狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

アジア安全保障会議と東アジア共同体研究所

2014-06-02 14:11:53 | 県知事選

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沖縄県内の「告別式」最新情報

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鳩山元首相が沖縄で、平和ボケの極地といえる「東アジア共同体」のシンポを開いた日の前日の30日。
 
安倍首相は、シンガポールで開かれた英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)主催のアジア安全保障会議に出席。
 
基調講演でASEAN(東南アジア諸国連合)の沿岸警備向上を全面的に支援する方針を明らかにした。(事実、フィリピン、ベトナム、インドネシアに対して日本の巡視艇の供与を約束している)
 
鳩山元首相の主宰する「東アジア共同体研究所」も一種のシンクタンクだが、同じシンクタンクでも国際戦略研究所(IISS)と東アジア共同体研究所では現実の国際情勢を直視するという点では、雲泥の差である。
 
安倍首相は30日、南シナ海でのベトナムやフィリピンと中国の領有権争いに「力による現状変更の試み」があると述べ、名指しを避けながら中国に国際法順守を求めた。
 
安倍首相は中国の暴挙を念頭に置きながらも、日本人らしい節度で、あえて中国は名指しせず、婉曲に中国の暴状を批判した。
 
ところが日米同盟の一方の米国はどうだったか。
 
ヘーゲル米国務長官が31日、「中国は南シナ海を『平和、友好、協力の海』と呼んできたにもかかわらず、最近の中国は南シナ海でのみずからの主張に基づき一方的に行動し、地域を不安定化させている」と述べ、ベトナムやフィリピンが反発している石油の掘削作業や浅瀬の埋め立てなどを例に挙げ、南シナ海での中国の行動を明確に名指しで厳しく批判した。
 
硬軟二つに分かれた日米の中国批判に対し、当然の如く中国が反発した。
 
ところが中国は名指しを避けた安倍首相より、明確に中国を名指しで批判した米国の方が好ましいというのだ。
 
煮ても焼いても食えないとは中国のこと。
 
まさにヤクザの言いがかりではないか。
 
名指しで激しく非難しようが、名指しを避けて相手に配慮を示そうが、ヤクザ国家に関係はない。
 
中国が日本に焦点を当てて強く反発するのは、日本が「専守防衛」で何も出来ないと舐めかかっているからだ。
 
日米両国に対する中国の反論に違いが生じた理由は何か。
 

アジア安保会議:「日米は挑発的」中国軍幹部が反論

毎日新聞 2014年06月01日 21時43分

演説する中国の王冠中・人民解放軍副総参謀長=シンガポールで2014年6月1日、AP
演説する中国の王冠中・人民解放軍副総参謀長=シンガポールで2014年6月1日、AP

 【シンガポール石原聖】中国人民解放軍の王冠中・副総参謀長は1日、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で講演し、安倍晋三首相とヘーゲル米国防長官がそれぞれ中国を批判した講演を行ったことについて「中国に対し非常に挑発的な行動だった」と述べた上で、「(2人は演説内容を)調整して、中国を攻撃した」と批判した。

 王氏は「アジア太平洋の安全保障に対する大国の視点」と題した分科会にロシアのアントノフ国防次官と出席。王氏は講演で、安倍首相について「平和と安全を進める姿勢で建設的な提案をするのが(基調講演の)本来のあり方だが、会議の精神に反する形で中国を挑発した」と批判した。

 ヘーゲル氏が講演で中国を批判したことについては「予想外」としたうえで、「根拠がなく覇権主義。威嚇の言葉が多くちりばめられていた」と非難した。そのうえで安倍首相より、中国を名指しで直接、非難したヘーゲル氏の姿勢の方が好ましいとの認識を示した。

 王氏は南シナ海で領有権を巡るフィリピンとの対立や、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)での日本との対立を念頭に「中国は先駆けてトラブルを起こしたことはない。他者が最初に挑発行動を起こしたので、対応を取らざるを得なかった」との主張を展開した

 ◇中国に質問集中

 中国人民解放軍の王冠中・副総参謀長が出席した分科会では、19の質問のうち14が王氏に集中した。質問に対し、踏み込んだ回答を避け、従来の中国政府の見解を繰り返すにとどまった。

