社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

中島杯終る!

2013-02-25 17:12:59 | Weblog

 昨日、2月24日(日)花巻市総合体育館第3アリーナ(アネックス)で開催された第39回中島正郎杯争奪卓球大会が、今年は女子に平成24年度全日本大学総合選手権大会女子シングルス優勝の丹羽美里選手(淑徳大1年)を招待選手として迎えた。

 この大会には、県内各カテゴリーから選抜された男女各40名、合計80名の選手が各ブロック5名の予選リーグを経て上位2名がベスト16となり、決勝トーナメントに勝ち進んだ。

 男子は、専大北上高校1年の皆川朝が準決勝で同校2年の宮村修平を3-1で下し決勝に進み、別ブロックの準決勝では張晨(専北2年)が今大会大健闘の砂金恒平(一関クラブ)をこれまた3-1で下し、決勝はこの二人の同校選手の戦いとなったが、皆川が張とのラリー戦を制し嬉しい初優勝を遂げた。

 一方女子では、やはり県勢と招待選手との力の差は歴然としており、丹羽美里選手が危なげなく圧倒的な力を見せつけ優勝、これで招待選手は第1回大会から今大会まで39連覇を果たしたことになる。

 2位には、日本体育大学入学が決まった滝浦華奈(大野3年)が準決勝で後輩の高橋梓海(大野1年)を3-1と下し、また同3位には平舩文(大野2年)が入った。

 わが大船渡高校から出場の、金野里美(1年)も予選リーグを2位で通過し、8決定では三浦瑞姫(大野2年)にセットオールと肉薄したが、残念ながら敗れた。

 その他男子では、先ほどの砂金のほか小野寺翔平(若松クラブ)が相変わらず元気な声とプレーで頑張っていた。

 このほか、今大会には昨年に引き続き滝浦3兄弟妹や、高橋栄太・志歩兄妹、熊谷翔也・凌我兄弟、そして特筆すべきは佐々木伸人(モーモー)・佐々木あき(奥州クラブ) の父娘が出場し、健闘していた姿は凄くうらやましくなるほど本当に嬉しいことであり、私たち卓球人にとっては目指すところの一つの模範となるものであったし、今回は娘のベンチコーチで現在は主にラージボールで活躍中の母も含めて共に頑張ってもらいたいと思っているし、これからもこの卓球家族を応援していくつもりである。

  

   *選手宣誓:熊谷翔也選手(花巻北中3年)

  

   *丹羽選手に挑戦する高橋志歩選手(花卓ジュニア)

  

  

  

 

  


重いものを棄てる!

2013-02-22 17:00:08 | Weblog

 『重いものをみんな棄てると風のように歩けそうです』

  物やしがらみなど、生きているうちにはいろいろなものを抱え込んでしまうもの。

  足取りが重くなったと感じたら、生活を見直して整理してみよう。

  きっと心が軽くなるから。

   高村光太郎 「人生」より

 

 出来ることなら本当にわずらわしい事を一切投げ棄てて、風を切って何も考えずに歩いてみたいもんだとつくづく感じる。

 しかし、これが出来ないのが私のような凡人に違いない。

 それでも、日本には四季があるように自分の人生にも四季があって、それぞれのその時の出来事を受けとめ楽しんで生活しなければと思っている。

  

  

  

   *写真は2.17「バタフライ・ジャパンツアーinおおふなと」より

  

 


西風に寄せる歌!

2013-02-21 16:52:42 | Weblog

 「冬来たりなば春遠からじ」

 寒く厳しい冬が着たら、やがて暖かい春がやって来るのも、そう遠いことではない。

 今が辛くても、もうすぐ明るい希望の日がやって来る。

  シェリー(イギリスの詩人)

  

  今期も、寒い冬がやって来て早3ヶ月が過ぎようとしている。

  ここのところ、毎日厳しい寒さが続きいい加減にして欲しいと思っているが、敵はなかなかおいそれとは立ち去ってくれないようであり、この寒気もあと1週間は止まる天気予報なのである。

 それでもあと1週間で3月となり、高校3年生達は卒業を迎える。

 ついこの間入学してきたような気がするが、在学中にあの震災に遭遇し波乱万丈な学校生活だったのかもしれない。

 多くの生徒が、家本を離れ未知の世界に飛び立つのであり、げんき希望に満ちた巣立ちが出来ることを願わずにはいられない。

  

  

   *写真は吉田・吉村卓球講習会より


苦難!

2013-02-20 16:55:19 | Weblog

 人生においては、楽なときばかりではなく様々な苦難に直面することが多々ある。

 「苦難に直面している時は、人の心が鍛えられている時である」

 これは、私の机の直ぐ側カレンダーにある、今月の言葉である。

 私自身、苦難が自分に降り注がれると、これは自らに対してもっと精進せよ、もっと成長せよという意味に捉えている。

 その場では本当にきついこともあるかもしれないが、これを運命と捉えて前向きに、しかもそれを自分勝手に自分に都合の良いように考えることにしている。

 嫌なことや起きてしまったことをいつまでもくだくだ考えていては、卓球でももちろんポイントには繋がらないのであり、直ぐそこまで来ている勝ちさえも逃げてしまい、勝利の女神はけっして自分に微笑んではくれないのである。

 苦難や不幸は一生付きまとうものではなく、人生には人それぞれ紆余曲折があって当たり前なのではあるが、ともすれば自分だけがそれにさらされているのだと、つい悲観的な考えになってしまうことがある。

 このような時は、しかたがないのだから逃げずに、あえて受けて立とう。

 そうすれば苦難や苦境から脱することが出来、その先にある勝利と幸せが待ち構えているのだと信じることが大切だと私は思っている。

  

  

  

   *写真は本分と関係は無く、吉田・吉村卓球講習会より引用


中島杯迫る!

