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来年2月4日投開票の名護市長選の保守系候補者がまだ決まっていない。
政府に出遅れに焦りの影が見える。
一方、現職の稲嶺進市長は、8月23日に3選出馬を表明。 準備万端で必勝を期している。
市長や知事など地方自治体の首長には二つの側面がある。
選挙で選ばれた政治家としての側面と、地域行政の最高責任者としての側面だ。
選挙の際は自己の政治理念を主張し、イデオロギーに染まった面を見せても、一旦知事や市長として就任したら、地域住民の経済・福祉向上などに専心するリアリストの側面が不可欠である。
その点、翁長県知事は自分のイデオロギーである「オスプレイ反対」「辺野古移設反対」を知事就任後の最重要事項として捉え、県民の経済・福祉の向上など眼中にないようである。
「小型翁長」と呼ばれる稲嶺名護市長は、翁長知事を負けず劣らず、「辺野古反対」を主張。 政府の方針に楯突くことで、「オール沖縄」の支援を受けている。
だが、名護市街が「シャッター通り化」するほど不況の波が名護市に押し寄せても、「辺野古反対」の他に、われ関せずで、市の行政責任者というより、反政府活動家の体たらくだ。
従来稲嶺氏を支援してきた革新系市民の間でも、「政府に反対を叫ぶだけでなく、名護市の現実を見た行政をしてほしい」などと、稲嶺市政を批判する声も浮上している。
ただ、問題は対立候補が決まっていないことだ。
市長選の際、沖縄2紙や「オール沖縄」の支援を基礎に、「辺野古反対」を主張するのは、いかにも歯切れがよく無党派市民の支持を受けやすい。
自民焦り、擁立難航 移設推進派に公明難色
毎日新聞2017年9月11日 23時50分(最終更新 9月12日 00時10分)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題が争点となる名護市長選(来年2月4日投開票)で、自民党の候補者擁立作業が難航している。立候補に意欲を示す名護市議は辺野古移設の推進役とされ、辺野古移設反対を掲げる公明党県本部が支援に難色を示しているためだ。政府は来秋の県知事選の前哨戦として名護市長選を重視しており、擁立の遅れに神経をとがらせている。
「大丈夫なのか。大事な選挙だ。勝たなきゃいけないから」
菅義偉官房長官は8月29日、首相官邸で面会した自民党県連幹部らに名護市長選への対応をただした。移設に反対する現職の稲嶺進市長(72)は同月23日に3選出馬を表明。菅氏は出遅れへの懸念をにじませた。
政府・自民党は辺野古移設で対立する翁長雄志県知事と、直接対決する知事選に照準を合わせる。沖縄県内では今年に入り、宮古島、浦添、うるまの各市長選で自民系候補が連勝。名護市長選は知事選へ弾みをつけるためにも落とせない戦いだ。
自民系候補の連勝を後押ししたのは公明党の選挙協力だ。ただ、公明党県本部は辺野古移設反対で、党本部や自民とは立場が食い違う。このため、自民系候補は選挙戦で基地問題には極力触れず、地域振興を前面に掲げることで理解を得てきた。しかし、2014年には自民系候補が辺野古移設容認を掲げて出馬。公明の推薦を得られず敗北した。
今回、出馬意欲を示す自民党の名護市議、渡具知武豊氏(56)は7月31日に名護市内で記者団に「県が国を相手に提起した訴訟の行方を注視したい」と移設の賛否をあいまいにしたが、元々は推進派。公明幹部は「渡具知氏の過去の発言を蒸し返されればやりにくい。気持ち良く支援できる候補を擁立してもらいたい」と注文を付けた。
渡具知氏は今月8日に予定した出馬会見を見送った。自民は公明の支援を得られる見通しが立たず、焦りを募らせる。自民関係者は「公明との事前調整がなかったのは事実だが、他に意中の人物がいないのも事実だ。最後は理解を得るしかない」と語った。【竹内望、高橋克哉】
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保守系の候補者が、沖縄2紙のバッシングや公明党の離反を恐れ「辺野古は争点ではない」などと、逃げを図ったら、国政選挙の「伊波洋一vs島尻安伊子」の二の舞を演じ、完敗する可能性が高い。「争点ずらし」より「基地反対」の方が歯切れが良く、沖縄2紙の支援に沿うからだ。
本日、名護市で行われる市民大会は、名護市長選を視野に入れ、有能な保守系候補が出てくることを祈念する集会でもある。
現在の稲嶺市政に不満を持つ多くの市民、県民の参加をお願いします。
勝つのはほぼ確実とされてます。
あれだけ、強引に工事を進められたら、名護市民も不審に思うのは当然です
オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒の「ぼくも私も」など除く)。
「朝鮮人ら虐殺 都知事直視を」の糸満市・岸本定政さん(69)は、1月6、27日、2月15日、3月8、26日、4月19日、5月1、15、25日、6月1、10、18、23日、7月6、16日、8月4、23日に続き今年18回目の掲載。
「時代に合わせ 『ゆとり教育』」の那覇市・久貝英世さん(68)は、1月7、24日、3月4、20日、4月7日、5月24日、6月25日、7月9、20、31日、8月11日に続き今年12回目の掲載。
「家族で田植え 忘れられない」の南城市・平良礼次さん(70)は、8月23日に続き今年2回目の掲載。
「貧困から虐待 撲滅対策必要」のうるま市・長濱清信さん(79)は、1月14日、2月3、18日、4月15、23、28日、5月2、29日、7月20日、8月4、22日に続き今年12回目の掲載。
「『人に寄り添い共感』を」の浦添市・鈴木信さん(83)は、4月8日に続き今年2回目の掲載。
「首里城」の東京都・武田美由紀さん(66)は、今年初掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
>保守系の候補者が、沖縄2紙のバッシングや公明党の離反を恐れ「辺野古は争点ではない」などと、逃げを図ったら、国政選挙の「伊波洋一vs島尻安伊子」の二の舞を演じ、完敗する可能性が高い。
「今までと違って「中共の脅威が眼前に迫って・いつ尖閣を攻略されても仕方の無い状況」。この後に及んで、これに目をつむって、なにも言えないのは=住民にも・人間としての・責務も果たしていない」・最初から負け犬だ。
一般市民が体を張って「名護市民集会」をやっているのに、何たる無様さ!しっかりしろ、沖縄・名護・自民。