田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

2014年09月06日 | 日記
 新経済産業大臣の小渕優子さんが引き継ぎ書のサインに万年筆を使っているのが垣間見えました。おン歳40で万年筆ってカッコいいですねぇ~。チラッとしか見えなかったので間違ってるかもしれませんがモンブラン?。もしかしたら父上の形見かもしれませんね。それもまたカッコいいですねぇ~。

 オイラだって「オイラの万年筆は・・」探しました。インクビンもカートリッジもありました。昔話をしますと、私達昭和の二十年代生まれは物資の不足は多少あったものの、教育に関してはそれほど不足は無かったように思います。ただ、国内はまだまだ貧しく、誰しもがふんだんに文房具が与えられる時代ではありませんでした。

 小学生時代の筆記用具の定番は『書き方鉛筆』でした。文字練習用の柔らかい2Bの鉛筆でした。ふだん使うのはHBでした。黄色いトンボ鉛筆の消しゴム付きは人気がありましたが、あの消しゴムは汚れるばかりで消えませんでした。シャープペンシルが登場しました。「早川式繰り出し鉛筆」です。そう、あのシャープです。芯の固定が堅牢ではなく、芯がカタカタ動きました。小学校も終わりの頃でした。

 中学生の頃ボールペンが登場しました。インクのボタ落ちでノートが汚れました。主に使うのは鉛筆でしたが、今のマーカーの役目をボールペンが担っていました。そのころ万年筆を買ってもらいました。手紙は万年筆を使い、大人に見られたい早熟少年でした。最初に買ってもらったのはパイロットだったかプラチナか忘れましたが、パイロット、プラチナ、セーラー等の万年筆を使いました。高校から大学の筆記用具は鉛筆(試験、計算用、下書き)万年筆(レポート、手紙、申請用)ボールペン(実験室、室外)と使い分けていたものです。不確かですが、ボールペンを正式な記載には使わない考えがあったように思います。

 万年筆の懐かしい名前を検索したら、まだ健在で販売され続けているのですねぇ~。お値段は1万円ほどですから、昔とあまり変わっていません。学生時代に使っていた万年筆は残っておりません。当時は万年筆をしょちゅう使いました。胸ポケットのインク漏れや、落としてペン先を割ってしまったり、使い辛いことが多かったです。就職後の実務は鉛筆、赤鉛筆、ラッションペン、ボールペンで、万年筆はまったく使わなくなりました。引き出しの中の万年筆はインクが固まり、カートリッジも入手が困難になり使えなくなりました。そして、たび重なる引越しで紛失してしまいました。

 さて平成の時代、妻からのプレゼントでモンブランを使い始めました。握り心地が良いのと筆圧が少なくて済むことからもっぱらメモ用に使っていました。欠点はインク切れが突然に来る、にじむ、目立ちすぎて悪筆がばれる等など、人前での使用をやめて十数年、今日に至りました。他に金張りのパーカーを持っています。このペンは宗教上の理由で我が家と縁を切ったという兄の海外出張土産です。極太ペン先を柔らかい中文字用に交換した思い出の品です。それぞれを手入れしました。そしてインクを入れました。書き心地が懐かしい。

 さてこれから何をするかといえば、ペン習字を考えています。フリーの練習帳もありますので早速・・・・。何日続くかなぁ?。懐かしいなぁ。