 王氏は危機管理メカニズムの必要性について「米露とはホットラインがあるので東南アジア諸国連合(ASEAN)とも作りたい。日本との間も含めてメカニズムは重要だ」と、従来の見解を繰り返した。ただ、ASEANとの関係改善については前向きな姿勢を示す一方、日本が求めている海空のホットラインを含む海上連絡メカニズムについては具体的言及はなかった。

 「対話と協力」や「平和的手段での紛争解決」などとソフトな姿勢を強調する王氏に対し、参加者から南シナ海の大半を中国が領有する形で線引きする「九段線」への質問が相次いだ。「海を領土と言ったローマ帝国と同様になぜ海に破線を引いて領土のように扱うのか」などと問われたが、王氏は「中国の管轄権は2000年前から確立している」などと中国の従来の主張を繰り返すだけだった。

                                    ☆
 
>安倍首相より、中国を名指しで直接、非難したヘーゲル氏の姿勢の方が好ましいとの認識を示した。
 
>「中国は先駆けてトラブルを起こしたことはない。他者が最初に挑発行動を起こしたので、対応を取らざるを得なかった」との主張を展開した
 
 
中国としては、中国を名指しで批判した米国の態度にいらだちながらも、尖閣諸島や歴史認識で日中が対立するなか、日米が連携して中国と対抗することに危機感を持ったものとみらる。
 
そして日米に対する批判のトーンを使い分けることで、安倍首相が構築しつつある「中国包囲網」にくさびを打ち込みたいねらいがうかがえる。
 

東シナ海、南シナ海で中国の攻勢にさらされている日本とASEANの関係国が連携して中国に対処することは極めて重要だ。

現在、国論を二分している集団的自衛権の行使について、日米関係のみが論じられている。

だが、東シナ海、南シナ海における中国の暴状を考えるなら、尖閣を守ると同時に地域の平和に貢献するためにも、同地域における集団的自衛権など安全保障政策の見直しに必要な法整備は急務である。

南シナ海沿岸諸国で、現在中国と単一で対抗できる国は一国もない。

日米の集団的自衛権の行使が、日米間のみならアジア関係諸国との集団的自衛権について喫緊の議論が要求される。

南シナ海、東シナ海の中国の暴状を「対話による平和的解決」などとホザクのは平和ボケした鳩山元首相や沖縄の発狂新聞が扇動する反日サヨク複合体の面々くらいものものである。

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コメント (1)

鳩山氏、ヤクザ国家と平和的対話を、だって

2014-06-02 00:39:42 | 県知事選

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沖縄県内の「告別式」最新情報

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「外交努力で解決を」

「対話による平和的解決を」

これは、中国などのヤクザ国家が領海侵犯・領空侵犯をしたとき、沖縄2紙が社説などで呪文のように唱える文言である。

同じように平和を唱えれば平和が訪れると信じる反日サヨク勢力も「対話」「対話」を繰り返す。

まるで「対話するぞ!」だけが、わが国の外交の切り札ででもあるように。

5月30日、那覇市で行われた鳩山元首相主催のシンポでもこの言葉が繰り返された。

沖縄「平和の要石に」鳩山氏が提唱 シンポ2014年6月1日 05:00

 東アジア共同体について話し合う参加者ら=31日、那覇市のロワジールホテル那覇
東アジア共同体について話し合う参加者ら=31日、那覇市のロワジールホテル那覇

 鳩山由紀夫元首相が理事長を務めるシンクタンク「東アジア共同体研究所」は31日、琉球・沖縄センターの開設を記念するシンポジウムを那覇市内のホテルで開いた。鳩山氏は緊張が高まる日中関係を念頭に、武力行使ではなく対話による解決の必要性を指摘。「沖縄は沖縄戦で捨て石、今は軍事的な要石となっている。これを平和の創造に向けた要石にしていきたい」と述べ、沖縄が東アジア共同体の中心を担う構想を強調した。

