昨晩(11月29日、土曜日)の『世界一受けたい授業』、大学の先生の「電化製品の寿命」を見ましたが、技術屋のオイラが怒っています。
危険な電化製品ベスト5など、ひな壇芸人のやり取りを面白おかしく進行する番組でしたが「経年劣化」「耐用年数」などの言葉が散りばめてあり、あたかも買い替えを促すような誘導が多々ありました。普段斜め目線の私を差し置き、妻が「あの先生、○ナソニックからお金をもらってるのかしら、そんな風に聞こえる」と言ってましたぞ。私もそう思いました。
製品には『保障』と『保証』があります。まぎらわしいですが、製造から期限を決めた範囲で、使用者に損害を与えた場合は、保障(安全を守る義務)され、万一被害を受けた場合は補償(損失を補う)されます。また修理をするための部品保管は、定められた一定期間しなければならず、この期間内は有料で修理ができます。この間を修理保証期間などと言います。発音が同じ三つの言葉でややこしく混乱します。消費者庁が早く言葉の整理をしてくれると良いですね。
さて、昨晩の先生は「買い替え」を連呼していました。『保障』『保証』期間が過ぎた電化製品の使用は安全でなく、損失を受けても自己責任のような言い方でしたが、はたしてそうなのでしょうか。
国内某自動車メーカーが、三十数年間乗り続けた自動車とオーナーを紹介していました。「わが社の自動車はこのように丈夫です」と宣伝に利用しましたが、大切に扱うことは褒められることです。
日頃から使っていた電化製品の『保障』『保証』期間が過ぎ、突然火を噴いたら、メーカーは知らぬ存ぜぬで通りませんねぇ。現に命を失うかもしれない燃焼器具(ストーブ)などをいまだに探しているメーカーがあります。いったいどれほどのお金を使ったのでしょうね。
私達は機械を使うための最低の基礎知識は持たねばなりませんし、バブルの頃の『スクラップアンドビルド』は卒業したはずです。物を大切に使い、できる限り機械の寿命を長持ちさせるよう、メーカーと使用者は気を使うべきと考えますが、景気回復のためには消費を宣伝したほうが良いのかしら、と思うオイラが愚痴りました。おしまい。
危険な電化製品ベスト5など、ひな壇芸人のやり取りを面白おかしく進行する番組でしたが「経年劣化」「耐用年数」などの言葉が散りばめてあり、あたかも買い替えを促すような誘導が多々ありました。普段斜め目線の私を差し置き、妻が「あの先生、○ナソニックからお金をもらってるのかしら、そんな風に聞こえる」と言ってましたぞ。私もそう思いました。
製品には『保障』と『保証』があります。まぎらわしいですが、製造から期限を決めた範囲で、使用者に損害を与えた場合は、保障(安全を守る義務)され、万一被害を受けた場合は補償(損失を補う)されます。また修理をするための部品保管は、定められた一定期間しなければならず、この期間内は有料で修理ができます。この間を修理保証期間などと言います。発音が同じ三つの言葉でややこしく混乱します。消費者庁が早く言葉の整理をしてくれると良いですね。
さて、昨晩の先生は「買い替え」を連呼していました。『保障』『保証』期間が過ぎた電化製品の使用は安全でなく、損失を受けても自己責任のような言い方でしたが、はたしてそうなのでしょうか。
国内某自動車メーカーが、三十数年間乗り続けた自動車とオーナーを紹介していました。「わが社の自動車はこのように丈夫です」と宣伝に利用しましたが、大切に扱うことは褒められることです。
日頃から使っていた電化製品の『保障』『保証』期間が過ぎ、突然火を噴いたら、メーカーは知らぬ存ぜぬで通りませんねぇ。現に命を失うかもしれない燃焼器具(ストーブ)などをいまだに探しているメーカーがあります。いったいどれほどのお金を使ったのでしょうね。
私達は機械を使うための最低の基礎知識は持たねばなりませんし、バブルの頃の『スクラップアンドビルド』は卒業したはずです。物を大切に使い、できる限り機械の寿命を長持ちさせるよう、メーカーと使用者は気を使うべきと考えますが、景気回復のためには消費を宣伝したほうが良いのかしら、と思うオイラが愚痴りました。おしまい。