社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

久しぶりの定例練習!

2011-04-30 16:03:44 | Weblog
 今日は、いつ以来になるか忘れるくらい久しぶりに大船渡高校の練習に初めの9時から12時の終わりまで子ども達の様子を見ることが出来た。

 後半1時間は多球練習でボール出しをした。

 全く久方ぶりなのでいささか疲れはしたが、子ども達は楽しそうにボールを追っていた。

 長い期間のブランクから少し横に増えた者、逆にショックからか痩せてしまった者、それでも一時よりは少し落ち着いて卓球を楽しめるまでになってきたようではあるが、毎日のように忌引きだとか49日などで、全員が揃っての練習にはなかなかいかないのが現状でもある。

 それでも、昨日配布された支援物資のユニフォームを早速着用して練習している子供たちもいて、非常に有難いことで全国からの温かい善意に感謝申し上げたい。

 明日は、私も親戚の49日忌のお参りの後またボール上げに行きたいと思っている。




photo:昨日の卓球支援物資配布の様子 

卓球支援物資配布会!

2011-04-29 16:02:06 | Weblog
 今日は、午前9時から12時まで「シーパル大船渡」で、全国からの卓球支援物資、約30箱分を子供から高齢者までの約200名が8時30分ごろより集まり始め、9割方の配布を終了した。

 お出で頂いた方々は、みんなサイズ合わせをして自分に合うものを持ち帰ることが出来た。

 これも全国の皆さんや、卓球ーメーカーの方々の援助によるもので本当に有難いことである。

 物資を頂いた被災者に代わり皆様に御礼を申し上げたいと思う。


卓球関係支援物資の配布!

2011-04-28 08:22:19 | Weblog
 今回の震災では、全国からたくさんの卓球関係者から支援物資が届けられた。

 今まは、その都度被災者の方に配布させていただいたが、今週からはほとんどの学校も再開したので明日は「シーパル大船渡1F、(盛町大船渡市民体育館向かい)」において卓球関係の支援物資を被災者を中心に、9時から12時まで卓球協会員のお世話で配布することになっているので是非多くの皆様に遠慮なくおいで頂きたいと思っている。

 また、岩手県卓球協会では5月8日(日)の全国ホープス・カブ・バンビの県予選が開催され実質今年度の事業が開始される。

 スポーツの良さは、逆境に負けない精神力を鍛えることも重要なポイントである。

 是非「負けないぞ岩手!」を合言葉に卓球人から元気を発信して行きたいものである。


photo:今は静かなる海


ネット回復しました!

2011-04-27 08:37:25 | Weblog
 先ほど震災以来不通だったネットがやっと回復しました。

 本当に不便な日が続き、一番困ったのは外部との情報や連絡が携帯電話のみで、仕事への影響が大きく大変でしたが、やっとつながりました。

 全国の皆様から、いろいろご心配やらお見舞いを頂き大変有難うございました。

 私自身は、少し疲れた時期がありましたが現在は元気に毎日を暮らしておりますので他事ながらご安心下さい。

 しかし、まだ固定電話は復旧していませんので電話とFAXはまだ少し時間がかかりそうです。

東北地方太平洋沖地震津波③

2011-04-19 13:54:46 | Weblog

 3.11震災から早1ヶ月と1週間が過ぎた。

 今日は、近くにある沿岸南部振興局大船渡支部がある合同庁舎のサービスインターネットを使ってブログ更新をしている。

 さて、世の中もやっと表面的には落ち着きを取り戻してきてはいるように見えるが、内面においてはこれからの不安がつのるばかりで、本当の平常に戻るには一体何年かかるのだろうかとやゆされる。

 会社や仕事場が流され、失業者もどんどん増えているのが現状である。

 復興を目指して立ち上がっている人もいるが、まだまだ先が見えないのである。

 子ども達の学校生活もやっと今週末ぐらいから約1ヶ月遅れで新学期がスタートする。

 体育館が避難所や支援物資の倉庫になったり、校庭は仮設住宅が建てられたり駐車場になっており、満足に体育やクラブ活動が出来ない状況下にあり、正直大会参加など今今は考えられない状況にあるし、子ども達の中には心のケアを必要としているものも少なくないのである。

 しかし、全国の皆さんから励ましやお見舞い、そしてたくさんの支援物資を頂いて被災者の皆さんにお届けして感謝をされている。まだまだ末端までは行き届いていないが、近日中には被災された子ども達を中心に支援物資が配布されることになっている。

 被災地のインフラやライフラインも復旧しつつはあるが、私の住む大船渡では固定電話はほとんど通じていない。

 復旧の見通しもまだまだ先が見えてこない状態にあり、ブログの更新もおぼつかない。

 さらには、地域経済がストップしたままなので、我が社の業務にも大きく影響を及ぼしているのである。

 それでも、被災地は何とかして立ち上がろうとしてきているし、学校生活が始まればそれなりに経済も少しずつ動きを見せてくるのに違いないと期待している。
クラブ活動も徐々に再開して軌道に乗ってくると思うし、卓球の好きな子ども達とまた一緒に汗を流せるときも近いと、一歩ずつ前に向かっていこうと思っている。















震災から早1ヶ月!