              ☆

>鳩山氏は緊張が高まる日中関係を念頭に、武力行使ではなく対話による解決の必要性を指摘。

鳩山氏は「東アジア共同体研究所」なるシンクタンクの理事長をするくらいだから、尖閣近海を中国が侵犯している事実は知っているはず。

当然、南シナ海での中国の暴挙も承知の上、「対話」などと発言しているのだろう。

では、鳩山氏に聞きたい。

東シナ海で中国船にらみ合いを続けるベトナムが、問答無用で衝突を仕掛ける中国を国際司法機関に提訴した事実を知っているか、と。

そして、この「国際的話し合いの場」に中国が出てくる可能性はないということを知っているか、と。

中国を国際司法機関に提訴、ベトナムが検討

2014年05月30日 19時21分

 【バンコク=永田和男】ベトナムのズン首相は29日の閣議で、南シナ海のパラセル(西沙)諸島海域で石油掘削を開始した中国を相手取り、国際司法機関に提訴することを検討すると表明した。

 ベトナム政府の発表によると、首相は閣議で、中国の掘削はベトナムの大陸棚と排他的経済水域(EEZ)に属する海域で行われているため、「国際法の重大な侵害だ」と強調した。その上で、主権を守る平和的手段の一つとして「訴訟も検討される」と語った。

 ネン官房長官は、閣議後の記者会見で、提訴する場合は、国際司法裁判所か国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所に対し行われると説明した。提訴を判断する時期の見通しは示さなかった。

 中国に対してはフィリピンが昨年、南シナ海の領有権問題で仲裁裁判所に提訴しているが、中国は裁判所の仲裁を拒否している。今後ベトナムが提訴しても応じる可能性はほとんどないとみられる。

2014年05月30日 19時21分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 
              ☆
 
>(ベトナム首相は)平和的手段の一つとして「訴訟も検討される」と語った
 
訴訟とは武力行使を避けるための究極の話し合いである。
 
だが、中国はフィリピンの提訴に対しても、「話し合い」を拒否している。
 
ベトナムの提訴に中国が応じる可能性はゼロに近い。
 
このように外交的努力や対話の機会をことごとく拒否するヤクザ国家に対しても、鳩山氏は「武力行使ではなく対話による解決」を叫び続けるつもりなのか。
 
このような平和ボケ集団を「九条教」という宗教に例える人がいる。
 
そこで、本物の宗教者が「話し合いで折り合いを」などと寝言を言って2chを騒がしているので紹介する。
 

「北朝鮮や中国と話し合いで折り合いを」 、「平和という視点同じ」宗教者が署名集め開始 2ch「これぞ似非宗教の鑑だな」「百の話し合いより、一発のミサイル」

三十日に発足する「戦争をさせない全国署名県連絡会」の呼び掛け人三十一人のうち、宗教者が五人、名を連ねた。呼び掛け人以外でも、署名集めに協力する宗教者も。全国的にも「宗教者九条の和」など、宗派の違いを超えて平和・反戦で協力する動きが強まっているが、栃木も例外ではない。

 呼び掛け人の五人は、浄土真宗本願寺派、日本山妙法寺、日本基督教団などの関係者。

 このうち日本基督教団四條町教会(宇都宮市西)の平山正道牧師(55)は「戦争に近づいているのが嫌だという、素朴な考え方だ」と説明。「北朝鮮や中国の出方はやっかいかもしれないが、(集団的自衛権行使ではなく)平和的な話し合いで折り合いをつけていくことが大事」と強調する。

 礼拝に来る信者らに自分の考えを話し、署名をお願いしている。無理強いはしないが、八~九割が応じてくれるという。「自民党を支持している方もおり、信者の考えは一枚岩ではない。賛同を得られる方に署名を求めたい」

 日本バプテスト連盟宇都宮キリスト教会(同市京町)の天野英二牧師(51)も、呼び掛け人ではないが、協力する。礼拝後の雑談で自分の考えを話し、賛同者に署名してもらっている。

 解釈改憲を目指す安倍政権について「非常に憤っている。改憲が難しいから、変えないでできることからやっている」と断罪。

 脱原発などのテーマでも活動し、勉強会を主催してきた天野さん。今回、他宗派と協力することは何の問題もないという。「平和という視点では同じ。協力していきたい」

 同教会で働く高橋つる協力牧師(66)も、解釈改憲について「戦争を起こしかねない」と懸念。「憲法九条はしっかり残した方がいい」と訴えている。 (後藤慎一)

