社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

北日本卓球大会!②

2012-01-31 12:15:43 | Weblog

 今日は、大会結果を追って見る。

 一般男子団体は、八戸工業大学(青森)が決勝で東北福祉大学(宮城)を破り初優勝を遂げた。 3位には、富士大学(岩手)と東北学院大学(宮城)が入り、ベスト4は全て東北の大学が占めた。

 一方女子団体は、東北学院大学(宮城)が決勝で大野高校(岩手)を下し2連覇を飾った。 3位には、東奥学園高校A(青森)と富士大学(岩手)が入った。

 中学2年以下男子団体は、優勝が明徳クラブ(青森)、2位が花巻北中(岩手)、3位に川内卓球スポ少(秋田)と弘前卓球センターA(青森)が入賞した。

 女子は、仙台ジュニアクラブ(宮城)が優勝し、2位に鶴卓TC(青森)、3位に弘前卓球センターのA・Bチームがそれぞれ入賞した。

 また個人の部では、一般男子で吉野(八工大)が本田と同士うちを制し団体と合わせて2冠を手にした。3位には中村(東北福祉大)と古里(東北学院大)が入った。

 一般女子は、滝浦華奈(大野高2年)が度重なる接戦での粘りを見せ決勝では、清野(東北学院大)を破り初優勝を成し遂げた。3位には、谷(東北学院大)と大健闘の平舩文(大野高1年)が入賞した。

 その他の個人種目での県勢は、男子カデットで村上奨記(高田第一中)が優勝、男子フォーティで優勝した父英宏とのW優勝は見事であった。。

 男子ホープスでは、高橋栄太と吉田俊暢(共に花卓ジュニア)が3位に入賞、確実に力を付けているように感じた。

 また女子カブでも高橋志歩(花卓ジュニア)が兄栄太に負けじと奮闘、決勝では1-3と敗れはしたが堂々2位に入賞した。

  

  *長年大会を陰で支える高橋氏(花巻卓球センター)、栄太・志歩選手(花卓ジュニア)の父でもある。

 その他年代別男子では、フォティで広田(矢巾卓球クラブ)が2位に、3位に藤原(一関)と松村(矢巾卓球)が入賞。フィフティで佐々木伸人(モーモー)が優勝、石川・斉藤の一関勢が3位に入賞、シックスティでは森川(ベテラン)、藤原(花卓会)、小野(盛岡TTC)の順になり、セブンティでは、武田久男(さわやか)が優勝、3位に宍戸(奥州)と法領田(盛岡卓友会)が入り健闘した。

 女子のフィフティ決勝は昨年と同じ藤澤幸子(奥州)と佐藤正子(きらら)顔合わせとなり今年は藤澤が雪辱を果たした。3位には小笠原(きらら)が入った。シックスティでは田中(きらら)と岩渕(花巻高卓会)が入賞。セブンティでは、藤原節子(花巻高卓会)が2年連続決勝で敗退していたが今年は踏ん張り嬉しい初優勝を遂げた。室岡(カトレア)も3位入賞となった。

 

 

 


北日本大会終わる!

2012-01-30 17:02:17 | Weblog

 第81回北日本卓球大会が、無事終了した。

 

 

 *花巻市立宮野目中学校 高橋 亜紗可 選手

 今年の大会からは第3アリーナが新築なったため、昨年までの63コートから80コート使用の17台が増設され大会もスピーディーに進められた。

 この第3アリーナでは、カデットの部が行なわれたが東西の観覧席はフロアから2階席まで通しの仕様でありこの観覧席は人気であった。

 

 

  

 また、プログラムも従来のB5からA4版に拡大され見やすくなったと好評であった。

 大会結果については、また明日お知らせしたいと思っている。

 


今日から、北日本卓球大会へ!

2012-01-27 08:18:59 | Weblog

今日は、午前中から業界の理事会と北日本卓球大会のために花巻温泉と花巻市総合体育館に出かける。

 

新築なった花巻市総合体育館(第2体育館)も1階から2階まで続く観覧席など楽しみが一杯である。

 

内陸の気候は、沿岸部と違って大分寒さが厳しいのでいつもより2枚ぐらいプラスし、厚着をして向かおうと思っている。

 


第81回北日本卓球大会!

