田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

畳の表替え その①

2014年09月16日 | 日記
 我が家の居室は6帖和室が3部屋と仕事場になっている洋間が1部屋である。婆さまが腰を痛めた入院の月日から早や一年半。婆さまが使っていた北側の続き6帖の二間は畳の傷みが目立つようになった。部屋の整理をしているが、戦前の人らしく、雑多なものが捨てられずに残っている。妻と昔を懐かしみながら処分する日々である。平成16年の日記がある。ケアセンターの出来事が楽しくつづられていた。合間に私と妻への感謝の言葉があった。「言葉だけでさびしいが、ふたりには感謝している。ありがとう」とある。商売屋の女将は感謝と共に何かを贈りたかったのだろう。婆さまには『いやぁ、言葉が嬉しいぜ。婆さまが気にしていた畳を変えるぜ』とつぶやいた。

 本日畳屋さんが来てくれた。妻も私も『中国産は嫌だねぇ~』と国産の一番安いものでお願いした。工事は私達の寝室を確保せねばならぬから、10月3日に北6帖二間の畳を持ち出し7日に納入、帰り際に南6帖持ち出し、8日PMに納入、そして支払いとした。工事費12万円(税込)也。6600円/枚は中国産の二倍強だが納得できる金額である。

 
 タンスの引き出しはそのままで良いといわれた。和ダンスの中のは出そうと思う。引き出しの順番を記したメモは不要だった。
 

 畳屋さんと話して、北和室の西側の6枚の畳は竣工来の畳であろう。他の和室は、前住人から表替えをしたと聞いていた。今日詳しく見るに、竣工来の畳の方が、断然劣化が少ない。国産イグサと中華イグサの差であろうが、竣工時には国産イグサが豊富で、中華イグサは国内に流通していなかったのであろう。時代を感じさせると共に、日本の文化が崩壊していると感じたのである。


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 本日南国から従姉妹、私と同年の姉、妹が訪問してくれた。彼女の義父が4月に他界されたそうだ。長年首長を務められた方で弔問が900人を超えていたそうな。驚きだぁ。