社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

ジュニア2次予選終わる!

2011-10-03 08:46:38 | Weblog

 昨日は、水沢総合体育館においてジュニア県予選会が開催された。

 男子は、北原大輝(専北2年)が準決勝で高橋優人(水沢1年)を下し、決勝では大槻丈瑛(水沢2年)を3-2で退け念願の初優勝を果たし、7日から行われる山口国体少年男子の一員としての活躍も期待される。まだまだ荒削りの観はあるが、終始安定した戦いを見せ成長を感じた。

 大槻丈瑛は、カットの粘りはさすがであったが、以前より少し攻撃が力不足に感じたが、それを補う集中力や冷静なプレー振りはさすがであった。

 また、準決勝で大槻の粘りに2-3で屈した皆川 新(猿沢中)が、その後の3位決定戦で高橋を3-1で下し全国大会最後のイスをものにしたことは、東北中学でも決定戦を勝ち抜いたことと同様に素晴らしい気持ちの切替えの早さであった。

 高橋は、久々の彼らしい思いっきりが復活し県中チャンピオンの大槻周瑛を準々でセットオールの大接戦で下したことは充分評価できるし、全国まで後一歩のところまで迫ったが惜しい敗戦であった。通学等でまだまだ不十分な状態であると思うが新人戦や今後の成長に期待したいと思っている。

 一方女子は、滝浦華奈(大野2年)が決勝で高橋梓海(大野中3年)を3-1で下し嬉しい2連覇を果たした。終始安定した両ハンドであったが、あえて注文をつけるとすればもっとストレートボールを多くすることと、サーブレシーブのバリエーションを増やすことが出来れば全国でもランク入りが期待できるのではないかと期待している。

 準優勝の高橋は、実力を発揮して決勝まではそつのないプレーで勝ち上がったが、手の内を知られている決勝では余りいいところがなく破れた。今後はもう少し早い攻めと動きが求められてくる。

 いずれこの二人は、山口国体に浅沼愛(盛岡一3年)と共に岩手県代表であり、少年女子のメンバーとして出場する。

 東北2位の実力を発揮して、5位入賞を目指して奮闘してくれることを期待している。

 また明日は、このジュニア予選会を違う角度からその他の分析をしたいと思っている。

*(開会式の選手宣誓)2連覇を果たした滝浦選手と左後ろには初優勝の北原選手

*男子準決勝