2012-01-26 08:40:05 | Weblog

 明後日1月28日から29日の2日間は花巻市総合体育館において、「第81回北日本卓球大会」が開催される。

 今大会には、個人戦に約1,600名が参加、団体戦だけのエントリー者や監督役員など合わせて約2,000名のマンモス大会となった。

 昨年完成された、花巻市総合体育館・第2体育館(第3アリーナ)も含めて80台の卓球台を使用して盛大に開催される。

 この大会は東北各地からの参加者が増え年々レベルも上がってきているし、また東北各県の高校生達にとっては、来るべき2月の東北高校選抜大会への試金石にもなって来ている。

 私も、明日から大会役員と監督の立場で大会に参加するが、ここ数日特に風邪やインフルエンザが蔓延しつつあるので、体調管理のためマスク着用や防寒対策が必要になってくる。是非参加選手の皆さんにはベストの体調で臨んで欲しいと願っている。


福原愛選手「全日本全制覇10冠達成!」

2012-01-25 08:20:25 | Weblog

 福原愛選手が、卓球競技生活20年目の節目の年に、出場可能な全日本個人のタイトルの完全制覇を成し遂げた。

 バンビ・カブ・ホープス・カデット(13歳以下)・(14歳以下)・カデットダブルス・ジュニア・女子ダブルス・混合ダブルス、そして今回初優勝の女子シングルスである。

 また、実に3歳から卓球を始めて、23歳まで様々な困難を乗り越えての偉業達成であった。

 先日の、全日本女子シングルス決勝の対石川戦が象徴しているように、今大会は全く文句のつけようがない内容なのであり、国内では勝てないなんだと多くの人があきらめかけていた優勝への期待に、見事に応えたのである。

 まだ小学生前の「愛ちゃん」が、今は亡き長谷川信彦選手と岩手を訪れたとき、夜のレセプションで夜遅くまで元気に廊下を走り回ったり、それぞれの席を廻っては気軽に我々の肩を揉むまねをしたりしていた頃のあどけない愛ちゃんを思い出す。

 彼女が卓球界を、テレビというメディアを通して国民に広く浸透させてくれた功績は本当に大きいと思っているし、今年の全日本大会のテレビ放映時間は、毎日長時間に渡りあったのである。

 さて、今年は大きな国際大会を控えており、今度は卓球の実力で日本チームを牽引してもらいたいものである。

 ガンバレ日本!ガンバレ愛ちゃん!


スポ少交流会!

2012-01-24 09:07:10 | Weblog

 一昨日は、第25回大船渡市スポーツ少年団交流大会が開催され、市内各小学校単位のスポーツ少年団11チームとその親が参加して、綱引き・10人ロープジャンプ・ドッジビー(子どもの部・親の部)の3競技できそいあった。

 この日は、最近流行している風邪やインフルエンザの影響で急遽3チームが棄権しなければならず残念であった。

 この交流大会は、毎年12月に行われていて終了後は、小学6年生を送る会しても定着を図っていたものだが、今年度は震災の影響で日延べになってしまったのである。

 また、沿岸地域のあるスポ少では5.6年生団員の内10数名が家を流され、仮設住宅で生活を余儀なくされているが、スポーツのおかげで子ども達は元気に過ごしていると聞いた。

 スポーツは、身体のみならず心のケア(健康)にも大きく役立っていることを改めて再確認させられた。

 スポーツは、素晴らしい!

  

  

  


全日本卓球選手権大会雑感!

2012-01-23 15:03:13 | Weblog

 今年度の全日本卓球選手権大会を振り返ってみると、全体的には若手(若年層)の活躍が目立ち、いつもの年以上に活気のある大会となったと感じた。

 種目ごとに振り返ってみると、ジュニア男子では丹羽孝希(青森山田)が3連覇を達成し同年代では敵なしといったところで文句のつけようがない。また村松雄斗(エリートアカデミー・中3)はベスト4に入り攻守を備えたスケールの大きいカットマンであり、松下・渋谷氏以来の期待の星である。

 女子ジュニアでは、小学5年コンビの平野美宇(ミキハウス)が決勝では谷岡あゆか(エリートアカデミー)のカットを攻め切れず2位に甘んじたが、攻撃選手同士では進境著しいところを見せたし、伊藤美誠(豊田スポ少)もベスト8に食い込み、今大会も注目を集めた。

 また、加藤美優(小6)は一般女子シングルスで5回戦まで進み、来年度からはエリートアカデミーに進む予定であり、より一層のレベルアップに期待したい選手の一人になった。

