先週行なわれたミニ国体は、今年からまた震災前の通り全種目が東北総体として復活、得点による6県対抗が再開された。
卓球では、圧倒的に強かった青森県が青森山田高校女子や青森大学が、宮城県では仙台育英が卓球部の強化撤退により弱小化した。
結果、今年は少年女子が混沌とし、1位が4勝1敗の同率となって当該成績により1位宮城県・2位岩手県、3勝2敗で3位に青森県となった。
成年女子では、全勝で1位青森県・1敗で2位秋田県・2勝3敗で福島と山形に並んだが勝率で3位岩手県となり、あの仙台育英勢で固めて強かった宮城県はなんと6位に沈んだ。
男子は成年・少年とも青森県が圧倒的に強かったが、それもあと何年かすれば青森山田高校男子の撤退によりその戦いは必然的に混沌としてくると予想される。
はたして総合成績は、①22点青森 ②16点岩手 ③13点宮城 ④13点秋田 ⑤11点福島 ⑥9点山形となり、一昔前とは違った構図となった。
わが岩手県は、h28岩手国体に向け高校男女(専大北上・大野)のレベルアップにより、少年男子高田の村上奨記と成年男子水沢OBの伊東伸也の二人以外は、すべてOBOGを含む専北・大野勢が選手として出場活躍した。
また、宮城県少年男子には、お母さんが大船渡出身の佐藤選手が出場し活躍していたし、宮城県成年男子には同じく大船渡出身の今野文陽選手(福祉大3年)が秋田戦に出場し頑張っていたことは個人的に嬉しいことであった。
*ミニ国練習風景