2013-02-19 13:19:50 | Weblog

 h24年度第39回中島杯が、来る2月24日(日)に花巻市民体育館で開催される。

 この大会は、往年の日本を代表する名選手中島正郎氏(花巻市出身)を顕彰して行われるものであり、県内の各カテゴリーから年間の成績上位者が選抜され出場が可能となる、県内で最も権威のある大会とされている。

 例年、日本の有名選手を招待選手として招いており、過去には長谷川・河野の両世界チャンピオンも参加していて、今年は女子の部に丹羽美里選手(宿徳大学)が出場することになっている。

  

  

  

  *写真は全て吉田・吉村講習会より

 


吉田海偉・吉村真晴選手講習会!

2013-02-18 16:29:34 | Weblog

 昨日17日は、元全日本チャンピオン吉田海偉選手と前全日本チャンピオン吉村真晴選手が来大、三陸B&G体育館に120名を超える小学生から一般までの卓球愛好者が三陸被災各地から参加し賑やかにに開催された。

 この催しは、復興支援「バタフライ・ジャパンツアーin大船渡」として㈱タマスから全面的に支援を受け開催できたものであり、当日はスタッフ3名が同行しバックアップしていただいた。

 また、この機会を作っていただいた㈱タマス様にはあらためて感謝を申し上げたい。

 開会行事に始まって、両選手入場の際には大きな拍手とともに歓声が上がり、選手たちはハイタッチで場内を一周した。

 両選手による技術や練習紹介があり、そのあと模範試合や選手たちとの参加者によるラリー戦や実際の選手たちの強打を体感するコーナーなどが設けられ、和気藹々の内にあっと言う間の3時間であった。

 両選手やスタッフは、全てに一生懸命取り組んでいただき参加された皆さんは元気をもらって楽しそうであり、また満足した様子で帰路に着いたようである。

 両選手のパフォーマンスには、場内が笑いに包まれ強いだけではない人間味溢れるところを見せてくれた。本当に感謝しかないと思っている。

 

 

 

 

 


兄弟・親子選手

2013-02-14 16:33:46 | Weblog

 卓球は個人競技であることから、2世選手や兄弟選手の活躍が富みに目立っているような気がする。

 松平賢二・健太・志穂兄弟妹は、揃って来る世界選手権個人戦の出場を決定させたし、そのほかにも丹羽姉弟・笠原兄妹・石川姉妹・藤井姉妹・森園姉弟などなど上げれば切りが無く、遠くは伊藤・故長谷川儀兄弟(共に元世界チャンピオン)などが有名である。

 親子となれば、高校生以下の全国大会などでベンチコーチを見てみると、コーチや先生に混じってその中には多くの親がいるのである。

 卓球をやるきっかけも、父母がやっていたからとか、兄姉がやっていたからなどがその理由となることが多いのである。

 明日のチャンピオンも、どこかでそのきっかけ(タイミング)を待っているのであろう。


突然の大雪!

2013-02-13 15:30:13 | Weblog

 夜間から降り続いた雪が10センチぐらいに積もり、今朝は早起きをしてその雪かきをした。

 この地域では、今冬一番の積雪であり春雪のように重く湿ったもので約1時間二男とともに汗をかきながら頑張ったところである。

 その道路の雪も夕方になったら、ほとんどが融けてなくなってしまった。

 融け終わらずに残って凍るとこれがまた厄介なのであり、歩く人にも車の通行にも多くの支障が出てきて大変迷惑なのである。

  

  

  


吉村真晴・吉田海偉選手講習会!

2013-02-12 15:49:35 | Weblog

 来る2月17日(日)13時から、大船渡市三陸町B&G体育館に吉村真晴・吉田海偉選手の2名が来大、復興支援(タマス協賛)の卓球講習会を開催することになっている。

 昨年度の、日本チャンピオンである吉村選手(愛知工業大学1年)の日本人離れした豪快な両ハンドと吉田海偉選手の俊敏なフットワークは、今から凄い楽しみとなっている。

 このような機会はなかなか無いのであり、ぜひ県内や近隣の気仙沼市からも多くの卓球ファンにご参加を頂きたいと思っている。

 今からでも申込みOKであり、当日の参加も認めるということなので、ぜひこの機会に一流のスーパープレーを目の当たりにし、今後の自分のプレースタイルに活かしてもらえればと思っている。


荘則棟氏死去!

2013-02-12 15:29:46 | Weblog

 世界卓球選手権男子団体と男子シングルスに3連覇を果たし、世界最強といわれた荘則棟氏が10日、72歳で死去した。

 中国式ペン表ソフトの荘則棟氏は、完全無比なから繰り出される両ハンド攻撃は強いばかりでなく美しいものであり、またラケットは日本式ペンホルダーの長方形ではなく丸いものでその影響は日本でも強烈であり、中学時代私も中国式ペンラケットに4ミリの裏ソフトラバーを張り一生懸命そのきれいなフォームを真似ていたことを思い出す。

 引退後は、政治にも携わり33歳の若さで体育閣僚にも抜擢され将来を嘱望されていたが、運悪く4人組逮捕に巻き込まれ失脚、4年間の投獄生活も味わい、そして5年前からは直腸がんを患い帰らぬ人となってしまった。

 中国に止まらず、日本を始め世界各国にファンの多かった荘則棟氏の死去は返すがえすも残念であり、世界卓球界の大きな損失なのである。合掌