5月29日大船渡に被災地支援のため、私費で卓球講習会をしていただいた吉田・小西夫妻が山口県代表として出場し種目別優勝の原動力になったことは、ひそかに応援していた私にとっても大変嬉しいことであった。

 


支援の卓球台到着!

2011-10-12 08:33:32 | Weblog

 昨日、日本卓球協会より支援の卓球台が当地に到着した。

 これは、日本卓球協会が被災地の卓球協会に対して津波で流された卓球台を贈呈支援するもので、当市でも市民体育館にあった30を超える卓球台が大津波により流され、泥まみれになったり傷ついてしまい今は半数以上が使えない状態になっている。

 現在は、ほとんどがグリーンの台を川に運んで洗って大会等に使用しているのである。

 こんな時に、当協会では10台(屋内5台・屋外5台)の卓球台を贈られ本当に感謝のたえない所である。

 屋外卓球台については、外でも使えるということで応急仮設住宅などに仮住まいをしている方々の健康維持やストレス解消にも役立つのではないかと思っている。

*支援された屋外卓球台

 *支援された屋内卓球台


第35回県南オープン無事終わる!

2011-10-11 09:44:33 | Weblog

 第35回岩手県南オープン卓球選手権大会が大船渡市三陸B&G海洋センター体育館で男子24チーム・女子16チーム約240名の参加で開催された。

 今大会は、「復興祈念大会」と位置づけ開会式前には大災害により尊い命を無くされた卓球人の方々に黙祷を捧げさせていただいた。

 また、大会参加者の中には震災以来始めて会う方もあり、お互い無事だったことを喜びあい、ここでも大会開催の意義が強く感じられたのである。

*津波から生還した県南オープン優勝カップ

 また、この大会は我が大船渡市卓球協会主催の中で一番の主要大会であるが、3.11大災害によりその開催が危ぶまれていたが、多方面からのご支援を頂き、そして当地と同じように被災地である宮古・山田・大槌・釜石・そして陸前高田から小・中・高校生・一般までの卓球愛好者が集い卓球台20台をセットして試合が開始され、17時過ぎに終了となった。

 さて、男子団体戦では、大船渡クラブAが決勝で高田クラブを3-2で下し2連覇を達成、3位には宮古クラブと大船渡クラブBが入賞し殊勲賞には新沼大隆(大船渡クラブ)が全勝で選ばれた。

 女子団体戦は、大船渡クラブが決勝で大船渡高校Aを3-1で下し優勝、3位には大船渡一中と米崎クラブが入賞した。殊勲賞には菅生美桜(大船渡クラブ・花巻中3年)が全勝で選ばれた。

 一方個人戦男子では、6月に行われた県高総体男子団体優勝の立役者今野文陽(大船渡クラブ・高田高校3年)が決勝を3-1で菅生光輝(大船渡クラブ)の連覇を阻み、嬉しい初優勝を成し遂げた。3位には村上英宏(高田クラブ)と村上雄一(高田クラブ・高田高校3年)が昨年に続き入賞し、敢闘賞にはベスト8に勝ち上がった村上奨記(高田一中2年)が受賞、昨年に続き村上親子が大活躍をした。

 優勝を果たした今野選手は、来春から大学でまた新たな挑戦が始まる。大会後の協会祝勝会でも今後の決意を新たにしていた。

 女子個人選は、中学生の若い世代がそれぞれ力を発揮ベスト4を独占した。

 決勝では、菅生美桜(大船渡クラブ・花巻中3年・県中総体ベスト8)が金野里美(米崎クラブ・米崎中3年・県中総体ベスト8)を3-1で下し大船渡に居た小学校以来の出場で、母親を超えて念願の初優勝を達成した。大会後の協会祝勝会では、みんなの祝福され感激の涙を見せていた。よほど嬉しかったのだろうと思うし、力が有りながらなかなか結果を出せずに居たことを知っている私にとってもジーンと来る一場面であった。

 今後は、高校に進んで益々卓球に打ち込んでいくということも聞いているので、これからの活躍を益々期待している。 

 3位には、県中総体3位の実力を見せた今野実紗季(大船渡クラブ・大船渡一中3年・県中総体3位)と進境著しい鈴木美桜(大船渡一中1年・全日本カデット県予選W1位)が入賞、敢闘賞には終始素晴らしいプレーで観客をうならせた菅生美桜(大船渡クラブ・花巻中3年)が団体の殊勲賞と併せて3賞に輝いた。

*男女個人戦優勝者

 

*男女個人戦 入賞者

 中・高生にとっては、まもなく県新人大会が開催されその前哨戦ともなる大会でもあり、どのコートでも白熱した戦いが繰り広げられた。

 この大会の開催のきっかけとなったのは、当時県中学卓球界の中心であった気仙地区や県内の子どもたちに高校生や一般の胸を借りる機会を与えようと考えたもので、当時はなかなかカテゴリーを越えたオープン大会がほとんど無かったのであり、皆さんのご支援を頂き大災害にも負けずに第35回大会を無事終えたことは、いつの大会にも増して感慨深いものがあったところである。

 参加された選手や関係の方々に厚く御礼を申し上げるとともに、遠方からの参加にもかかわらず最後の後片付けまでお手伝いいただいた宮古クラブの方々に心から感謝を申し上げている。

 

*米崎クラブ・米崎中

*2階フロア

  *1階フロア


アマタケ杯第16回小学生卓球大会終わる!