2011-04-12 09:00:02 | Weblog
 今日は近くの合同庁舎にある宇宙航空研究開発機構の支援によるインターネット通じてブログ更新をしている。
 
 震災以来初めて皆様からの激励やご心配の様子を閲覧して、本当に皆様にご心配をおかけし、また皆様方の励ましに感激しています。本当にありがとうございます。

 さて、過日岩手県卓球協会の総会が開かれ被災地への対応として本年度の登録料は全額岩手県卓球協会が肩代わりすることになった。

 総額300万円ぐらいの額が見込まれるが、日本卓球協会の支援金と岩手県卓球協会の積立金を崩して対応することになった。

 いずれ、被災地にいる我々にとってはあっという間の1カ月でありいまだに夢を見ているような気がするのである。

 卓球仲間でも亡くなった方や、行方不明、そして家族を失った方も少なくないのであり卓球をする環境もまだまだ整っていない現状である。

 支援も卓球メーカーを中心にいただいているが、心のケアはこれからであり学校の再開も今月下旬から来月初めになりそうである。

 しかし、私たちはこの震災に打ちのめされはしたが「負けられない」と強い気持ちを持って復興に向け張って行きたいと思っている。

 ブログも毎日に更新とはいかないが出来るだけ機会を見つけてやっていこうと思っている。

岩手県卓球協会総会!

2011-04-09 10:22:40 | Weblog
今日は、岩手県卓球協会総会と強化部会のために盛岡に来ている。

 このブログも、友人宅を借りて約1ヶ月振りに更新している。

 3月11日以来あっという間に通り過ぎた1ヶ月という月日は、今だに現実のものとは思われず信じられない気持ちである。

 さて、今日の総会であるがh23年度の事業計画やその見通しや変更、来るべきh26年の2順目国体に向けどのような強化を図るのか、議論を尽くさなければ成らない。

 今こそスポーツ、卓球の意義が問われる時でもある。

 子どもたちが、そして卓球を愛する全ての人たちがこの困難から立ち上がり、前を向いて一歩を踏み出すことが出来るよう協会として活動していかなければならないと考えている。


東北地方太平洋沖地震津波①

 3月11日 午後2時46分、1千年に一度と言われる悪夢が起きた。

 誰もが予想しない震度6弱(大船渡)、マグチュード9.0強い地震からの未曾有の巨大津波の発生である。

 今まで、固定電話(ひかり)回線が不通でブログを書けずにいたので皆様には多大なご心配をお掛けし大変申し訳なく思っております。

 また、全国各地から数々のお見舞いと激励を頂いて感謝の気持ちで一杯です。
人々の有難さが、こんなに身にしみたことはありません。

 あらためて皆様方のご好意に対し感謝をいたしますと共に、ご報告が遅くなりご心配と混乱を与えてしまったことを心からお詫び申し上げます。

 東北地方太平洋沖地震津波②

 3月11日 午後2時46分、私は運良く会社兼自宅にいた。

 地鳴りと共に巨大地震が起き、横揺れが約3分位続き一旦収まったかに見えたが再び揺れが大きくなり、会社の外の駐車場にみんなで避難をした。

 会社の道路向かいにある倉は、地震のせいで上から徐々に崩れ始め道路に落下してきたのである。

 15分ほど外で様子をうかがい、大津波警報が発令されてはいたが揺れが一時的に収まったので社員を自宅に帰らせて地震の後片付けをしようとしていたのだが、海のある隣町大船渡から教え子のA君が車で会社の前で止まり、「今、後ろから津波がやってきているので早く避難してください!」との慌てた様子をみて、これは一大事と判断しみんなで逃げることにし、車で立根町に避難したのである。

 我が家と会社は、大船渡湾につながる盛川の河口から約3kmもあるので、50年前のチリ地震津波でもそうであったように到底津波が押し寄せる位置ではないと高をくくっていたが、結果的には我が家まで約50mにまで迫ったのであるから驚き千万であった。

 さて、一昨晩も大きな余震があり又もや非難を余儀なくされ、停電も昨晩の9時まで続き一日中仕事にもならなかったのである。

 今日は、ここまでにして今から会議に向かうこととする。

 又機会を見て、今回の災害について書いてみたいと思っている。


体育センター横の桜の木に引っ掛った流木


無残な南三陸リアス鉄道



地震の時間を示し止ってしまった時計


玄関の上に乗ってしまった車




奥が太平洋セメント工場


ガレキの山


流された民家の屋根


すっかり跡形もない湾口防波堤



マイヤ本店・プラザh・大黒家付近


市民体育館卓球場