田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

権利とは何だろうねぇ

2014年09月27日 | 日記
 昼ごはんを食べながら、録画してあった深夜の討論番組を見た。お爺さん批評家やお婆さん評論家が、口から泡を飛ばしながら喋りまくる。視聴者に聴いてもらおうとか、説得しようとは思えない。二人の若者は気後れか、あまり喋らなかった。もしかしたら、あきれ果てていたのかもしれない。

 朝日新聞の記事が間違いか捏造か白黒つけたいのは分かる。朝日に自白させるのか?、それとも第三者委員会に決着させるのか?、そんなものとっくに民が結論を出していると思うよ。新聞記事を欧米が信じてしまい、我が国を非難する像を隣国が建てているが、子供のケンカと同じでバカらしい。

 戦争において女性の権利が著しく侵されることは間違いない。戦争はあらゆる権利を侵す。戦後の今、迷惑をかけた弱い女性に償うことは間違っていない。だが弱いのは女性だけだろうか?。子供だって、老人だって、妊婦も戦火に見舞われなかったか?。私の住む市も7月始め空襲を受けた。800余人が亡くなられた。生存の権利を奪われたのである。戦争であったから、どちらに非があるかは、敗戦国が負わねばならぬだろうが、正式な終戦ともいえる講和条約で、悔しいが非戦闘員の虐殺とも言える空襲に口を閉ざしている。

 謝罪と補償を目的に設立されたアジア女性基金は戦後日本の姿勢を表している。だが私は、基金の関係者の無意識な一言が気になった。その一言とは「このような仕事をボランティアでしていて、びた一文もらっていない私が・・・」これ以後の発言は、頭に血の上った男共の発言で聞き取れなかった。ボランティアとか無給であることを前面に押し出し、そのことで正当性を強調することに疑問を感じた。とても不愉快であった。