  男子ダブルスでは、水谷・岸川組が昨年の雪辱を果たし2年ぶり5回目となる貫禄の優勝を果たしたが、ここでも高校3年ペアの共田・加藤組(愛工大名電)が前年のチャンピオン松平・丹羽組を下して決勝まで進んだことも驚きであった。

 女子ダブルスでは、抜群のコンビネーションを見せた藤井寛子・若宮三沙子(日本生命)組が3連覇を成し遂げ、若宮は松平賢二(青森大)とくんで混合ダブルスも優勝、2冠を手中にしたことはある意味での快挙であったし、また女子シングルスでもベスト8に入り力がついたこと証明してくれたのである。

 男女シングルスについては前述したが、ベスト4まで勝ち上がった松平賢二(青森大)や岸川を4-3で下しベスト8入りの時吉佑一(時吉スクール)、吉村と好試合を演じた久保田隆三(シチズン)選手らが印象に残った。同じく一般男子シングルスの出雲(小6)も1・2回戦を突破3回戦まで進み大健闘を見せた。

 女子では、ベスト4まで勝ちあがった若手の田代早紀(日本生命)も予想通りに力のあるところを見せ、今後の活躍に期待を抱かせてくれた。

 岩手県出身選手では、残念ながらどの選手も驚くような活躍は出来なかったが、それぞれの若い選手には飛躍の素地は着々と出来つつあると思うし、岩手の選手にもに潜在能力を感じる選手が多数出て来ているので、個々の努力と意欲はもちろんのこと、後はレベルの高い場慣れ(県外合宿や大会参加)などの環境作りと、指導者の熱意・指導力のレベルアップがマッチしていけば近い将来きっと全日本でランク選手が生まれてくるのも夢ではないと感じている。

 岩手国体まであと4年である。


全日本卓球選手権大会終わる!

2012-01-22 18:16:33 | Weblog

 今日で全日本選手権が終了した。

 今年の大会は、テレビでの放映時間も多くビデオに録画したりライブでも男女シングルスと男女ダブルスの決勝を観戦することが出来た。

 しかも、卓球の醍醐味)が余すところなく発揮され卓球人のみならずその素晴らしさを理解し感動したのではないかと思っている。

 それは新しいシングルスチャンピオン男子の吉村真晴選手(野田学園)と女子の福原愛選手に象徴されており、二人とも前年の王者を決勝で破ってのものであり、その内容もそれはそれはレベルの高い熱戦であった。

 昨日の女子シングルス決勝では、福原愛選手が今まで見せたことのないようなアグレシェブな戦いを見せ、石川佳純選手につけ入る隙を与えなかった。強化したフォアハンドも打点の速さでパワー不足を補い、得意のバックハンドとのコンビネーションは絶妙であった。

 全日本になると必ずと言っていいほど出ていた精神面の弱さも、練習に裏付けされた自身で満ち溢れており、崩れる気配さえ感じさせなかったのである。

 その点、石川選手の卓球は以前と余り変わりなく少し期待外れではあったが、まだまだ若く才能のある選手なので、負けた悔しさをバネとして今後の発奮に期待をしたいと思っている。

 一方、先ほど終わった男子シングルスは本当に衝撃的な一戦であり、まさか水谷選手がよもやの敗戦を喫するとは想像だに出来なかったのである。

 最終セット、10-7から1本を取られてタイムアウトを取り、慎重に作戦を立てて臨んだはずなのだが、余りにも慎重すぎたのか珍しく弱気のプレーでジュースに追いつかれ、最後のレシーブは得意のドライブがオーバーミスして終わった。結局最後は5本連続失点だったのである。