 
問答無用で「沈没するまで繰り返し衝突」するヤクザ国家とどのように対話をすればよいのか。
 
対話も命有ってのものですよ、鳩山さん。

中国船、沈没するまで繰り返し衝突…越乗組員2014年06月01日 00時04分

 【ダナン(ベトナム中部)=丸山修】南シナ海パラセル(西沙)諸島海域で中国船に衝突され沈没したベトナム漁船の乗組員らが31日、ダナンで読売新聞などの取材に応じた。

 乗組員は「沈没するまで繰り返し体当たりしてきた」と振り返った。

 乗組員らによると、ベトナム漁船は26日午後4時頃、中国の石油掘削施設から約30キロ・メートル離れたベトナムの排他的経済水域(EEZ)で漁をしていたところ、中国船が警告なしに衝突してきた。中国船はベトナム漁船の6倍ほどの大きさで、「普通の漁船には見えなかった」という。ベトナムの漁船は船首部分を除き沈没した。

 乗組員10人は海に投げ出され、10分ほど泳ぎ、周囲のベトナム船に救助された。中国船は乗組員を助けようともせず、周囲で様子を見ていたという。

2014年06月01日 00時04分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

ベトナムの漁船沈没、中国側が「危険行為」を非難

2014.05.28 Wed posted at 11:49 JST

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CNN) 中国とベトナムが領有権を主張する南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近で26日、ベトナムの漁船が中国船と衝突して沈没した問題で、中国外務省の報道官は27日、ベトナム船による「危険行為」が原因だと非難した。

両国の関係は、中国がパラセル諸島付近で石油掘削作業に着手したことをきっかけに、悪化の一途をたどっている。

中国外務省の秦剛報道官は27日の会見で、沈没したベトナム船は掘削作業の妨害を図って現場に侵入し、中国の漁船に突っ込んだと説明。「ベトナムに対し、こうした破壊的活動の即時停止を改めて求める」と述べた。

これに対してベトナム沿岸警備隊の幹部は27日、CNNとのインタビューで、ベトナム船からは「中国船に衝突された」との通報があったと指摘した。

沈没した船の乗組員10人は、近くのベトナム漁船や巡視船に救助された。

ベトナム当局者らは、中国の軍や民間の船が同諸島付近でベトナム船への体当たりや放水銃の発射を繰り返していると非難。一方で中国側は石油掘削作業の合法性を主張し、挑発しているのはベトナム側との立場を貫いている。最終更新:2014年5月27日(火) 5時4分

 【動画】中国漁船が体当たり、ベトナム漁船沈没

 

 さて、冒頭に紹介した鳩山由紀夫元首相が主宰するシンクタンク「東アジア共同体研究所」に戻るが、もともと「東アジア共同体」を主唱したのは森嶋通夫ロンドン大学名誉教授で、その著書で共同体の首都は沖縄に置くべきだと主張したという。

森嶋教授といえば「奴隷の平和」を主張したコテコテの9条教の教徒として知られており、小泉政権当時森嶋教授の宗旨を受け継ぐ社民党に田英夫氏が、小泉首相を相手に「奴隷の平和」について国会論争したことが記憶に新しい。

森嶋教授の名前が亡霊のように彷徨い出たついでに、過去ブログより抜粋し当時の国会論争を再現してみょう。

      ◇

以下は奴隷の平和を説く八重山毎日2011-12-19よりの引用です。

■森嶋教授の平和論

更に30年近く時代を遡る。

ロンドン大学の森嶋教授と言うだけで記憶が曖昧だが、国の安全保障に関して「ソ連に侵攻されたら戦わずして降伏すれば良い。死なずに済むから軍備は入らない。 (奴隷になったらどうする、という反論には)死ぬよりは奴隷として生きるほうが良い」と言ったような意見を雑誌で読んで驚いた事を想いだした。

ネットは便利なもので30年ほど前の曖昧な記憶を検索で明瞭にさせてくれた。

森嶋通夫【ロンドン大学教授】
「不幸にして最悪の事態が起きれば、白旗と赤旗をもって、平静にソ連軍を迎えるより他ない。34年前に米軍を迎えたようにである。そしてソ連の支配下でも、私たちさえしっかりしていれば、日本に適合した社会主義経済を建設することは可能である。」
出典元:1979年3月9日『北海道新聞』より≫


