社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

「えんずいところにスマッシュ」大成功!

2011-08-31 10:16:17 | Weblog

去る、8月27日()大船渡市三陸町のB&G体育館で「えんずいところにスマッシュ」と題して開催された被災地への卓球支援事業「えんずいところにスマッシュ」実行委員会、委員長は陸前高田市出身の江戸正人様(名古屋市在住)、主管(大船渡市卓球協会・陸前高田市卓球協会)によって市内外から約150名が楽しく参加していただいた。

 

このイベントにはニッタク様のご好意によりニッタクコーチの高宮素子さんと西沢美佳さんも参加していただき、技術指導も行った。

 

そのほかにも、全国からたくさんの方々より支援を受け開催できたものであり、被災地の卓球を愛するものにとっては大変有難いことで本当に感謝申し上げている。


ミニ国分析!

2011-08-30 08:33:01 | Weblog

 少年男子は、実質的には初戦の山形戦が2位決定戦の戦いであったが、波に乗る前に出鼻をくじかれた感じで戦術的にも山形(鶴東)はしっかり岩手(専北)対策をしてきていた。

 ダブルスは星・北原組を起用し、エース大野はシングルス2点に使って全試合を戦った。

 個人的には北原が成長の後を見せ、宮城戦で相手のエースを3-0で破るなど大活躍をしていたし、大野と星も安定した力を発揮していた。

 岩手(専北)は、先のI・Hでは16強入りしているので山口本国体では是非ベスト8(第5位)を目指してもらいたいと期待している。

 

少年女子戦前の予想は、青森はダントツなのでどこの県も2位狙いであったが、宮城は少し力が落ちていると思われていて、残り一つのイスを岩手・山形・福島・秋田で争うと見られていた。

 しかし、開けてびっくり初戦で宮城が山形を破り、つづいて福島をも3-2で下し台風の目となり青森以外の5県がにわかに混戦模様となってきたのである。

 その中にあって我が岩手県少年女子は、全試合をシングルス2点に浅沼・ダブルスに滝浦・高橋梓海組を起用し戦い抜いた。

 初戦の青森戦は力及ばず0-3と落としたが、つづく山形・宮城を共に3-1と下し順調に一日目を終えた。

 いよいよ2日目の大事な本国体出場権を争うたたかいがはじまったが、福島戦はダブルスまで終わって1-2と劣勢だったが4・5番が踏ん張り3-2で逆転勝利した。

 そして最終戦勝ったほうが2位という本大会の切符をめぐるすさまじい戦いが始まった。

 トップでは、劣勢と見られた滝浦が相手のカットマン後藤に見事な攻撃を見せ幸先のいいスタートを切ったが、2番の浅沼は相手の変則に惑わされまさかの0-3で敗北、ダブルスもその相手の勢いのまま失い、もう後のない4番は高橋と相手はカットマン後藤である。

 幸先良く1セット先取したが、相手もチームのエースで主将である意地を見せ2セットを連取し岩手はもう後がない状況になったのである。

 しかし、そこからが高橋の凄いところである。

 先に行われた前中個人戦でも優勝した平にセットオールジュースまで追い詰めた力を発揮し逆転勝利でラストの浅沼に繋いだのである。

 そして、運命の本国が決定する大一番が始まったのである。

 相手の加藤は、サーブの良い選手でラリーもテンポの早い攻撃を見せる選手なので手強い相手であったが、浅沼は少し距離をとって相手のテンポを狂わせ上手い戦いで2セットを連取したが、相手もここから踏ん張り3セット目を奪い返され4セット目も10-6とリードされたが浅沼はここから驚異的な粘りを見せジュースに持ち込み、そして先にマッチポイント握りチャンスボールが浮いたが硬くなったのかミスをしてしまいこのセット落としてしまったのである。

 しかしこの4セット目の踏ん張りが、最終セットにいきてくるのである。

 それは、4セット目の流れは完全に相手に向いていて、このまま5セット目に入るとかなりきついと見ていたが、4セット目の最後の粘りは5セット目に大きな意味合いを持つからである。

 これまでの展開から見てみると、1・2・セットは浅沼のペースであり、3セットそして4セット目も完全に相手のペースで試合が進み圧倒的に不利の状況に合ったからである。しかし4セット目の最後の粘りが浅沼の自信を回復させ、相手の焦りを駆ったからである。

 5セット目の最終セットは、思った通りの展開で相手が焦りボールを引き付けられない状態になりボンミスが続出し、一方浅沼は終始落ち着きを取り戻し自分の卓球を貫き試合の勝利と共に山口国体の切符を手にしたのである。

