社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

第80回記念 北日本卓球大会終わる!①

2011-01-31 14:56:28 | Weblog
 昨日・一昨日と2日間花巻総合体育館で開催された第80回記念北日本卓球大会が、北海道から関東地区までの約2,000名を超える参加選手が数々の熱戦を展開して、無事終了した。

 初めに各種目の上位を見てみることにする。

 男子団体は、招待選手で構成された青森山田学園が圧倒的な力で優勝、2位に東北学院大学、3位には富士大学と秋田商業高校Bが入った。

 女子団体は、東北学院大学が7年ぶり2回目の優勝、2位には連覇を目指した富士大学、3位はオリンピア卓球センター(秋田)と東奥学園高校が入賞した。

 男子中学2年以下団体では、中里クラブ(青森)が2連覇を果たし、2位には仙台ジュニアクラブ、3位は長井北中(山形)と地元石鳥谷中が入賞。

 女子中学2年以下団体では、仙台ジュニアクラブが4年ぶり5回目の優勝を飾り、2位に弘前卓球センター、3位に鶴卓TC(青森)と岩手の宮古Jrが入賞した。


 個人戦では、県勢を中心に上位をあげてみることにする。
 
 男子シングルスでは招待選手の青森大学勢上田仁が優勝、松原公家が2位、山谷仁生が3位と独占したが、北村翔(富士大学)が健闘3位に入賞し、カデットでは大槻周瑛(猿沢中)が3位に入賞一人気をはいた。
 
 女子シングルでは、塩倉亜祐美(大野高)と増沢薫(東北学院大)が3位に入賞、カブでも長岩楓子(石鳥谷スポ少)が3位に入賞した。
 
 又、カデットでは高橋梓海(大野一中)と松浦明香里(大野二中)の岩手の2枚看板が共に3位に食い込んだが共に優勝に絡めなく残念ではあったが、今後に期待したいものである。

 
 年代別では、男子で70ティの宍戸時雄(奥州クラブ)が法領田源三(盛岡卓友会)を決勝で下し4年ぶり4回目の優勝を果たした。
 60ティでは、藤原寿文(花卓会)が小野豊(盛岡TTC)との昨年と同じ顔合せとなったが雪辱を果たし、3年ぶり4回目の優勝を成し遂げた。50ティでは鈴木和好(奥州クラブ)が3連覇を目指したが残念ながら決勝で敗れ2位に甘んじた。

 一方女子では、70ティで藤原節子(花巻高卓会)が2位に入賞、60ティでは佐々木昭子(花卓会)が嬉しい初優勝を飾った。50ティでは佐藤正子(きらら」クラブ)が藤澤幸子(奥州クラブ)との3年連続の同じ組合せとなったが、今まで4年連続で決勝進出をしていたものの、なかなか優勝まで手が届かなかったが、今回はセットオールジュースという大接戦をものにして藤澤の3連覇を阻み、嬉しい初優勝成し遂げた。彼女の日頃の努力を賞賛したい。また、40ティは西舘恵子が見事2連覇を成し遂げたのである。

photo:招待選手団青森山田学園

photo:選手宣誓、齋藤晃選手(花巻北中)



 

今日から北日本大会へ!

2011-01-28 08:18:18 | Weblog
 いよいよ今日から北日本卓球大会に出かける。

 今年は、第80回というとてつもなく、そして想像だに出来ないほど永く伝統に包まれた節目の記念大会でもある。

 北は北海道から南は関東を越えて大阪方面からの出場者がいたほどの素晴らしい大会なのである。

 今年は、シングルスに参加する選手だけでも1,574名にものぼり体育館内に収まりきれないほどの参加者で埋め尽くされるのである。

 地元の花巻市卓球協会では、主管団体として長年この大会を切り盛りしてきたし今回もこの記念大会に向けて2ヶ月も前から準備を重ねてきたのである。

 毎年のことではあるが、卓球台を63台使用するために体育館常設のものだけでは足りなく、他の2~3の別の体育館から借りてそれをトラックで搬送しているのである。

 今日も、朝から協会員やクラブの方たちが多勢出て、会場設営やプログラムの袋詰め等会場準備にあたるのである。

 このような裏方さん方があってこそ、この80回という伝統が引き継がれてきたのだと思っている。

 このような素晴らしい節目の大会に参加できることを感謝しつつ、この3日間を満喫していきたいと思っている。



 

メンタルトレーニングの方法!

