出典:朝日新聞デジタル 7/5(金)
経済評論家の三橋貴明氏は山本太郎氏を支援する理由として「与党だ野党だ、右だ左だ、保守だリベラルだと、政治家や言論人を勝手にカテゴライズするのはやめて欲しい」と説明している。(最近は「緊縮財政派には投票しないように」と変わっている。ということは安倍政権以外の野党に投票せよということ。)
だが、山本太郎氏がいくらMMTで公約を飾り立てても山本太郎氏がサヨクであることには変わりない。
憲法改正反対や彼の天皇陛下に対する無礼な態度を見ても自明である。
今回公認した沖縄創価学会員・野原善正氏は、辺野古移設に反対した玉城デニー知事を支援したのが擁立の理由 。
辺野古で反基地運動を繰り返すジジババ活動家と何ら変わりはない。
山本氏の人選は究極のポピュリストの面目躍如である。
山本太郎氏は、消費税廃止を訴え、同時に大幅な財政出動を主張している。
れいわ野原善正氏 ガチンコでケンカするんですよ!
山本太郎氏(44)が代表を務める政治団体「れいわ新選組」から参院選東京選挙区に立候補した、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)が、参院選が公示された4日、東京・新宿駅西口で第一声を行った。
前日3日に、比例区に転出しての立候補を表明した山本氏に代わり、東京選挙区で立候補した野原氏は、立候補の理由について、辺野古新基地建設の問題を東京を含め全国の国民の問題として考えて欲しいからだと訴えた。「そろそろ、米軍基地の受け入れを、他の都道府県に平等に引き受けてもらう議論がなされても良いのではないか? いつまで他人の不幸の上に、自分の幸せを築くのか? どうか沖縄の痛みを、他人の痛みじゃなく、自分の痛みとして真剣に考えていただくことを希望します」。
また、24歳で入信し今年で35年となった創価学会と、公明党に対しても、その現状を厳しく批判した。
「立党の精神は大衆とともに戦い、大衆とともに死んでいくのが原点。自民党と連立を組んで20年…うまみに浸り、民衆救済の精神を忘れ去った」
「安保法制に賛成した結果、自衛隊の海外派遣ができるようになり、共謀罪にも参加した。民衆を弾圧するような法案を通すのは、どう考えてもおかしい。自民党の歯止め役のはずが、暴走している。平和思想と真逆の方向に進んでいるとしか思えない。危険…絶対に止めないといけない」
「良識ある創価学会の皆さん、いつまで善人の沈黙を続けるのですか? 正しい者は正しい、間違っている者は間違っていると声を上げて欲しい」
東京選挙区では、公明党の山口那津男代表(66)との対決となる。
山本氏は、野原氏が第一声を行った午前11時段階で立候補への書類が整っておらず、応援演説の立場で野原氏にエールを送った。
「東京の、山口那津男様が出る選挙区で、野原さんが立候補! ガチンコでケンカするんですよ! ならぬものは、ならぬ! ガチンコでケンカできる、本気の大人が今、東京都から立候補したんですよ! こんな面白い選挙、過去にあっただろうか?」
その上で、山本氏は「消費税、廃止にしませんか? 税金が必要なら、まずは金持ちから取れ! 沖縄の声を聞け! 都会の皆さんにも考えていただきたい」と訴えた。【村上幸将】
もともとMMTは左派的なイデオロギーで、提唱者がサンダースの顧問を務めるなど、これを取り入れている人は民主党候補者ばかり。
だから山本がMMTを主張している三橋貴明とくっついたことは何ら不思議なことではない。
寧ろ、三橋らがMMTを主張している方がおかしかった。
山本の主張する「グローバリズム対反グローバリズムの戦い」というのは的外れ。
正確には「ネオリベラル(右派・安倍自民)対リベラル(左派・山本)」と言うべき。
たとえ貧しくても保守派(特に男)は絶対に山本には投票できない。
トランプ支持の貧困白人男性が、格差是正を主張する民主党のフェミニスト女性候補者には絶対に投票しないのと同じように。
だが、もちろん奴らはそんなことは出来ない。
結局、保守派の貧困層は「日本版トランプ」の登場を待つしかない。
即ち、反ネオリベ・反グローバリズム・反ポリコレの候補である。
この中のどれ一つ欠けてもダメ。
完全に既成左翼の焼き直し。何が「右も左もない」だよ。
今までどおりポリコレ棒を振り回して、一般大衆(特に男)を迫害していく未来が目に見えるようだよ。たとえ今は票欲しさに一般大衆にも媚を売っていてもね。