社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

県高校新人雑感!

2012-10-30 11:51:36 | Weblog

 

 今回の久慈大会には、3泊4日の日程であり地元とのふれ合いもたくさんあった。

 朝の散歩の途中ですれ違う方々は、みんな笑顔で挨拶を交わしてくれたし「卓球で来ている高校生さんたちだね、がんばって!」と声を掛けて頂いた。

 こうしたやり取りは、高校生達にとっても心が和むふれあいの場面であり、「ようし!今日も頑張るぞ!」という気にさせてくれるし、遠征ならではのことなのである。

 さて、今大会を振り返ってみると、予想通りそれぞれ全3種目で優勝した男子の専北と女子の大野は別格であった。

 しかし、盛岡女子を除く男女の2位以下のチーム力は、それなりに拮抗していて面白い試合が続いたが、このあと12月に行われる東北選抜県予選では優勝チームが出場しないため(既に今大会で出場権を得ている。)、またどの様な戦いが繰り広げられるのか今から興味が尽きない。

 女子では運悪く上位に進出できなかった花泉など、ベスト8クラスの力を持っていたチームもあった。

 また、今大会の参加チーム数は全校ストレートの出場権にも拘らず、男子56校・女子46校であり、中でも部員数が少なく正規の1複4単の試合形式に対して3人でエントリーしているチームが男子で2校、女子では6校あり、1番棄権という形を取り参戦していたし、しかもその中の女子1チームは大船渡東高校と高田高校の合同チームだったのである。

 ぎりぎり4人の学校も、男子で3校・女子では驚きの8校もあったのである。わが大船渡高校女子もその中の1校なのである。

 このことは、とりもなおさず各学校の卓球部の存続に関わる唯識大問題なのである。

 卓球人口の減少が叫ばれて久しいが、まさに今大会はその象徴ともいえる厳しい数値であった。

 直ぐにでも具体的な方策を取らないと大変な事態に陥ると感じたのは、私だけではなかったはずであり、各カテゴリーを越えた議論と対策が急務なのである。

  

  

   *大船渡高校主将が3位の賞状を授与される。

  

   *わが大船渡高校の4選手

  

  

  

  

  


高校新人終わる!

2012-10-29 16:59:50 | Weblog

 昨日まで3日間、熱戦が繰り広げられた県高校新人久慈大会が終了した。

 被災地での開催ということもあり、宿舎が遠方というチームもあることから開始時間等をずらした関係で、昨日の終了は4時30分ぐらいになり閉会式を経て大船渡に帰り着いたのは、夜10時になっていた。

 それでも、大会の充実感からか疲れが直ぐ表れなかったことは幸いであった。

 結果は、大会前の予想通り男子専大北上・女子大野の圧勝であり、興味は2位以下の争いに絞られていた感があったのである。

 男子団体は、優勝専北・2位には小坂御大率いる大野・3位には柏山奥州市卓協会長率いる水沢・古豪花北が入賞、ベスト8には健闘一戸・もっと上を狙えた花農・健闘水工・金ヶ崎が入った。

 一方女子団体では、優勝大野・2位にはさすがの盛岡女子、3位には知将安藤率いる盛岡第二、そしてまさかの14年ぶりベスト4の大船渡が入賞を果たし、ベスト8には宮古商業・水沢・北上翔南・一関第二が勝ち上がった。

 男子ダブルスでは、皆川・大槻(専北)が優勝・2位には張・石井(専北)・3位には宮村・小笠原(専北)と専北の一角を崩す活躍で渡部・吉田(水沢)が入賞、8には後藤・亀ヶ澤(水工)・野村・高橋(大野)・細野・加門(大野)・高橋・菊池(花農)が入った。

 女子ダブルスでは、平舩・高橋(大野)が優勝・2位小池・藤原(盛女)・3位佐藤・松浦(大野)と恵平・三浦(大野)が入賞、8には今野・金野(大船渡)・瀬川・小川(大野)・今野・槻木澤(大野)・鈴木・谷野(関二)が入った。

 男子シングルスは、大槻が張をフルセットの末破り優勝し輝く3冠王となった。3位には宮村・皆川が入賞、8には町田・石井が入り8人中6人を専北勢で占め、残りを高橋・菊池の花農1年が割って入った。

 一方女子では、高橋が優勝3冠王となり・2位平舩・3位松浦と三浦が入り、8には恵平・瀬川の大野勢が入りこれまた男子同様女子は大野が8人中6人を占め、佐藤(大野)を敗った小林(軽米)と大健闘した金野(大船渡)が入った。

 女子シングルスでは、3姉妹が優勝という大記録が掛かっていた平舩文は決勝戦2-1とリード4セット目もチャンピオンポイントを迎えたが、そこから惜しくも逆転負け悔しい敗戦となってしまった。

  

  

  

  

  

  


明日から高校新人に出かける!