2011-10-09 16:11:53 | Weblog

 昨日は、「アマタケ杯第16回小学生卓球大会」が大船渡市三陸B&G海洋センター体育館で、市内はもちろんのこと一関・水沢・金ヶ崎・花巻・石鳥谷から元気いっぱいのちびっこ選手達が集い開催された。 

 中には、未だ幼稚園の選手も参加して小学生に負けずとがんばっていた 。

 この大会には、来るべき岩手国体少年の部の対象年齢である4年生から中1を除く6年生がその技術を駆使し、随所に好プレーを見せ最後までがんばってプレーしてくれた。

 

 その中でも目立ったのは男子では圧倒的な力で5・6年生の部で優勝し、開会式でも選手を代表して宣誓をしてくれた斎藤豪選手(若松クラブ)が頭一つ抜けて、安定したドライブで余裕のゲーム運びであった。

 女子はレベルが高く、特に優勝した長岩楓子選手は女子には珍しくフォアハンド強打が出来る魅力ある選手であった 。


 またご両親は共に大船渡市の出身と聞いた こともあるし、これからもますます注目していかなければならない選手である。

 また男子4年生以下の部で は、地元大船渡ジュニアの新沼理央選手が優勝一人気をはいた。

 
 この新沼選手の母親は、私の高校時代の教え子でインターハイにも出場した選手であり、だんだん芽が出てくると期待していたので、今回の優勝は特に嬉しく思っているし、今後は全国で活躍する選手になって欲しいと今から期待している。


 また地元から参加した「さかり卓球スポーツ少年団」は女子団体で3位に入り、個人戦女子5・6年生の部でも佐々木玖澪杏選手が3位に、4年生以下の部でも竹澤栞里選手3に入賞するなど着実に力を着けてきていて、これまで指導に当たってきた近藤さんに敬意を表したいし今後も頑張って欲しいと思っている 。

 

 表彰式では、受賞した一関卓心クラブの選手がていねいに「ありがとうございます!」と、きちっと挨拶していた事に好感を覚え、嬉しい気持ちにさせられた。

 明日は、第35回岩手県南オープン卓球選手権大会が同会場で開催される。

 

 


アップル社創業者スティーブ・ジョブズ会長急逝!

2011-10-07 09:20:27 | Weblog

 アップル社創業者のスティーブ・ジョブズ会長が5日急逝し各界に惜しむ声が上がっている。

 「全ての人の世界を変えた。人類史上もっともまれな功績を残した。」とオバマ大統領。

 「数百年後の人々は、彼とレオナルド・ダ・ヴィンチを並び称するだろう。」とソフトバンクの孫社長。

 以上の表現にあるように、現世としてはもっとも偉大な人物の一人であったことは間違いないのである。

  我が印刷業界でもアップル社のマッキントッシュは、業界の常識を覆す斬新なものであり、また広告業界などにも無くてはならないものと、その存在を確固たるものにしたのである。

 願わくば、この度の未曾有の3.11大災害を予知できるようなソフトでも開発しておいて頂いていたら良かったと、残念でたまらない。

 


アマタケ杯小学生・県南オープン情報!

2011-10-06 09:02:55 | Weblog

 明後日、当地の三陸B&G海洋センター体育館で行われる「第16回アマタケ杯小学生卓球大会」には、市内外より18チーム48名の参加をいただき開催される。

 一関・水沢・金ヶ崎・花巻・石鳥谷から来られるチームもあり、津波被害の当地を見るのは初めての小学生がほとんどのことだろうと思われる。被災地のど真ん中を通る道順なのでその現実を見て子ども達はおそらくびっくりすると思うのだが、その中を今大会に参加してくれることに、当地にいる私たちは感謝をしなければならないと思っている。

 また、10日(体育の日)には「第35回岩手県南オープン卓球選手権大会」が同会場で開催され、21団体・41チーム・224名が参加して行われる予定である。

 今年は震災大津波により気仙沼市からの参加や、一関市での大会と日程が重なり、例年と比較して少し参加者が少ない中で、同じ被災地である陸前高田・釜石・大槌・山田・宮古からは被災地を突っ切って集まるような形であり、どんな思いで来られるのかと思うとその気持ちを察するには余りあるのである。

 震災以来われわれ沿岸地域では、横の連携を密にして支援物資の受け入れや支援卓球講習会などの事業に対する協力体制をとり対応してきた経緯があり、卓球を通じたかかわりの深さと有難さを実感しているところである。

 ついては、 われわれにとって今は卓球大会を通じてお互い元気な姿を見せ合うことも、勝ち負け以上に重要なことだと思っている。

 また、23日(日)にはアマタケカップ・ラージボール卓球大会も同会場で開催されるので、 遠方から来られる卓球が大好きな仲間の方々とお会いできることを、今から楽しみにしている。

*第12回大船渡市卓球リーグより

 


山口国体岩手県勢の展望と期待!