2011-01-27 09:07:21 | Weblog
 スポーツの世界でよく使われる、『心技体』の「心(心理面)」のトレーニングの方法であるが、試合では「心」が重要視されるものの、普段の練習では心理面の強化がおろそかにされている現状ではないでしょうか?
 
 このメンタルトレーニングは、スポーツ心理学を背景としたトレーニングです。オリンピックで金メダルを獲る選手が心理面でどのようなことを行なっているかを調査・分析し、効果のあるものを集めてプログラム化されたトレーニングです。

 つまり、スポーツ心理学の研究によって効果が認められた心理的スキルをトレーニングするものです。

 具体的には、①目標設定②リラクゼーション③サイキングアップ④イメージ⑤集中力⑥プラス思考⑥セルフトーク⑦コミュニケーション⑧試合に対する心理的準備といった一流選手が共通して行なっていることを、練習中はもちろん普段の生活の中でもトレーニングします。

 要するに”24時間がトレーニング”です。

 指導者が「うちの選手はメンタル面が弱い」といいわけをしていませんか?

 メンタル面も、技術や体力と同様にトレーニングすることで強化することが出来るのです。

 (文章:みんなのスポーツより)


photo:朝の盛岡開運橋

サッカー日本代表!

2011-01-26 08:49:37 | Weblog
 昨晩から今朝にかけてカタールのドーハで行なわれたアジアカップ準決勝で、韓国と対戦した日本代表は、2-2の延長戦にもつれ込んだが決着がつかず、PK戦の末勝利を勝ち取った。

 韓国からは、約5年間勝利がなく日本にとっては待望久しい美酒に酔ったところである。
 
 後半終了間際の、韓国の同点ゴールは敵ながら天晴れというほかない。

 最後まであきらめない姿勢は、どのスポーツにも通じるもので学ぶ点が多かった。

 アジアカップの日本戦は、全てTVで応援しているがいつでも興奮と感動を得られている。

 真剣勝負の試合は、見てるものにとってスポーツの素晴らしさを存分に伝えるもので、それはある意味先日来行なわれた全日本卓球選手権とサッカーもなんら変わるものではなく、国を超えたグローバルな世界なのである。

 いよいよ29日には、世界ランクが日本より上位にあるオーストラリアとの決勝戦である。

 あいにくこの日は、北日本大会一日目が終了した晩で次の日は団体戦があり、応援と体調管理を天秤にかけなければならないのである。

h22年度全日本卓球選手県大会終わる!

2011-01-25 07:58:57 | Weblog
 全日本選手権大会が終わり、素晴らしい試合の数々をTVを通じて観戦して様々な高レベルな技術、特に水谷選手のバックカウンターは今までに増して彼が一段とスキルアップしたことを証明していたのが大変な驚きであった。

