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木村もりよ医師 濃厚接触者全隔離に「バカげてる」、「水際対策でウイルスが止まるわけない」
医師で元厚生労働省医系技官の木村もりよ(盛世)氏が8日、ABCテレビで放送された「教えて!ニュースライブ正義のミカタ」に出演。オミクロン株が猛威をふるう新型コロナウイルス対策について、「岸田首相は国民のため終息宣言を出す覚悟を」「政治家が覚悟を決めるしかないんです」と求めた。
木村氏はオミクロン株について「市中感染がこれだけ広がっている。もう明らかに風邪のウイルスに近づいている」と私見。
濃厚接触者を隔離する現時点のやり方では、「医療機関がつぶれてしまう」と警鐘を鳴らし、「今のやり方はゼロコロナ(を目指す)路線」「(感染力の強いオミクロン株の)市中感染が広がって、濃厚接触者を全て隔離するとなると、国民総全員を隔離しなければならなくなってしまうような状況になる」と指摘し、「医療従事者がいなくなったら重症化対応できなくなる」「こんなバカげたことは早々にやめるべきです」と訴えた。
怒りは政府、政府の分科会にも。コロナとの2年間の闘いに関して、「政府の言ってることは、『気の緩み』『人流抑制』。こんなバカげた分科会をおいておくこと自体、おかしい」と批判。「コロナは医学とか科学ではなく、もう利権と政治パフォーマンスの世界です」「水際対策でウイルスが止まるわけないじゃない」と次々と持論を展開していた。
沖縄のコロナ病床使用率は緊急事態レベル…宣言適用に慎重なのはなぜ?
全国に先駆けてオミクロン株への置き換えが進んだ沖縄の感染動向と、国がまとめた新型コロナの感染状況の判断指標や緊急事態宣言の目安にギャップが生じている。
病床使用率や3週間後に必要となる病床数は、15日までに宣言の目安を超過した。
感染初期段階で医療従事者の欠勤が増えて病床確保が難しくなっている一方、重症治療を受ける人はゼロが続く。比較的「軽症者が多い」(県担当者)というオミクロン株の特徴が指標には反映されていないことが宣言など対策強化の判断を難しくしている。
県は宣言の適用にも慎重姿勢だ。早いペースで変異を重ねる新型コロナに備える難しさが改めて浮き彫りとなっている。
県は感染状況を判断するため(1)新規陽性者数(2)病床使用率(3)重症者用病床使用率―の3項目を指標としている。国の新型コロナ対策分科会が昨年11月に示した「新たなレベル分類の考え方」を踏まえて策定した。
国は特に病床使用率と重症者用病床使用率が50%を上回ったり、3週間後の病床予測が確保病床数を超過したりすると宣言が視野に入るとした。
指標のうち県内のコロナ用病床使用率は15日時点で53・2%となり、宣言の目安を超えた。
県内では感染力の強いオミクロン株の影響で医療従事者の欠勤が増え、病床確保が思うように進んでいない。病床使用率は、事前の調査で一般医療に影響を与えない範囲で確保できるとした最大病床数(沖縄の場合は635床)を母数に算出するが、同日時点で実際に確保できているのは475床にとどまる。
これを母数にすると使用率は71%に達する。県の糸数公医療技監は「入院調整が難しくなっている」と話す。
重症病床使用率は40・3%だが、実際にECMO(エクモ=体外式膜型人工肺)などを要する重症者はいない。
国が示した予測ツールによると、15日から3週間後に必要となる病床数は1万763床に上った。10日時点の約83万床の予測からは下がったが、宣言の目安となる635床を大幅に超過している。「病床逼迫(ひっぱく)を防ぐ」とした予測ツールの目的は依然として満たせていない。
厚生労働省によると、このツールは現時点で昨年流行したデルタ株を想定して重症化率などの計算式を設定している。同省は「科学的知見が集まれば改定する」とした。 糸数氏は病床数予測について「医療従事者の欠勤など、想定されていないことがある」と話した。 (知念征尚)
木村もりよ元厚生省医務技官「岸田首相はコロナ終結宣言を発令せよ」
木村もりよ:「テレビでよく『感染を抑えなさい』と言うんですが、感染症は感染を抑えても収束はしないんです。それは抑えれば抑えるほど逃げていくからです。また感染の速度を遅くすれば感染の期間が長くなるだけなので、これをやっているといつまでたってもコロナ禍から抜けきれない。実際に変異を繰り返しながら致死性が低くなってきた」
木村もりよ:「指定感染症が2類のコロナは、感染したら半数以上は死ぬエボラ出血熱と同じ1類相当の対応をしているのが異常。インフルエンザ並の5類にすべきです」
木村もりよ:「通常の風邪のオミクロンをなぜ追跡しなければならないんですか?国連はEUの人口の半数がオミクロンに感染するだろうと言われている中で、これを日本にたとえると1億が濃厚接触者ですから日本人全員を隔離しなければならない。これでは社会が明らかにおかしくなるわけです。5類にすることで社会が正常に戻ります。毎日毎日感染者を追い続けることから解放されます」
木村もりよ:「増税しても何とも思わない人がテレビに出ている。新型コロナを異常に煽る専門家、コメンテーターに注意」
木村もりよ:「コロナは明らかに普通の病気として扱えばいいじゃないですか。ところが何で扱いたくないかというとコロナがなくなると困る人がいる。本当に国民にとってその人達の意見が国民を幸せにするのかどうかは国民の皆さんが考えてみて頂く必要がある。私もこうやってメディアに出ると多少は講演料が上がります。地上波に出る専門家はそういうことも含めて、国民とはかけ離れた考えでやっている」
木村もりよ氏はこういう発言をしている。
「コロナは日本にとって大した危機でもないのに、こんなに混乱しているのは政治の力の無さです。日本は緊急事態宣言を出すことも“?”だった。なのにこんなに国民はコロナを恐れて、経済は落ち込み、自殺者が増える。5類に下げないのは厚労省、医師会、分科会ですが、その原因は政治です。誰が反対しても政治が決断すれば5類に出来ます。やはり日本の政治が悪い」