 メンバー4人はそれぞれ素晴らしく個性豊であり、特に高橋梓海(大野中)のキャラクターはチームを明るくする起爆剤の役目も果たしていた。

 試合に出場した3人のメンバーを主将としてしっかり取りまとめベンチでも絶えず笑顔で選手を励ましていた塩倉は最後まで本当に立派な選手であった。心から讃えたい。

 浅沼も大野のジャージを着て少年女子は常に一体感に溢れていた。

 素晴らしいチーム作りをした細川監督は、着々と指導者としての実績を積み上げてきていてあとは全国での入賞を待つばかりである。

 本国体ではダブルスの強化を図り、是非東北2位という力を存分に発揮して入賞を果たしてもらいたいと期待している。

 最後に成年男子であるが、初戦の宮城戦が勝負と見ていたがまた力及ばず1-3という結果になってしまった。昨年のエースが控えに回っているチーム力は本国体ベスト4の力がありこれを打ち破るには少し差があると実感した。

 それでも、ダブルスで伊東(信号機材)・小笠原(埼玉工大)組が水野(東京アート)・小野(協和発酵)組にどのセットも接戦だったが3-0で勝利したことは大きな収穫であった。

 伊東はダブルスを含め5勝3敗、小笠原は5勝4敗、シングルスのみ出場の根田(明大)は3勝4敗、高橋拓人(埼玉工大)は1勝1敗であった。

 中でも、昨年敗れている山形戦ラストで見事なカット打ちを見せた小笠原の頑張りは素晴らしいものであったし、同じく秋田の加藤に雪辱した根田も昨年とは違う働きを見せてくれた。また、高橋拓人は相変わらず豪快な卓球を見せていたがサーブレシーブなど細かい技術を身に付け頑張って欲しいと思っている。

 総じて今年の県勢は全般的に活躍出来たのではないかと思っている。

 特に少年男女の活躍は今後の県卓球界に明るい材料を感じさせてくれたものと思っている。 

 成年女子を含めた、出場3種目の本国体は是非今大会以上に素晴らしいパフォーマンスを期待している。


ミニ国終わる!

2011-08-29 09:43:58 | Weblog

 今年のミニ国が終了した。

 今年は震災の影響で、気仙沼市から青森市へ会場を変更して、しかも本国体全県に出場権のある成年女子は行われず、その他の3種目を通常であれば3日間で実施されるところを今回は2日間の日程で行われた。

 前々日の25日(木)には、大野の体育館に岩手県全選手団が集合して直前合宿を行い、私も朝5時に大船渡を出発して集合時間に間に合わせた。

 大野の体育館では、町でコーチをしている章さんと白戸さんにお世話になり充実した練習をすることが出来感謝しているし、大会2日目にはわざわざ会場に応援にも駆けつけていただいた。

 試合結果は、成年男子が3勝2敗で3位、少年男子も3勝2敗で3位、少年女子は4勝1敗で2位とまずまずの成績であった。

 国体の出場権は、少年男子が4枠のところを3位で、少年女子は2枠の厳しい条件であったが最終最後の試合をものにして2つ目の出場権を手にした。

 結果、山口での本国体には成年女子を含む4種目中3種目で出場権を得たのである。

 しかしながら我が成年男子は、2つの出場枠のであったが3位で本国体の出場権を逃してしまったことは大変残念であった。

 大会の様子や試合の感想などは明日紹介したいと思っている。

 


明日からミニ国に出発する!

2011-08-24 08:18:03 | Weblog

 明日は、午前5時に家を出てミニ国(山口国体東北ブロック予選会)のために花巻経由で大野での直前合宿に合流し26日からの大会に参加する。

 私の役目は成年男子監督と言う立場であるが、代表選手たちは全員関東で活躍している者ばかりであるのでしっかりコミュニケーションをとらなければならないが、ほとんどの選手がここ数年同じメンバーなのでその点は安心している。

 さて、今年のミニ国はいつもの年と違い4種目全部が開催されるのではなく、また3.11大震災の影響から会場も気仙沼市から青森市に変更になり、国体東北ブロック予選会のみを行うという事で成年女子の種目は実施されないのである。

 26日(金)は会場練習と15時から監督会議、そして16時からは開始式が行われ試合は27日(土)9時から対宮城・対福島・対山形の順で3試合が行われ、翌日の28日(日)は対秋田戦そして最終戦は王者青森との対戦となる。

 各県成年男子の戦力は、青森が他を圧倒していて本国体2連覇中のメンバーが揃う、つづいて宮城も今年は過去本国体上位入賞のメンバーを揃えこれまた強力である。

 他の山形・秋田・福島も戦力が充実し、岩手を含めたチーム力から拮抗する試合が多くなることだろうと推測される。

 後は、勝負どころでの気持ちの差が勝敗を左右するような気がする。

 選手たちには、試合に対するモチベーションと体調面をしっかり整えさせて決戦に臨んでいこうと思っている。


嬉しい訪問者!

