田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

言われてますね、63歳の元先生

2015年01月12日 | 日記
---------------------------------------------------------------朝日新聞に投書(実名入り)
 暮れの満席の新幹線、指定車両も満席。小犬が入ったバスケットの隣に若い女性「ここ空いてますか」と尋ねると、その女「指定席券を買ってあります」と答えた。 私は虚を突かれた。多くの立っている大人の中、母親の隣で3歳ぐらいの男の子が座っている、あれも指定切符を買ってあるのだろう。満員の自由席に戻ると、学童前と思われる子が親の隣に座っていた。懲りもせずにまた「ここ空いてますか」と尋ねると、母親は仕方なさそうに子どもをひざの上に乗せ、 席を空けた。私はその座席で居心地の悪さを感じながら、この新幹線の中での三景をどう考えたらいいのか自問した。
                                (短く編集しました)
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 この男性はよほど座りたかったのでしょうね。ならば指定席券を買わねばならぬ。63年もの社会経験があるのだから解るはずだが・・。でもねぇ~子犬のために席を確保するのはいかがなものかねぇ?。飢えに苦しむ人がいる地球で、子犬のために乗車券も買ったの?、複雑な気分・・。ちょっと待てよ、改札をどうやって通ったのかねぇ。乗車券1枚で指定券2枚は買えぬぞ。

 
 3歳くらいの子でも、長距離だったら乗車券と指定券を買ったほうが親は楽だって聞いたことがあるなぁ。オイラは母親のことを考えたら、それは良い方法だと思う。子供には贅沢だとか、子供は立たせろなんていう問題とは違う。

 
 自由席に学童前の子が席に座っていても、それをとやかく言ってはいけないよ。きっとお母さんは早く来て並んだと思うよ。暮れの新幹線ホームは寒いことこの上なし。この男性も座りたかったら1、2本遅らせれば必ず座れるよ。母親は仕方なさそうにと書いてあるが、仕方がないと思われたのは63歳のおじさんだよ。『泣く子とおじィさんには勝てない』ってね。

 
 もう一つ、この63歳の元先生は言葉使いが悪い。「その女」って言う言い方は、子犬同伴の女性が気に入らないから「若い女性」から「その女」に変化したのだろうね。また男の子を「あれも」と書いている。これは常識的じゃないね。いったい何を教えてきたのか聞いてみたい。

 
 さらに、昔々受験生の付き添いをしたが、試験後の列車は大混雑、ホームに乗車できない受験生が溢れ「指定席車両にもお回りください」とアナウンスされていた。指定席車両では「積み残しの恐れがありますので一般乗客の乗車お許しください」って言ってたぜ。指定席券を持たねば、許されるのは通り抜けだけと思うよ。

 
 講師研修では出張会議が多かった。チケットは全て塾負担、もちろん座席指定。ある会議の帰路「ここ空いてますか?」と聞かれ「この号車は座席指定ですよ」と答えた。男は何も言わず聞いて回った。しばらく後、車掌の「お客さん!お客さん!起きて下さい」の声が聞こえてきた。乗り込んだ客が自分の席で眠りこける男を起こせず、車掌の手を借りたようだ。さすがに狸寝入りを決め込めず、ふて腐れて指定席車両から出て行った。オイラは恥ずかしく情けなくなった。今日、この投書を読んでも恥ずかしく、情けなくなった。