                  ◇

■小泉元首相の平和論


小泉首相も「奴隷の平和」について国会で発言していた。

田英夫社民党議員との討論は記録に留め置くべき名討論だ

■2003年6月5日の有事法制参議院特別委員。

7:47 社民党の田英夫氏の答弁開始

田英夫君:(略)・・・・、だんだん戦争体験者が少なくなってきた。そういう中でもうそろそろ憲法改正していいじゃないかというような気持ちが総理を始め皆さんの中にあるとすれば、私は死ぬわけにいかない。いつまでも生きていかなくちゃいけませんよ。この戦争体験者の、そしてまた戦争犠牲者の貴重な体験というものをもっと大事にしていただきたい。いかがですか。

内閣総理大臣(小泉純一郎君):(略)・・・自衛隊がなく、いかなる戦力も保持しない、非武装だから平和が守れるんだ、独立が守れるんだという考え方もあるのは承知しております。しかし、そういう考え方には私は同調できません。諸国民の公正と信義に信頼して、日本は武力を持たない、自衛隊を持たない、いざ侵略勢力があったら何も戦わないで降参しますということが相手への侵略を防げるかとは思っておりません。

諸国民の公正と信義、その公正と信義のない国もあるのも過去の歴史が証明しております。つい最近、イラクもクウェートを侵略しましたね。あるいは様々な国々はこの歴史の中で何回も侵略を繰り返し、戦争、紛争を繰り返しております。だから、日本だけが戦力を持たない、自衛隊を持たない、軍隊を持たなければ相手も安心して何もしないというのは余りにも危険ではないでしょうか。

私は、実験が利かないんです、これ。一度侵略されちゃったら、後どうもできない。かつてのソ連の後の圧制に苦しんだ国々がどれだけあったか。ソ連が今ロシアに変わって民主主義みたいな政界、政体に変わろうとしているのは私も歓迎しておりますが、一たび全体主義、独裁主義に羽交い締めされた国がどれほど自由を失ってきたか。

こういうことを見ると、私は単なる奴隷の平和じゃなくて、平和であったらやっぱり自由に基本的人権を謳歌しながら日本の平和と独立を維持しなきゃならない。戦争は嫌だ、侵略された方がいい。確かに戦争をしなければ侵略されて、その国の独裁に任せれば戦争は起こらないかもしれません。それだったらもう奴隷の平和です。私は奴隷の平和は選ばない。

 やはり平素から日本の平和と独立を侵そうとする勢力に対しては断固たる決意を持って抵抗するという、その備えがあって初めて戦争は防げるんじゃないでしょうか

 

コメント (5)

仲井真知事、6月に立候補表明!?

2014-06-01 06:10:18 | 県知事選

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沖縄県内の「告別式」最新情報

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今朝の沖縄タイムスの一面で目を引くのはこの見出し。

沖縄「平和の要石に」

東アジア共同体シンポ 鳩山氏が提唱

鳩山氏は過去の沖縄での講演会で普天間移設に関し「『最低でも県外』は、今でも正しいと思っている」と発言。 「首相在任中に県外移設を遣り残したのは残念」ともコメントしている。

