昨日、2月24日(日)花巻市総合体育館第3アリーナ(アネックス)で開催された第39回中島正郎杯争奪卓球大会が、今年は女子に平成24年度全日本大学総合選手権大会女子シングルス優勝の丹羽美里選手(淑徳大1年)を招待選手として迎えた。
この大会には、県内各カテゴリーから選抜された男女各40名、合計80名の選手が各ブロック5名の予選リーグを経て上位2名がベスト16となり、決勝トーナメントに勝ち進んだ。
男子は、専大北上高校1年の皆川朝が準決勝で同校2年の宮村修平を3-1で下し決勝に進み、別ブロックの準決勝では張晨(専北2年)が今大会大健闘の砂金恒平(一関クラブ)をこれまた3-1で下し、決勝はこの二人の同校選手の戦いとなったが、皆川が張とのラリー戦を制し嬉しい初優勝を遂げた。
一方女子では、やはり県勢と招待選手との力の差は歴然としており、丹羽美里選手が危なげなく圧倒的な力を見せつけ優勝、これで招待選手は第1回大会から今大会まで39連覇を果たしたことになる。
2位には、日本体育大学入学が決まった滝浦華奈(大野3年)が準決勝で後輩の高橋梓海(大野1年)を3-1と下し、また同3位には平舩文(大野2年)が入った。
わが大船渡高校から出場の、金野里美(1年)も予選リーグを2位で通過し、8決定では三浦瑞姫(大野2年)にセットオールと肉薄したが、残念ながら敗れた。
その他男子では、先ほどの砂金のほか小野寺翔平(若松クラブ)が相変わらず元気な声とプレーで頑張っていた。
このほか、今大会には昨年に引き続き滝浦3兄弟妹や、高橋栄太・志歩兄妹、熊谷翔也・凌我兄弟、そして特筆すべきは佐々木伸人(モーモー)・佐々木あき(奥州クラブ) の父娘が出場し、健闘していた姿は凄くうらやましくなるほど本当に嬉しいことであり、私たち卓球人にとっては目指すところの一つの模範となるものであったし、今回は娘のベンチコーチで現在は主にラージボールで活躍中の母も含めて共に頑張ってもらいたいと思っているし、これからもこの卓球家族を応援していくつもりである。
*選手宣誓:熊谷翔也選手(花巻北中3年)
*丹羽選手に挑戦する高橋志歩選手(花卓ジュニア)