田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

そろそろマイナンバーのお知らせが

2015年09月30日 | 仕事
 マイナンバーが届くのは来月、一昨日の晩、妻がPCで給与明細を見ていた時の話です。「マイナンバーが届いたら、総務に知らせてくださいって書いてある」と身に危険が迫っているような雰囲気で、疑問を聞いてきた。私も詳しく分からないから「はぁ?」と答えるだけ。「食堂でみんなが、強制じゃないから知らせないって言ってるけど、良いの?」だそうです。勉強のために、今一度考えることにします。
 
 マイナンバーは、昔とりざたされた国民総背番号制ですが、挫折した経緯があります。国民一人一人に番号が割り振られ、コンピュータで個人が特定できる利点があります。今までは『本籍、性別、生年月日、氏名』の組み合わせで特定していました。同姓同名は少なくないとは言え、無いわけではありません。だからといって、全部の組み合わせを使うのは、コンピュータにとてつもなく大きな負荷をかけます。一人一番号の数字を使うのが合理的です。
 
 女性の多くは結婚で本籍と苗字が変わります。国家資格受験などの場合、本籍と苗字が変わることで余分な手間がかかります。終生変わらぬマイナンバーならばその手間が省けると思います。
 
 世間で言われている、番号が盗まれたら、他人になりすまされ危険と言われますが、今でも、勝手に名前を騙られることはありますし、本籍ごと名前を売ってしまう人、また買う人もあるから危険性は同じです。
 
 脱税ができないことを恐れている人はいます。脱税でためたお金を、銀行の名寄せの限界を利用して、預金で隠していた人もいるかもしれませんが、ナンバー制になれば、そのような人が企てる悪事も防げると思います。
 
 最後に、番号制になると、源泉徴収カードに番号が記載され、副業がバレると恐れる人もいます。会社によっては、就業規則で副業を禁止しているところも多いでしょうが、絶対禁止ではないでしょう。申し出れば許される場合が多いと思います。内緒で副業している人は、身も心も危険です。ブラックバイトの温床にもなります。会社に相談するのが良いと思います。
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 企業は従業員からマイナンバーを取得するに際し、利用目的の明示や厳格な本人確認を行う必要がある。特に本人確認はなりすましを防ぐため、たとえ長年勤めている先であっても、従業員は運転免許証やパスポートなどの「身元確認」と通知カードやマイナンバーが記載された住民票などの「番号確認」が求められる。
 企業がマイナンバーを取り扱うに当たり気をつけるべき場面は、取得時だけに限らない。利用・提供時に利用目的以外の社員番号や顧客管理番号としては使っていけない。そのほか、保管・廃棄時も翌年度以降も継続的に雇用契約がある場合などを除き、不必要になったら、できるだけ速やかにマイナンバーは廃棄しなければならない。
from;東洋経済オンライン / 2015年9月30日

ルシファー・エフェクト

2015年09月29日 | 宗教その他
 タイトル『あなたの隣にいる「普通の人」が悪魔に変わる 「ルシファー・エフェクト」から分かること』の紹介記事です。この本は1971年に行われた「スタンフォード監獄実験」の責任者が、その後の展開を書いた本で、平積み販売の人気本だそうです。安くなったら読みたい本の1冊です。
 
 9月20日、偶然この記事を読みました。『心理実験で監獄の看守と囚人』の語句で思い出しました。実験が1971年とありますが、私が大学後半の頃です。教職課程で必須の心理学か社会学のどちらかで講座がありました。私にとっては、学問と言うより試験のための学科でしたが、教授が話すこの実験は、とてもおもしろく憶えていました。
 
 卒業後、授業のことはすっかり忘れていました。実社会においての、自分の判断基準は、会社の利益、遵法(compliance)出世、給与などでした。自分自身では見極められなくても、会社での立場、評判、賞与で客観的に判断でき、励みにも戒めにもなりました。
 
 結婚して子供ができ、地域の集まりや子供会、PTAなどに参加するようになりました。参加する者は、大きく「嫌々参加」「仕方なく参加」「下心を持って参加」に分けられました。嫌々参加の人は、名簿に名前があるだけで、幽霊会員になるように努力します。仕方なく参加の人は、目立たないことに努め、仕事の多い役員は固辞、名前だけの仕事を選び、会費は滞り無く支払う「良い会員」を自負しています。下心を持つ人が厄介で、商売のためなら分かりやすいのですが、子供の成績UPやら、内申点の向上を企てる人、果ては名誉欲のために役職を求める人も現れます。これでは烏合の衆、まとまるものもまとまらなくなります。
 
 さて、このような集まりですが、意見のまとまりがめっぽう早いのが「規律問題」です。会員は常識的な人が多く『しなければならない』とか『やって当然』の考え方を強く持っています。ですのでここぞとばかりに強制します。一つの例で、自分が運転する日頃の公道では、駐車違反を「私だけじゃない」と言い逃れているのに、地域内は問答無用で決して許しません。教条主義の権化になります。
 
 いつしか教条主義は「警察ゴッコ、先生ゴッコ」を始めます。違反切符から罰金までエスカレートすることもあります。小学生の「あいさつ運動」を大人にまで拡大したり、「避難訓練」に至っては行進まで強要します。ルシファー・エフェクトそのものです。
 
 考えてみれば、このような集まりの指導者は『ド、素人』が就任しています。スタンフォード監獄実験でいえば、無作為に集められたアルバイトがそれぞれの役を演ずるのですが、よせば良いのに功績を残したい願望が、本筋から離れた演技に夢中になり、我を忘れるのだと思います。私の冷めた目、斜めから見る癖は、若いころ学んだルシファー・エフェクトの結果かもしれません。
 