2011-08-23 08:54:36 | Weblog

 先日思いがけなく、学生時代(北里大学水産学部)を三陸で過ごし卓球部に席を置き、われわれ協会活動や大会にも積極的に参加協力をしていただいたKさんがわざわざ我が家にお見舞いに訪れてくれたのである。

 現在は新潟の漁協で仕事をしているとのことだが、以前には青年海外協力隊として治安の悪いところで卓球指導をしてきた行動派でもある。

 今回は、3.11台震災の為大きな被害を受けた大学の所在地でもある三陸町越喜来地区の漁業者支援の為の海洋調査などのために教授や同窓生と共に訪れたのである。

 学生時代にお世話になった方々への恩返しの意味も踏まえてのことらしい。

 地元にとっては大変嬉しいことであり、また有難いことで感謝しなければならないし強い 「絆」を感じるのである。

*まだ瓦礫の残る大船渡町


灯ろう流し!

2011-08-22 08:45:51 | Weblog

 20日盛町夏祭り第2章として、盛川の河川敷で鎮魂の思いを込めた灯ろう流しや盆踊り、そして太鼓が鳴り響き花火が打ち上げら、れたくさんの人々がそれぞれの思いを胸に集った。 

 主催者の方の話によると今年の人出は、例年に比べて3倍から5倍と聞いた。3.11台震災の影響で周辺の町からもたくさん訪れたのだろう。

 歩くにも苦労するぐらいの人・人・人で河川敷は埋め尽くされ、露天の前ではいくつもの列が出来ていた。

 ボランティアの方々の姿もたくさんあり、外国からの女性達はみんな浴衣姿で盆踊りの輪に加わっていた。

 

 

 

 


全国中学終わる!

2011-08-21 07:43:36 | Weblog

 今年の全中最終日が男女シングルスを最後に終了した。

 最終日まで勝ち上がっていた、男子の大槻は3回戦で0-3と敗退したがよく健闘したと思っている。

 女子の高橋梓海は、同じく3回戦のランク決定戦で優勝した平 真由美(埼玉・本庄東2年)に2-3というセットカウントで惜敗したがその実力を遺憾なく発揮したものであり、その頑張りは讃えられる。

 この悔しさは、今週末に開催されるミニ国少年女子の岩手代表として爆発させてもらいたいと期待したいと思っている。

 総評としての県勢は、女子団体で大野が3者同率となったが勝率の差で決勝トーナメントを逃がしたのは残念であった。

 個人戦シングルスでは、大槻と高橋梓海が3回戦のランク決定まで勝ち進み岩手の力が全国に通じるところを見せてくれた気がする。

 また、東北中学の感想で前述した岩手にゆかりのある佐藤悠樹選手(宮城・中新田)は1回戦で敗れはしたものの、2-3と最後まで粘り強く戦ったことは素晴らしいことで健闘が光った。


転勤!

2011-08-20 07:42:09 | Weblog

 来る8月24日には、我々の仲間であったT君が埼玉に転勤することになった。

 T君は沖縄出身で、女優の仲間由紀恵と同じクラスであり学級委員長と副委員長だったとか、また奥様は北海道出身で東京で結ばれたという経歴?の持ち主であるが、我々協会にはたくさんの貢献をしていただいた。

 いつでも真摯な態度はもちろん、技術向上にも一生懸命取り組んでいた姿はとても好感の持てるものだった。

 転勤族にとっては避けて通れない道ではあるが、この時期の転勤とはこれも震災の影響であろう。

 23日には彼のこの地での最後の練習会があり、その後ささやかではあるがグラスを交わしながら送別の宴を行うことになっている。


第42回全国中学校卓球大会②!

2011-08-20 07:33:32 | Weblog

 大会2日目の県勢は、シングルスに男子4・女子3名が登場、そのうち男子の村上は1回戦で2-3と健闘したが惜敗、高橋は0-3とおよばず、女子の佐藤・松浦も残念ながら力を発揮できず0-3と早々姿を消した。

 男子の皆川は、1回戦を勝ち抜き2回戦に進んだがシード選手に屈した。

 今日の3回戦に勝ち進んでいるのは、男女とも岩手県チャンピオンも大槻と高橋梓海の二人である。

 3回戦はベスト16のランクを争うもので、この戦いに是非勝って全国の上位に食い込んで欲しいと願っている。


第42回全国中学校卓球大会!

2011-08-19 09:03:36 | Weblog

 第42回全国中学校卓球和歌山大会が開催され、昨日予選リーグが行われ東北代表の岩手県勢は、男子花巻北が松崎(兵庫)に3-2で競り勝ったが、明豊(大分)には0-5と力負けし予選リーグで敗退した。

 一方女子大野は、和田(鹿児島)を3-2で下したが、平田(島根)には2-3で敗れた。

 対平田戦、2番手の松浦は2-1とリードしたが4・5セットをいずれも8本で落としたのが勝負の分かれ目であった。

 結果このリーグは、3チームが1勝1敗で並んだが勝率の一番良かった和田が決勝トーナメントに進んだ。

 今日からは個人戦も始まり、男子の大槻・皆川(猿沢)、橋(石鳥谷)、村上(高田一)、女子の高橋・松浦(大野)と佐藤(東山)が出場する。是非上位入賞を目指して頑張って欲しいものである。