2012-10-24 14:22:56 | Weblog

 いよいよ明日は、明後日から3日間開催される県高校新人卓球大会(久慈市民体育館)に出かける。

 この大会は、東北選抜に繋がる重要な大会でもある。

 3年生がずっと引っ張ってきた部活動も、現在は1・2年生が主体になり初めての大きな大会であり、今は期待と不安が大きく入り混じった状況なのである。

 ここに来て急に寒さも増し、体調を崩す者もあるやに聞き及ぶ。

 せっかく練習してきたことも、体調不良ではなかなか力が発揮できないのであり、本人や家族はもちろんのこと、先生やコーチ陣までもが残念至極なのである。

 ぜひ、選手の皆さんには大会までにベストの状態になれるよう祈るばかりである。

 


土壇場の大逆転!

2012-10-23 10:08:57 | Weblog

 昨日まで行われたプロ野球セリーグのCS最終戦は、3連敗のあと崖っぷしからの3連勝という大逆転でジャイアンツが中日を下し、日本ハムとの日本シリーズに駒を進めた。

 リーグでは、2位中日に10ゲーム余りの差をつけて圧倒的な強さを見せたチームも、短期決戦の難しさで危うく足元をすくわれるところであったが、強気の采配が功を奏しまさに天王山の最終戦に勝利した。

 卓球においても、しばしば目にするしスポーツの世界ではよくあることなのである。

 自分自身の現役時代にも、そして県や中学・高校チームを率いても何回となく経験したし、これからもおそらくあるだろうと思われるが、その度に一喜一憂するのである。

 勝負の醍醐味と良いってしまえばそれまでだが、勝者は良いが敗者となった当事者や関係者にとっては終生忘れることがないくらいの大きな出来事なのである。

 人間勝ちが見えてくると、もう勝ったと錯覚してしまったりもう直ぐだと勝ちを急いでしまうのである。

 負けている側は、挽回に徹するだけであり精神的には怖いものはないので思い切ってプレーが出来る。

 しかし、もう目の前に勝利がある側にとって、本当はここからがもう一つの勝負が始まるのである。

 最後の1本まで気が抜けないのであり、技術のほかに精神面が大きく雌雄を決するからである。

  

  

  *昨年の高校新人大会


中学新人大会終わる!

2012-10-22 11:51:36 | Weblog

 20・21日と2日間に亘って行われた岩手県中学新人大会が終了した。

 男子団体は、花巻北が決勝で山目を3-2で下し2連覇を成し遂げ、3位には猿沢と水沢が入賞した。期待の大船渡と第一勢は、1回戦を突破したが2回戦では共に敗れて残念であった。

 一方女子団体は、花泉が準決勝で厨川に1点を落としたのみの圧倒的な力を発揮、嬉しい初優勝を飾った。2位には健闘雫石が入り、もう一つの3位には石鳥谷が入賞した。期待の大船渡勢は、綾里が4決定で雫石に2-3と惜敗、大船渡は2回戦で花泉に敗れたが健闘した。

 男子個人戦決勝では、萩荘(山目)が久保(花巻北)を3-1で下し優勝、3位には佐々木(水沢)と久保に同士討ちで屈した吉田が入賞した。

 女子は、熊谷(米崎中)が鈴木(大船渡一)を3-0で下し優勝。3位には共に準決勝で2-3と健闘した伊東(興田)と柳田(宮野目)が入賞した。

 いずれこの大会は、岩手国体少年の部に直結した年代ではあるが、他県と競り合うためには今一つ二つとレベルをぐんと上げていかないと立ち行かない状態にあると見ている。

 各地域の指導陣の方々には、より一層の強化を図り外で勝てる選手の育成を図っていただきたいと思っている。


大谷大リーグへ!