これを受け一部には県知事候補の噂も浮上。「県知事になって県外移設を実現してほしい」などの声も上がっている。

二面にはベタ記事ながらこんな見出しも。

知事選の出馬要請

鳩山氏に要請

民主党県連

記事によると民主党県連の文書による立候補要請に対し,鳩山氏は「預からせてほしい」として、3日後をめどに回答する、とのこと。

これを後押しするかのように訪米から帰ったばかりの稲嶺名護市長も同シンポに登壇し、「県外移設」を訴えている。

このシンポの模様は沖縄タイムスが2面の約半分を使って詳しく報じているので、鳩山氏の県知事立候補に沖縄タイムスもまんざらでもない様子がうかがえる。

よもや鳩山氏が民主党の要請を受け立候補するとは思えないが、本人の立候補表明よりその潤沢な資金の影響力の方が大きく、保革両陣営とも気になるところだろう。

11月の県知事選を睨んで、沖縄タイムスは仲井真県知事の去就が気になって仕方がないようだ。

今年早々の元日号の11月県知事選の特集の見出しが「仲井真氏の去就焦点」となっている。

で、昨日の一面左トップの見出しはこれ。

知事、来月に進退表明

知事選「9月議会は遅い」

これまでの去就が進退に変わったのは、沖縄タイムスの焦りの表れか。

仲井真氏には退場してほしい。 これが沖縄タイムスの本音。

仲井真県知事こそ沖縄タイムスにとって、最も立候補してほしくない最強の候補者だからだ。

当日記の見立ては、こうだ。

仲井真知事は今月末間違いなく、3選を目指して立候補する。

仲井真氏が立候補する理由は多数有るが、一番の理由は公明党のいう「勝てる候補」が他にいないからだ。

共産党、社民党の支援を受け、翁長那覇市長も今月中に立候補表明し、「仲井真vs翁長」の一騎打ちとなる。

結果は・・・・お楽しみ、としておこう。

仲井真知事、6月に進退表明

沖縄タイムス 2014年5月31日
 
定例会見で記者の質問に答える仲井真弘多知事=30日午前、県庁

定例会見で記者の質問に答える仲井真弘多知事=30日午前、県庁

 

 沖縄県の仲井真弘多知事は30日の記者会見で、11月に予定される知事選への対応を、早ければ県議会6月定例会で表明する考えを示した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設が知事選の最大争点になるかどうかは「基地問題はいろんな課題の一つと思う」と述べ、一つの争点に特化した「ワン・イシュー選挙」になることへの警戒感を示した。

 知事は、次期知事選への対応をまだ決めていないとした上で「常識的には議会で進退、考えを表明するというのがこれまでの主流。県議会は(知事選までに定例会が)6月、9月しかなく、9月では遅いかなという人がいる」と述べた。

 知事選と辺野古新基地建設の関連では「基地問題は大きな課題ではあるが、教育より上か下か、産業振興よりどうか、子育て、離島振興に比べてどうか。基本的に横並び。すべて同じ重さの課題だと思っている」との認識を示した。

 昨年末に安倍晋三首相と合意した、普天間飛行場の5年以内の運用停止など基地負担軽減策で、仮に知事が代わった場合に政府がこれまで通り取り組みを履行するかどうかは「(首相)個人ではなく、沖縄の要求に対する、首相を含む閣僚全員からの約束と考えている」と指摘。「誰が知事であっても、首相、官房長官、当時の知事の仲井真の3人の個人的な話ではなく、公式な公的な内容だ。このままずっと続くと思う。そういう性格のものだ」と述べ、政府にくぎを刺した

 

沖縄タイムスは県知事の進退について「6月に表明」にとどめているが、一方の琉球新報は「3戦出馬前向き」と県知事の意欲を報じている。

琉球新報⇒仲井真知事、3選出馬前向き 来月にも進退表...(2014.5.31) カメラ

仲井真氏は進退について口が固く、側近にも漏らしていないといわれているが、普天間移設を進める政府としては埋め立て承認をした同氏以外に候補者は考えられないだろう。

筆者も県知事選は保守系の候補者として仲井真氏、革新系推薦候補者として翁長氏の一騎打ちでほぼ間違いないと考える。

沖縄の県知事は他県の県知事に比べ、特殊な地位にある。

国防案件に関し朝日より偏向しているといわれる沖縄二紙の攻撃に常に身を晒されるだけでなく、沖縄2紙に媚を売る保守系政治家の動向にも神経を使う必要があるからだ。

昨年までは自民党県連や県選出国会議員までが、政府に逆らって「県外」を主張していたことは記憶に新しい。

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今年になってからの県内の選挙は、1月の名護市長選こそ自民党県連の不始末によるオウンゴールで辛勝したものの、石垣市長選、沖縄市長選と立て続けに敗北を喫した革新勢力。

11月に予定されている県知事選に大きな影響を与えるといわれた二つの市長選で連敗を喫した。

反日サヨクの旗振りをする沖縄タイムスは、仲井真県知事の去就が気になって仕方がない様子。

沖縄タイムスが気にする県知事の去就 2014-05-05

知事選を睨んで沖縄2紙は、反仲井真キャンペーンと目された百条委員会で発狂報道を繰り返したが、仲井真県知事を百条委員会に引き釣り出して追い詰めたり、鋭い質問で立ち往生させることに失敗した。

さらにプロ市民による提訴も1審、2審と勝訴、革新勢力の仲井真潰しの目論みはことごとく潰え去った。

さらに革新のエースといわれた伊波洋一前宜野湾市長が県知事選、宜野湾市長選と立て続けに敗退、政治の第一線から退いた現在、ただ1人「県外移設」のシンボルと化した稲嶺名護市長がただ1人の頼みの綱だった。

