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あれから1年。
昨日9月29日は「11万人」集会の1周年、沖縄のマスコミ史上に拭い去れぬ大きな汚点を刻んだ歴史的な日である。
沖縄タイムス数日前から始まった連載企画の最終編と社会面トップ記事、そして社説でもってこの恥ずべき記念日を飾った。
だが、突然降って湧いたような「中山国交相の辞任劇」で、一面トップを奪われたがしっかり、社会面トップや社説そして企画特集でしっかり「11万人」集会をカバーしていた。
当日記も付き合い良く去年の9月29日を振り返って見ようと思うのだが、1年も経つと「11万人」だけが一人歩きして、去年のその日に何をエントリーしたのか忘れてしまったので、取りあえず去年の昨日の記事を再掲して復習し、その後改めて1周年の感想を述べてみたい。
沖縄が電波ジャックされていたんだ!
◇
【再掲】
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【速報】検定意見撤回を 県民大会で総意訴え 文部科学省の高校歴史教科書検定で沖縄戦における集団自決強制集団死の日本軍強制の記述が削除修正された問題で、教科書検定意見撤回を求める県民大会同実行委員会主催が29日午後3時から、宜野湾市の宜野湾海浜公園で始まった。 (琉球新報 9/29 15:13) ◇ 地元二紙が今日の「県民大会」で狂気のように紙面を埋め尽くすことは事前に想像が出来た。 これを見てウンザリすることも又予見できた。 が、沖縄中の電波ジャックまでするとは・・・。 沖縄にはNHK、QAB朝日、琉球放送、沖縄テレビの四つのテレビ局があるが、そのうち教育テレビを除く4つのチャンネルが全て「県民大会」の生中継を1時間から2時間半に渡って生中継したのだ。 9月29日の午後数時間、沖縄のメディアはテレビも新聞も全て左翼勢力に占拠された。 菅直人民主党議員を始め左翼議員も集結し、共産党HPも「県民大会」のムービーを入れる力の入れようだ。http://www.jcp.or.jp/tokusyu07/32-okinawa/ |
PDF版速報 |
2007年9月29日午後、沖縄は社会主義県となった。
そろいのTシャツで歴史教科書の検定意見撤回を強く求める南風原町職労のメンバー=27日、同町役場1階ロビー 【南風原】29日に宜野湾海浜公園で 「事実曲げないで」 高嶺中生徒会、平和の火リレーで意欲29日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」で、糸満市の平和祈念公園から、会場の宜野湾市の宜野湾海浜公園までをつなぐ「平和の火リレー」。第1区間を走るのは糸満市立高嶺中学校生徒会のメンバーら。 (9/28 9:34)全文 >>> |
「平和への思いを伝えたい」とリレーに参加する(左から)玉城君、竹富君、金城君、杉本さん、安里さん=27日、糸満市大里の高嶺中学校校門前 |
「真実の教科書を」と訴える北部農林高校生徒会の生徒たち=名護市・北部農林高校
「教科書に嘘を書いてはいけません」という彼らの意見自体は正しいのだが、彼らに「教科書検定意見撤回」の真の意味を理解させるのは困難だろう。
それにしてもダンスをしたり歌を歌ったり、自作のTシャツを発表したりまるでクラブ活動か、「青春!検定撤回」といった不思議なノリだ。
QAB朝日テレビの生中継でコメンテーターをしていた作家の目取真 俊氏は「軍の直接の命令があったかどうかは問題じゃない。 村の役人の指示は軍の命令。 軍の命令は天皇の命令、天皇陛下万歳といったのだから」といったことを発言していた。
目取真俊氏の理屈で言えば結局「集団自決は天皇の命令で起きた」ということになる。
このように「軍の直接の命令の有無は問題でない」としたら、
この「県民大会」は結局は天皇陛下を糾弾する史上最大規模の「反日集会」ということになる。
これでは所謂従軍慰安婦の責任者らを民間法廷の茶番劇で裁いた
「女性国際戦犯法廷」と同じではないか。131208 昭和天皇を有罪にした"不敬"国際左翼裁判劇
◇
【おまけ】
ブーメランといえば民主党と相場が決まっているが、
昨日の「みのもんた朝ズバ!」に生出演した中山前国交相を批判すべく民主党の期待を担って同じく生出演した山岡国会対策委員長、
どうも「単一民族⇒アイヌ差別」の突込みが遠慮がちだと思ったら、やはりこんなブーメランがあったのか。(爆)
「私らはアイヌの血をひく蛮族」/民主・山岡氏が“差別発言”【北海道新聞 2007-11-01】
民主党の山岡賢次国対委員長(衆院比例北関東ブロック)は31日、国会内で行った自民党の大島理森国対委員長(衆院青森3区)との会談の席上、「私らはアイヌの血をひく蛮族だ」と発言した。山岡氏はその後の記者会見で取り消したが、アイヌ民族を差別した発言として波紋を広げそうだ。
会談の冒頭、同席した民主党の安住淳国対委員長代理(衆院宮城5区)に対し、大島氏が「(色が)白いですね」と話し掛けたのを受けて、山岡氏が近くに座っていた大島氏を含めて「蛮族」と評した。
山岡氏は会見で「冗談交じりの懇談の世界での発言。差別につながるような言葉は取り消す」とした上で「誤解を与えるとすれば非常に申し訳ない」と陳謝した。
さらに発言の真意について「私と大島氏(の地元)は北の方。たくましさや一般人という意味で申し上げた」と釈明。アイヌ民族の認識について「日本の先住民族で、同じ日本人。特に意識したことはない」と述べた。
【北海道新聞 2007-11-01】http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20071101/p3
テレビ番組に出演後、記者の質問に答える中山成彬衆院議員=29日午前、東京・赤坂のTBS
中山氏「言葉狩り」強弁変えず “朝ズバッ!”に生出演
中山成彬衆院議員は国土交通相辞任から一夜明けた29日朝、TBSテレビの「みのもんたの朝ズバッ!」に生出演し、問題発言の真意をただされても「事実関係を踏まえた上だ」「言葉狩りしていると、政治が活性化しない」と強弁を繰り返した。
冒頭、中山氏は「(アイヌ民族や大分県民ら関係者に)不快な思いをさせ申し訳ない」と謝罪。しかし、民主党の山岡賢次国対委員長らから「日教組の組織率と学力に関係があるという発言は根拠がない」などと指摘されると「いやある。ちゃんと調べている。あえて言わない」「客観的に見ている」と反論した。
国交相就任直後の辞任劇にも憔悴した様子はなく「これからが議論の出発点」と強調した中山氏だが、「宮崎県民として恥ずかしい」「議員辞職すべきだ」など地元の声を紹介されると、顔をしかめた。
2008/09/29 12:51 【共同通信】
【おまけ】
橋下知事は中山発言にエールを送って、「戦略的」といっているが、もし一連の「舌禍騒動」が全てを想定した上の「戦略的行動」だったら次の一手は何?
東国原宮崎県知事にエールを送ってもらう話がついているとか。
中山前国交相、再び大阪批判 橋下知事「戦略的な発言」 朝日新聞 - <NOBR>18時間前</NOBR> 番組の中で、大阪は日教組の組織率が低いが、全国学力テストの結果が悪いと指摘されて、中山氏は「文科相のとき、大阪に視察に行けなかった。日教組が私を入れさせないんです。私は組織率のことを(問題だと)言っているわけじゃない」と反論した。 |
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