内閣改造

　昨日新内閣が発表された。かれこれ二昔前は総理官邸前にテント村が造られ、『呼び出』なる電話で議員が官邸に召集される大イベントを思い出します。大臣候補はひたすら事務所で呼び出し電話を待ち、悲喜こもごもな場面を見たものだ。昨日は粛々と進行したように見えた。落ち着きがあってよかった。朝刊に新閣僚名簿が掲載されていた。高校時代に歴史の先生がことあるごとに、大臣の名を聞くので暗記しなければならなかった。内閣が改造されると憶えるのに苦労した。私は一度も正しく答えられなかった。

　yuotubeで討論番組を見ることが多いが、近頃の共産党は討論が下手になったように思う。相手の発言を聞こえなくする戦法が多すぎ不快だ。若者の政治離れの一端を感ずる。口けんかは見たくないなぁ。
　

　私の住む団地は全てが共同所有の私有地で、選挙活動は禁止されている。私の部屋は南端なので、市道での共産党女性市議の辻説法が聞こえてくる。落ち着き、ゆっくりかみしめるような演説だ。あいにく姿は見えないので、聴衆がいかほどかはわからぬが、演説趣旨は理解できる。とても解りやすい日本語だ。討論番組はこうであって欲しい。

　最後に、討論番組で朝日新聞を『クオリティーペーパー』などと言わず『天下の朝日新聞』と言って欲しい。忘れてしまうから閣僚名簿を貼っておく。