 私のブログのきっかけになった、キリスト教原理主義のJW(エホバの証人)が個人の思考回路をショートさせ、指導者の教えに従わさせるテクニックは、素人が素人を育て「キリスト教ゴッコ」を延々と続けた結果なのでしょう。おそらく、信者も長老も、頂点に立っている人さえも、スタンフォード監獄実験の演者なのでしょう。
 
 スタンフォード監獄実験は、6日目に教授の知人の進言で中止されることになりましたが、それがなければもっと継続され、大きな問題になっていたかもしれないと結ばれています。演者はいつまで経っても、自分が演者であることに気づかないのが、恐ろしいことなのです。

昨晩は十五夜

2015年09月28日 | 日記
 昨晩は晴れ渡った夜、十五夜の月が眺められました。食事後ベランダで、デジカメ『手持ち夜景』で撮影しました。三脚無しでこれだけ撮れれるのは、コンデジの進化ですねぇ。フィルムカメラだと、三脚立てて、レリーズ使って、とっても大げさでしたが、近頃は実に手軽です。
 
 大河ドラマを見終わって、ススキ越しに撮ろうとしたら雲が出てました。秋特有のうろこ雲ですねぇ。とっても良かった十五夜でした。
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お金のなる木が無残にも・・・

2015年09月27日 | 日記
 9月24日に書いた『お金のなる木』の植え替えをしました。あまりにもショックで、妻共々意気消沈・・しばらく昼寝してしまいました。
 
 昼食後、野良着に着替え、弱ったお金のなる木を庭へ下ろしたのですが、以前にもまして、木の安定性が無くなり、フラフラ状態です。作り置いた土もベランダの下から出しました。鉢の周りを叩く必要もなく、木は抜けましたが、抜いた穴に見えたのは、あの憎っくき!!!コガネムシの幼虫です。10匹はいたと思います。あまりの多さに寒気がしました。一匹一匹殺しましたが、お金のなる木は根腐りではなく、虫害でした。妻と「可愛そうなことをした」と丁寧に植え替えましたが、たぶんダメでしょう。下葉のわずかでも根付かないかと期待しています。
 
 それにしてもコガネムシが鉢に湧いたのはなぜ?。コガネムシの生態を調べました。『コガネムシの幼虫には要注意!!』によると、成虫の発生は年1回で6月から9月頃まで、結構長い期間発生が続きます。7~8月が発生のピークで、雌成虫は堆肥や腐葉土など有機物の多い土中に、数回に分けて150~200個くらいの卵を産みつけます。卵は1~2週間で孵化し、1齢幼虫で10~20日、2齢幼虫は20日程度、3齢幼虫で越冬し、サナギで1~2週間過ごしたのち脱皮して成虫になるそうです。ということは今年の夏に産み付けられたのですね。サンセベリアの鉢も要注意かなぁ?。
 
 念の為に、オルトラン粒剤を散布しました。
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「何かに巻き込まれる」を考えてみる

2015年09月26日 | 日記
 国語の意味としては、巻き込まれる、振り回されるは同じかなぁ。使い方としては「あの国は世界の警察を気取っているが、巻き込まれるのも馬鹿馬鹿しいから、ここは高みの見物といこう」なんて使うのかなぁ。
 
 身近な例で、夫婦ケンカに子供達が巻き込まれるのは間違いない。舅姑は、高みの見物などできないが、意見を言おうものなら、喧騒に巻き込まれるのは間違いない。一体全体、今世間で叫ばれている『戦争に巻き込まれるとは』どういうことなのだろう。
 
 湾岸戦争でイラクはクエートに攻め込んだ。戦いは一挙に拡大し、戦争になった。イラクがクエートに攻め込んだ理由は、イラクの経済復興策であった。この戦いで、アメリカの軍事産業は莫大な利益をもくろみ、戦いは戦争になった。これも理由の一つと言われている。共に自国の利益のための戦いであったかも知れない、おそらくそうだろう。
 
 さらに、大量破壊兵器保持の疑いをかけられたイラクは、アメリカ、イギリス軍に攻撃され、次なる戦いのイラク戦争が起こった。その結果9.11同時多発テロが起こり、アフガン戦争へ発展してしまい、世界は巻き込まれた上に振り回されたのだ。
 
 話を戻し、湾岸戦争で日本は10億ドルの資金提供を決定した。しかしアメリカ議会は不十分と言い「米軍は日本から段階的に撤退することを要求する」と日本に揺さぶりをかけた。日本は拠出金を更に増やし、合計40億ドルを支援した。翌年更に追加90億ドル拠出した。さらに、円建て追加もあり、総計135億ドルを日本政府は湾岸戦争の為に支払った。当時のレートで1兆0618億円も戦いのために提供しながら、当事国から「日本は、金は出すが血を流さない」とまで言われた。これこそが『巻き込まれた』と言うのが正しいのだ。
 
 これからの世界は地域紛争、民族対立、宗教対立が原因で利益を狙う代理戦争が起こる。戦争は子供のケンカと同じで、誰かが仲裁しなければならない。双方とも頭に血が上っているから、まともな判断が出来ない。お仕置きが必要かもしれない。
 
 今日(9月23日)のニュースで、北朝鮮は12人の拉致被害者について「8人は死亡。4人は入国していない」と報告、そして約100億円を要求とある。盗っ人猛々しいかぎりだが、少しは自制させることも必要だ。
 
 同じ日のニュースで、ロシア外相は北方領土に関して「戦争の結果、ロシア領」と強硬意見を述べた。大戦の終戦に関して、詳しく歴史を紹介すると良い。だれも巻き込まれることはなかろう。そして、良識ある日本人ならば、クリミヤ半島を訪問し、日本国民を強権愚策に同意する愚かさを学ばねばならぬ。