 男子の水谷隼選手と、女子の石川佳純選手という日本では押しも押されぬ将来性のある、そして世界の頂点を狙える二人の真のエースがこの大会で誕生した気がしている。

 近い将来、必ず日本が中国を倒し世界一になる日が来る予感がしてきた。

 
 さて、県内に目を向けるとこのあと29日(土)・30日(日)の2日間は、花巻市総合体育館において「第80回北日本卓球大会」が開催される。

 国内では、有数の歴史を誇り数々の日本チャンピオンをも生み出した権威ある大会でもある。

 今年は、第80回記念大会ということで招待選手に上田仁選手(青森大)も迎えて開催することになっているし、参加者全員に記念品も贈られることになっている。

 私自身も団体戦・大船渡クラブの5人目のメンバーとして出場の予定である。

 また、2月に入ると4・5・6日の3日間は、北上総合体育館において東北高校選抜大会が開かれ、翌3月には小・中・高それぞれの全国選抜大会が目白押しである。

 わが、岩手県勢の活躍を期待したいと思っている。

photo:全日本観戦ガイドより

全日本卓球選手権!⑥

2011-01-24 08:46:03 | Weblog
 最終日の昨日は、何と言っても水谷選手の男子シングルス圧巻の5連覇達成である。

 準々決勝では、前日ダブルスで敗れた借りを返すべく丹羽選手を4-0でねじ伏せ、続く準決勝では高木和卓選手を4-1で退け、そして決勝戦では昨年のこの大会で大接戦を演じた、張一博選手(東京アート)を4-0で撃破し付け入る隙さえ与えない完璧なまでの優勝を飾った。

 前人未到の記録を圧倒的な力で達成し、傍から見るといとも簡単なようにやってのけたのである。全く持って「凄い」の一言である。

 優勝後のインタビューでは、「自分が一番練習してきたし誰もが自分が優勝すると疑わなかったと思うので、圧倒的な力を見せ付けて優勝しようと思っていた」と話していたのが印象的であった。

 TV解説の日本男子チーム監督の宮崎氏も話していたが、進化し続ける水谷選手は、すっかり日本チームの大黒柱に成長して本当に頼もしいと感じたし、この調子で行くと中国の一角、あるいは世界の頂点さえも狙えるのではないかとそれが現実味を帯び、今後ますます水谷選手からは目が離せなくなって来た。

 
 さて、今まで紹介したほかの岩手県に関わりのある選手の活躍等もも紹介してみたい。

 早稲田大学の照井萌美選手のお父さんの出身地は祖父母の在住している北上市であるが、照井選手はシングルスでは残念ながらシード負けをしてしまったが、ダブルスでは今年の中島杯の招待選手で大学の後輩である中島未早希選手(来月開催の中島杯の招待選手)と組んで準決勝まで勝ち進み、2-3と惜敗はしたものの見事に3位に輝いた。岩手県人にとって嬉しい頑張りであった。

 もう一人、大野一中出身の大野茜選手(岐阜・朝日大)は女子シングルス・混合ダブルスでは残念ながら2回戦で敗退したものの、ダブルスでは中村選手(朝日大)と組んで4回戦まで進出し、頑張っていた。

 
 全日本の感想の終わりに、この大会に審判員として協力参加し男子シングルス準々決勝の水谷対丹羽戦の主審をするなど大活躍をされていた増沢純さん(猿沢)がいた。

 増沢さんは、女子シングルスで岩手県代表として出場した増沢薫選手(東北学院大)のお父さんでもあるが、親子がそれぞれの立場で日本の最高峰である全日本選手権に参加されたことは本当に素晴らしいことだと思っているし、岩手の審判の質を高める上でも価値のあることであった。これからも岩手の為に頑張って欲しいと願っている。

 

全日本卓球選手権!⑤

2011-01-23 07:14:54 | Weblog
昨日は、男子ダブルスの決勝で前人未到の5連覇に挑んだ水谷・岸川組が決勝で松平健太・丹羽組と対戦、若い二人の早い攻撃に受身になることが多く1-3で敗れ新記録はならなく誠に残念であった。

 一方女子シングルスは、卓球人だけではなくマスコミなども注目していた福原愛と石川佳純が対戦どのような展開になるのかと期待して見ていたが、最後は心の強さというか精神力で石川が勝っていた結果かなと思っている。

 ここぞというときの集中力や、思い切ったプレーが悪い流れを断ち切り自分のペースに持ち込んでいた。

 また福原選手に比べて石川選手の戦術のバリエーションンの豊富さも勝因かなと感じたところである。

 藤井選手との決勝戦ではマッチポイント10-8から1本取られて間髪入れずに直ぐさまタイムアウトを取り、そして直後に出したサーブが今までずっと出していたサーブではなく反対に曲がるサーブを出してレシーブのノータッチを誘い新日本チャンピオンになったのである。

 いよいよ石川時代の到来かな?

