夜明けの防犯ブザー！！何だった？

　明け方、３時を過ぎた頃、ヒュ～ン、ヒュ～ン、ヒュ～ン突然鳴り響く防犯ブザー。私の団地には消防法で定められた非常警報設備と自主設置の防犯ブザーがあります。押しボタンが同じ形をしていますので、住民の中には使い方が解っていない人もありますが、非常警報設備は階段の踊り場に設置され、ベル音ですので、音を聞けばどちらが鳴っているかは解ります。

　
　音はしばらく鳴り止みませんでした。いったいどの棟から鳴り響いているのか？音の大きさで判断すると、私の住む棟のように思えましたが、静寂な丑三つ時を過ぎた頃、音の大きさだけでは判断できません。頭の中で「いったいどの部屋？」「探すにはドアの前にあるパイロットランプを見なければ」などと思うのでした。

　
　階上の老夫婦も目覚めたのか、足音が聞こえました。ならばお二階の○○さんじゃありません。体調を崩しているご主人のしっかりした足音も聞こえました。まずは一安心、足音が聞こえたということは、お二階さんは火災と思っているかもしれません。まさか！どこかで手に負えなくなった失火、もしくは急病、考えたくないが犯罪・・・・頭の中で思惑を反芻するだけでした。突然に音が止みました（押しボタンを引っ張ればストップします）。いったいどれくらい鳴り響いていたのか、１分くらいだったかなぁ。とても長く感じました。

　
　その後耳を澄ますが、外の足音もざわめきもありません。私も寒さと、なすすべのなさが野次馬根性に優りました。結局、起きる事は無く眠りました。

　
　朝、妻に話しましたが「え～っ、そんなことあった？」まさかオイラの夢じゃないだろうなぁ・・。まさかとは思うが、犯罪者が警報を切ったなんてことは無いだろうな・・・。団地の中で聞く人も無くブログに書いた次第です。夢であって欲しいです。