2012-10-22 11:36:26 | Weblog

 日本の高校球界最速160kをマークした花巻東高校の大谷投手が、昨日大リーグ行きを表明した。

 この件に関しては、賛否両論分かれるところだが私自身、彼の夢を追った英断は凄いと思っている。

 日本の一高校生が、卒業後すぐ大リーグ入りすることは史上初めてのことであり、この出来事が岩手県出身の地元の選手だということは将来語り継がれるだろうし、これからの彼の一挙手一投足に目が離せないのである。

 何事も、やって見なければ始まらないし「最初から失敗するだろう」などとは、言ってはならないことだと思っている。

 これからも、日本の星・岩手の星として、そして被災地を代表して世界に羽ばたいて行って欲しいと願わずには居られないし、ずっと応援して行こうと思っている。

  

  


アマタケ杯小学生・県南OP!

2012-10-20 07:58:39 | Weblog

 過ぎる10月6日(土)アマタケ杯第17回小学生卓球大会が、10月8日(月)には第36回岩手県南オープン卓球大会が、大船渡市のB&G体育館で開催され多くの選手たちがこの「復興祈念大会」で熱戦を繰り広げた。

 小学生では、一関地区の選手の力が圧倒的に強かったが地元大船渡の子どもたちは懸命にボールにくらいついていた。

 県南OPでは、盛岡や奥州市からのレベルの高い混成チームも参加をして大会を大いに盛り上げて頂いたし、一関・宮古・釜石・陸前高田からも参加をされ熱戦を繰り広げていただいた。

 大船渡市の市民体育館は、h26年度から再開できる予定になっており今から待ち遠しい限りであり、是非そのときはまた盛大な大会に出来るよう日々努力していきたいと思っている。

 いずれ、両大会に遠方からわざわざご参加を頂いた皆様には大変感謝申し上げている。

  

  

  

  

  

  


県高校新人大会せまる!

2012-10-19 16:51:55 | Weblog

 来週の金曜日26日からは、県高校新人卓球大会が久慈市民体育館で開催される。

 木曜日には現地入りするので「もう直ぐ大会」と、いったところなのである。

 どの学校も調整に余念が無いと思うが、ここに来て急に肌寒さが身に沁みてきている。

 子ども達には、風邪など引かずに万全の態勢で大会に臨んでほしいと願っている。

 3年生が抜けて、2年生を中心にまた新しい歴史を築いていくのであり、大会ではどんなドラマが待ち受けているのか今からわくわくしている。

 

 

 

 

 

 


松下浩二氏 来盛!

2012-10-16 17:26:31 | Weblog

 10月14日(日)、盛岡市のホテルで、盛岡市スポーツ推進委員(旧:体育指導委員)協議会の創立50周年記念式典・祝賀会が行われ、招待者の一員として出席をした。

 この会には、卓球の松下浩二氏が招かれトークショーが開催されたが、その前段では参加者の方々とのラリーを楽しむ機会が設けられ、松下氏の紹介や技術の解説などを依頼され一役を担った。

 松下氏は、震災直後から大船渡市をはじめとする被災地を訪れ激励と勇気を与えてくれた。交通もままならない所を、飛行機で秋田に飛びそこからレンタカーを乗り継いで馳せ参じてくれたのである。卓球だけに止まらず氏の決断と行動力の早さには脱帽するし、なにより人柄が良いのである。

 祝賀会では、乙部さんさも披露されその真剣な舞の素晴らしさに圧倒された。

  

  

  

  

  

 


国体反省会!

2012-10-13 07:53:30 | Weblog

 今日は夕方より、奥州市で岐阜国体・ミニ国体の反省会があり出かける。

 2016岩手国体まで、あと4年を切った。

 昨年の、東日本大震災によって強化も立ち遅れている感があり、財政的にも逼迫した状態が続いているが、岩手県卓球協会では現在実施している強化に対する協賛金を募集しているが県内各地から様々な応援協賛を頂いている。

 今年のミニ国・岐阜国体では、なかなか目標どおりの成績を収められなかった危機感を強く持ち、今後の強化に取り組んでいかなければならないと思っている。

 また、岩手の卓球界には将来性のある選手たちもいるので、それを強固にバックアップし、いろんな経験を積ませなければならないとも感じている。