 今日は、いよいよ男子シングルス水谷の選手のまだ誰も成しえていない5連覇が見られるか?今日のダブルスの負けを引きずらないようにして是非栄冠をものにしてもらいたいと思っている。



全日本卓球選手権!④

2011-01-22 07:30:33 | Weblog
 根田・松渕組のダブルスが昨日8決定で敗れ県勢の全てが終了した。

 水野の男子シングルスも岸川にあと一歩に迫る粘りを見せたが残念ながら3-4で屈し念願のランク入りは果たせなかった。

 しかし水野は、男子ダブルスと混合ダブルスでは、いずれもベスト8入りを果たし上位に食い込む健闘を見せてくれた。

 驚きは、女子ジュニアで三宅菜津美(岡山・就実)が優勝したことだ。
 
 優勝まで、1セットずつを2回落としただけのほぼ完璧な内容で優勝したのである。

 優勝の前評判はなかったので私も知らなかったが、IHでは団体で8に入ってはいたもののシングルスでは、ベスト32でランクにも入っていなかった選手であり本当にびっくりしたところである。

 準決勝・決勝もともに3-0である。
 とんでもない選手が現れたような気がする。

 さて今日は注目の女子シングルスの新チャンピオンが決まる。

 ますます目が離せなくなってくる!

全日本卓球選手権!③   

2011-01-21 09:39:19 | Weblog
 県勢期待の根田雄一(明治大2年)は、男子シングルス2回戦で岡田(愛工大名電高)に残念ながらストレート負けを喫してしまった。

 調子の波がある選手なので、いい方に傾けばと爆発を期待していたが悪い方に外れてしまったのである。

 残された県勢は、男子ダブルスの根田・松渕(明治大3年)のみとなってしまった。
是非ランク入りを果たし、今年のミニ国体につなげてもらいたいと思っている。

 岩手県出身者として一人気をはいている水野裕哉(東京アート)は、混合ダブルスで松平健太・石川佳純組に0-3で残念ながら敗れたが見事ベスト8に入賞を果たした。

 水野選手は来る2月13日(日)に矢巾町で開催される技術講習会に講師として参加することになっており是非とも今大会では頑張ってもらって、故郷に錦を飾って欲しいと思っている。

 今日から水谷隼選手や、岸川聖也選手も登場し水谷選手はシングルスとダブルスの5連覇を目指すことになる。

 これからますます目が話せない試合が続いてくる、明日あさってのTV放映で是非彼らの連覇を応援しながら、卓球の素晴らしさを満喫しようと思っている。




全日本卓球選手権!②

2011-01-20 08:20:18 | Weblog
 2日目は、女子シングルスが始まり11月の花巻全日本カデットの13歳以下でベスト8に輝いた注目の、共に10歳の平野美宇・伊藤美誠の二人の選手が初勝利を挙げ、11歳の記録を持っていた福原愛選手を抜いて、最年少記録を更新した。

 花巻でこの二人の試合を間近で見ていて、只者ではないと感じていたので私にとってはそんなに驚きはなく、ごく当たり前のようにも思っている。
 とても小学生とは思えない、それほどすごい二人なのである。

 県勢では、ジュニアで勝ち進んでいた男子の大野は3回戦で花木(大分明豊)を3-0で退けたが、4回戦でシードの吉田(青森山田)に1-3と善戦したが敗れ、星は3回戦で姿を消した。
 それでもこの二人は全国で戦える力を着実につけている感じであり、今後の東北や全国での活躍が期待されるところである。

 また、女子で只一人勝ち残っていた滝浦は、2回戦を突破したが続く3回戦では2-3と最終セットまで持ち込んだが広島(大分明豊)に惜しくも競り負けてしまったが今後に期待を持たせるものだった。

 女子シングルスでは、期待の平舩・増沢・浅沼は全国の壁に跳ね返され敗退した。

 女子ダブルスでは、中学生ペアで岩手を制した高橋・松浦組が高校生ぺアを相手に頑張ったが2-3で接戦負け、石川・浅沼組も大学生ペアにこれまた2-3で共に1回戦敗退となった。

 水野・梶本組は順当にベスト8に進出した。