2011-10-05 13:03:16 | Weblog

 まもなく明後日の7日(金)から山口国体卓球競技が始まる。

 我が岩手県勢は、少年男女・成年女子の3種目に出場する。

 私が監督を務めた成年男子は、東北ブロック大会を3位(出場権2県)の為一昨年の大分、昨年の千葉に続く連続出場は残念ながら成らなかった。

 さて、成年女子は全県の47都道府県によるトーナメント方式で行われるが、初日の1回戦は徳島県と対戦ここを突破して、2回戦シードの千葉県に挑みたいところである。

 平舩亜美(早稲田大)・増沢薫(東北学院大)・石川真須美(東北銀行)の布陣だが、平舩の爆発と石川の技術、そして国体初出場の増沢の思いっきりの良いプレーを活躍を期待している。監督の小田桐氏(富士大)は全国の情報を幅広く知るアンテナを持ち、きっと岩手を勝利に導いてくれるものと期待している。

 少年男子は、しばらくぶりで国体入賞を狙える力のある専北勢で臨む。

 大野泰士(3年)・星智仁(3年)の両輪と、先の全日本ジュニア県予選を制して波に乗る北原大輝(2年)がどんな戦いを見せてくれるか、今から期待でどきどきしている。 岩手のブロックは、初戦の7日が京都、2戦目は8日の広島・鹿児島の順で対戦する。

 インターハイ3位の東山勢で構成する京都との戦いが、このブロック一番の勝負の分かれ道になるものと思われる。思いっきりぶつかり殊勲の星を挙げてもらいたいと思っている。野田監督(専北)の勝利への飽くなき思いが叶えられるか興味が尽きないところである。

 一方、少年女子はインターハイベスト32の浅沼愛(盛一3年)、先の全日本ジュニア県予選2連覇の滝浦華奈(大野2年)、全中で大活躍の高橋梓海(大野中3年)の布陣で、全国から予選を勝ち抜いた16チームで争われる4ブロックに分けられた予選リーグに挑む。

 試合順は、北海道・山口・新潟の順で戦うが、国体はいずれにしてもどこも強敵ばかりなのでであるが、 しかしその中でも、比較的入賞の可能性の高いブロックに入ったと思っている。なかなかすんなりとは行かないかもしれないが、久々の国体入賞に向けて今回は本当に大チャンスだと私は思っている。

 ぜひ、万全の準備をして戦いに臨んでいただきたい。細川監督の手腕にかかるところも大きいと思っている、がんばれ岩手!


ジュニア2次の分析!

2011-10-04 08:46:42 | Weblog

ジュニア2次予選会(全日本予選)を観戦して、私なりに分析をしてみた。

 

まずは、出場選手のカテゴリーにおける割合である。

 

この大会は、高校2年生以下に出場権があり、高総体出場選手や中総体上位選手には1次予選が免除され、その他の選手は1次予選を通過しての出場である。

 

今大会には男子89名のうち、中学生21名・小学生4名と小中生の占める割合は28%である。 

 

女子は101名のうち、中学生30名・小学生5名の33%にも上るのである。

男女ともおおよそ3人に一人の割合なのであり、したがって高校1・2年は3人に2人の計算になるのである。

 

少し前であれば考えられない数字であるが、昨今の卓球始動年齢からすれば小・中学生でもキャリアは充分なのであり中学から始めた高校生よりはいろんな意味で経験豊富なのである。

 

いかに早く始めれば、早く(若年で)強くなれるかを証明しているようにも思われる。

 

特に女子においては、ベスト16に進出した選手のうち、なんと7名が中学生であり、その後も勝ち抜きベスト4には3名の中学生が入り、優勝した滝浦だけが何とか高校生の意地を見せた格好になった。

 

さらに驚くべき中学3年生にいたっては、21名の出場で20%強の割合であり、その実力も高く高橋梓海やベスト4の二人を始め、花の中3年代でもある。

 それに比較して、来るべき岩手国体時に高校3年以下の対象となる選手は、男子で中1が2名、小学生が4名の計6名であり、女子も、中1は2名だけの出場で後は男女通じて最年少出場の小4の高橋志歩(花卓ジュニア)を含めても7名であり、現状ではこの年代の選手層が少し薄いし力不足も否めないのではと、私は危惧している。

 岩手県卓球協会としても、今後この年代のますますの強化を図っていかなければならないし、併せて小学生の競技人口を増やしていかなければ将来に不安を残すことにもなるので県内各地域での小学生育成が急務となっている。

 

*女子準決勝:佐藤-滝浦

 

*女子準決勝:小川-高橋

 

*2連覇を果たした滝浦華奈選手(大野)