本家の従兄弟が、母のお墓参りにご夫婦で来てくださいました。従兄弟は庭師です。毎年、我が家の庭木を剪定して下さいます。従兄弟では一番の年長で、我が家の長兄より一つ二つ年上です。我が家の兄が宗教の虜になってしまい、縁を切ったなどと妄言を言っておりますので、この従兄弟が何かと我が家のことを気にかけてくださいます。
昼過ぎ「六ちゃん、マンションの表に来たぞ」と携帯に電話がありました。さっそく玄関先までお出迎え。お隣の駐車場をちょっと拝借しました。新米とカボチャをお土産に頂きました。婆さまへのお供えに、カステラと故郷名産の懐かしいお菓子をくださいました。きっと婆さまと親父、兄貴も嬉しいだろうね。縁を切ったと言う長兄にも、故郷の新米を味合わせたいのですが、それもかなわず、心のモヤモヤが増すばかりです。
従兄弟に墓地公園への道順や、お墓の場所を地図で教えました。「カーナビは墓地の中までは案内してくれないよ。一つの山全体が墓地だから、この地図の通りに行ってね」と言いましたが、すっかりカーナビに慣れていらっしゃるので心配でした。家を出て1時間ほど過ぎた頃「六ちゃん、お墓がわからん・・」って。
『十字架見える?』「ああ見える」『駐車場に車を停められる?』「おお停めたぞ」『駐車場に向かって右?左?どちらに停めた?』「右に停めた」『駐車場に向かって左手に出口の看板があるから探して』「おお、出口あったぞ」『出口の坂道に背を向けてお墓を眺めてください。目印は神道の四角錘の石塔です』「お~お、見つけたぞ。ありがとうな六ちゃん」ちょっとした騒動でした。カーナビの怖さと携帯の便利さを痛感でした。おしまい。
昼過ぎ「六ちゃん、マンションの表に来たぞ」と携帯に電話がありました。さっそく玄関先までお出迎え。お隣の駐車場をちょっと拝借しました。新米とカボチャをお土産に頂きました。婆さまへのお供えに、カステラと故郷名産の懐かしいお菓子をくださいました。きっと婆さまと親父、兄貴も嬉しいだろうね。縁を切ったと言う長兄にも、故郷の新米を味合わせたいのですが、それもかなわず、心のモヤモヤが増すばかりです。
従兄弟に墓地公園への道順や、お墓の場所を地図で教えました。「カーナビは墓地の中までは案内してくれないよ。一つの山全体が墓地だから、この地図の通りに行ってね」と言いましたが、すっかりカーナビに慣れていらっしゃるので心配でした。家を出て1時間ほど過ぎた頃「六ちゃん、お墓がわからん・・」って。
『十字架見える?』「ああ見える」『駐車場に車を停められる?』「おお停めたぞ」『駐車場に向かって右?左?どちらに停めた?』「右に停めた」『駐車場に向かって左手に出口の看板があるから探して』「おお、出口あったぞ」『出口の坂道に背を向けてお墓を眺めてください。目印は神道の四角錘の石塔です』「お~お、見つけたぞ。ありがとうな六ちゃん」ちょっとした騒動でした。カーナビの怖さと携帯の便利さを痛感でした。おしまい。