 その稲嶺名護市長は一地域の市長に過ぎないという身の程を知らず、外務大臣か首相にでもなったつまりで訪米、持論の「県外移設」の賛意を得る魂胆だった。

醜態晒す稲嶺名護市長&翁長那覇市長2014-05-18)で次のように書いた。

■身の程知らない稲嶺名護市長の国際的恥さらし■

外交・安全保障問題は国の専管事項だと何度も書いた。

何をトチ狂ったのか、外交に関しては専門的知識も経験もない一地域の市長が、首相か外務大臣にでもなったつもりで、訪米し、国や県が決めた辺野古移設の撤回を訴えるという。(失笑)

6年前、同じ問題を訴えるため訪米し、門前払いを喰らった伊波洋一元宜野湾市長の恥さらしが記憶に新しい。

米太平洋軍、宜野湾市長を門前払い

仲井真県知事の政治家としての手腕もさることながら、選挙では知名度が勝つための大きな要素である。

その点、保守系候補者の中で抜群の知名度を誇るのは、仲井真県知事である。

唯一のマイナス要因は年齢であるが、現在74歳であることを考えればもう一期務めても78歳であり、まだまだ充分活躍できる年齢だと考える。

ただ昨年末、腰痛による車椅子姿の映像を見て、3選出馬は無理かとの観測も乱れ飛んだが、その後の様子を見ると腰痛もそれほどでもないようだし、車椅子姿もマスコミけん制のための煙幕ではないかと噂されるくらいだ。

さて、身の程知らぬ稲嶺名護市長の訪米の成果だが、期待した結果は得られずオウンゴールを手土産に来沖という散々な結果だったことは、沖縄タイムスの5月28日の特集記事が正直に暴露している。

知事承認の影響 実感 民意の直訴 下

会談した下院議員やシンクタンクからは、「日米両政府間で決めたこと」という見解が多かった。 ある下院議員は、「残念ながら政府はあなた(市長)より権限が強い。 私たちはこの結論(辺野古移設)に乗らざるを得ない」と率直に語った。 

今回の訪米で、米政府当局である国務省との会談は副部長対応にとどまり、国防総省とは会談できなかった。 国防総省高官は「埋め立てを承認した沖縄県知事の決定を日本政府は歓迎している。 われわれがそれを飛び越えることは、内政干渉に繋がりかねない」と語った。 

沖縄防衛局移設に向けた海底ボーリング調査を7月に着手する。(北部支社・伊集竜太郎)

仲井真県知事が3期続投に意欲を見せている何よりの証拠は、めったに公務以外の集会に参加しない県知事が、このように講演会で登壇することを見ても明らかである。

 大多数の県民が支持している、仲井真知事です。    どうぞ、振るってのご参加をお願いいたします。    残念ながら、県都には、保身系自分党と、それに連携する生業政治屋の方々が居るようです。点数稼ぎで、他市町村のことを決議したり、仲井真知事の足を引っ張ったりと、見方の振りしてとても口が達者で、多くの方が惑わされているようですが、既に22日には、告訴もされております。  (新聞はスルーしているようですが…)    是非とも真実を、この目と耳とハートで感じてください。

元祖コウモリ男が県知事候補?鳩山元首相も?

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■御知らせ■

普天間フライトライン・フェスティバル 2014

―オスプレイも見れます―

「普天間基地フライトライン・フェスティバル」

日時:6月7日(土)と6月8日(日)

14時から22時まで

会場:アメリカ海兵隊の沖縄県の普天間基地で開催されます。

   野嵩ゲートより

第36海兵航空群(MAG-36)の AH-1W/Z、UH-1N、CH-46E、CH-53D/E、KC- 130J、MV-22BのほかF/A-18C/D、AV-8B、UC- 12W、UC-36Dなどが見学できるイベントです。

また、催しで花火が行われます。

 

日米両国民でしたら誰でも入場可能ですが、身分証明書の確認があります。ただし、とくに警備が厳重で、過去には一眼レフカメラの持ち込みが拒否されたり、メディアの消去を求められる事例がありました。

 
 
 
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