 準決勝が終わってからの水谷選手のインタビューの受け答えは、まさに自信に満ち溢れていたのであり、これが気負いとなって現れたのかもしれない。

 しかし、吉村選手の卓球は本当に衝撃を持ってしか受け止めようがなかったのであり、今の水谷選手に勝つにはこれしかないというようなプレーの連続であった。

 それは、まるで水谷選手が中国選手と試合をしているような錯覚にさえ陥るようなスーパープレーの連続であり、ラリーでの強さは抜群であった。

 最終セット、チャンピオンシップポイントを握ってからのまさかの逆転負けである。

 今まではこの反対の逆転勝ちのパターンはあっても水谷選手がこのような敗戦の結果は今だに信じられない気持ちである。

 吉村選手の優勝は、本当に驚きであり今は只々祝意を表するのみである。


全日本卓球選手権大会!③

2012-01-21 13:54:55 | Weblog

 現在開催中の全日本卓球選手県大会は、昨日混合ダブルスの決勝が行われ松平賢二・若宮三沙子組(青森大・日本生命)が初優勝を成し遂げた。

 若宮選手は、震災後の6月大船渡を訪れミニ卓球台の寄贈と講習会で指導を頂いたのでかげながら応援していたが、女子シングルスでもベスト8に入り好調なようである。

 これから行われる女子ダブルスも連覇がかかっており、優勝目指して頑張ってもらいたいと思っている。

 また、今終了した男子ダブルスでは水谷・岸川組が共田・加藤組(愛工大名電高校)を3-0で圧倒し5度目の優勝を飾った。ちなみにこの試合では、岩手県の増沢純さんが主審を務めたのであり、県卓球界としても大変名誉であるとともに嬉しいシーンであった。

 さて、これから行われる女子シングルス決勝は石川佳純対福原愛のロンドンオリンピック代表同士で争われるが、実力を兼ね備えた人気者同士で今大会では、ダブルスも組んでいる。どんな戦いになるか今からドキドキである。


全日本卓球選手権!

2012-01-20 08:19:25 | Weblog

 昨日はジュニアの部の感想を記したが、今日は一般男女の県勢の感じたことを記してみたい。

 男子では、シングルスで1回戦で北原(専北2年)が1-3、大野と星(共に専北3年)はいずれも0-3といい所なく敗れ、小笠原(埼工大4年)と根田(明大3年)は期待していたがいずれも残念ながら2回戦で敗退となった。

 女子では、滝浦がジュニアでの敗戦を挽回するかのような健闘を見せた。1回戦を3-0と好スタートを切り、2回戦は1-2の劣勢から最後はセットオールの13-11で見事勝利、3回戦は逆に2-1とセットをリードしたが最終セットは9本で倉林(中央大)に力尽きた。

 それでもこの一般シングルスでの健闘は、最近の県勢の成績として特筆すべきものであり、ますます今後の大会に期待が持てそうでなのである。

 石川(東北銀行)は、1回戦で今売り出し中の伊藤美誠に3セットとも9本と粘ったが0-3で負け、期待の平舩亜美(早大2年)も0-3とストレートで敗退した。

 男子ダブルスでは、1回戦北原・宮村組(専北)が2-0とリードしたが最終的にセットオール9本で惜敗、期待の大野・星組(専北)も0-3で敗退した。その他の県勢では、小笠原組(埼工大)が2回戦、伊東組(信号機材)も同じく2回戦で敗退した。根田組(明大)はスーパーシードなので今日から登場する。

 女子ダブルスでは、滝浦・高橋梓海組が1回戦を突破、2回戦では中村薫子・大野茜組(大野一中出身・朝日大)相手に大健闘2-1とセットをリードしたが、4セット目をジュースで落とし最終セットも14-16の大接戦の末、大野の先輩に屈したが力のあるところを見せた。大会が大きくなればなるほどあと1本の難しさがそこには潜んでいるのかもしれない。

 また今大会では、小学生の活躍が目立ち男子では出雲卓斗(鳥屋クラブジュニア小6)が1・2回戦を突破、3回戦でもリコーのエース森下にセットオール11-13で敗れはしたが一般男子シングルスでの小学生の勝利は史上初という快挙を達成したのである。

 このことは大変な驚きであった。女子では体力的な要素が一般とそんなに差があるわけではないが、男子は大学生や一般とは大変な体格差があるわけで、昨今のラバーやラケット用具の進歩を差し引いても、今までであれば到底考えられないことだったのである。

 一方女子でも、加藤美優(TKO小6)が4回戦でシードの伊積 (東京富士大)を4-1で破り5回戦で石川佳純選手に挑む。平野美宇・伊藤美誠(共に小5)はどちらも3回戦で敗退した。しかし、ジュニアでは伊藤は準々で敗退したが、平野は決勝に駒を進め全日本選手権もこれからますます目が離せなくなる。

 明日と明後日は、男女シングルスやダブルスの決勝があり、テレビの前に釘付けになりそうである。