「菅・翁長会談」は、理詰めの論争、例えば「普天間の危険性をどうするか」など、では太刀打ちできないと考えた翁長知事。
「粛々と」が上から目線だとか、菅氏の言動がキャラウェイと重なるなどと、徹頭徹尾「情緒作戦」を展開した。
それをメディアが支援、誇大に扇動した。
だが、菅氏が、「相手が不快に感じるなら」、とあっさり「粛々と」の使用に封印した。
翁長氏の作戦は空振りに終わった。
菅氏としては「粛々と」に封印し、代わりに「適切に」を使用したとしても痛くもかゆくもない。
結果的には相手の要望を聞き入れた形。
つまり翁長氏に貸しを作ったことになる。
逆に借りを作った翁長氏の作戦は大失敗ということ。
そこで次の「情緒に訴える作戦」は昨日のエントリーのこの部分。
>小野寺元防衛相 花見会開き”工作”
>「映れば映るほど反対拡大」
>記者油断させ 埋め立て申請
防衛局から県への行政上の申請書を暴徒が実力で阻止しようとピケを張り、暴徒を支援する沖縄2紙が申請時期の情報を流す。 その情報を得た暴徒が騒ぐ状況がメディアに「映れば映るほど反対拡大」。
小野寺元防衛相はごく当たり前のことを言っているのだが、暴徒の側に立った新聞は「記者油断させ 埋め立て申請」したことがよほど悔しかったのだろう。
関連記事はこれ。
沖縄タイムス 2015年4月7日 10:07
辺野古埋め立て申請書提出で、元防衛相が報道対策を講じていた
提出日に花見会を開くことで記者を油断させたと講演で明かした
提出時の混乱の報道で反対が広がることを防衛省は懸念している
【東京】小野寺五典元防衛相は6日に都内であった講演会で、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認申請書を県に提出した2013年3月に、反対する市民に提出を阻止されないよう“工作”していたことを明らかにした。
小野寺氏は、申請書の提出を控えた同年3月22日に防衛省がある市谷で桜の花見会を開き、防衛省担当の記者らを油断させたと説明。「(その結果)カメラは一つも(提出時の模様を)撮っておらず段ボールの写真しかない。うまくいった」と述べ、提出時期を特定させないために自ら工夫したことを明かした。
また、市民やメディアを避けるため、11年12月末の未明に辺野古の環境影響評価書を県庁へ運び込んだことにも触れ「こういうのがメディアに映れば映るほど反対が広がっていく」と語った。関係者によると、防衛省は提出時の混乱の様子を撮影されることを避けるため提出時期が表に出ないよう情報管理に気をもんでいたという。
☆
>市民やメディアを避けるため、11年12月末の未明に辺野古の環境影響評価書を県庁へ運び込んだことにも触れ「こういうのがメディアに映れば映るほど反対が広がっていく」と語った。関係者によると、防衛省は提出時の混乱の様子を撮影されることを避けるため提出時期が表に出ないよう情報管理に気をもんでいたという
役所の事務手続きを阻止するため暴徒がピケを張り妨害することにメディアが暴徒に協力する異常事態だ。
暴徒に協力するメディアに知られるのを避けたからといって、批判される筋合いはない。
自分たちの業務妨害を棚に上げ、業務遂行をまじめに行った防衛省側を批判する前に業務妨害をした「平和活動家」たちを批判するのが筋ではないか。
今朝の沖縄タイムスの見出しはさらに「情緒作戦」がヒートアップ。
■一面 左トップ
報道対策「首相が指示」
辺野古承認申請 取材者が証言
■二面トップ
県議会「申請工作」に反発
辺野古埋め立て
与党「姑息過ぎる」■中立「正々堂々と」
「こっそり」に疑問 県幹部
「県民欺く」と批判 国会議員
■社会面トップ
元防衛相の「工作」批判
正当性ないからだ 大臣自ら運べば
☆
>与党「姑息過ぎる」■中立「正々堂々と」
>「こっそり」に疑問 県幹部
こっそり行わず、正々堂々と行ってはメディアに知れ渡り、メディアは暴徒に通報する。
こっそり行ってこそメディア対策ではないか。
>「県民欺く」と批判 国会議員
欺いたのは県民ではない。
欺いたのは暴徒とそれに加担するメディアだ。
>大臣自ら運べば
バカなこと言っちゃいけない。
荒れ狂う暴徒の中を、大臣が書類を運ばどうなるか。
沖縄タイムス 2015年4月8日 05:41
【東京】小野寺五典元防衛相が2013年3月に、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認申請を県に提出した際、提出時の模様をカメラに撮られないよう「工作」したことを明らかにした件で、政権取材を続けている時事通信の田史郎解説委員は7日、「安倍晋三首相が、テレビに撮られないよう小野寺氏に指示していたことは私なりに確認している」と述べ、首相の指示があったことを明らかにした。
菅義偉官房長官は同日の会見で、当時、官邸から指示があったかどうかについて「(小野寺氏の)発言を承知していない。本人から聞いてほしい」と明確にしなかった。
田氏は昨年末に発刊された著書「安倍官邸の正体」の中で、首相のメディア対応について記述。安倍首相が「テレビに『画』をとられないようにしてほしい」と小野寺氏に指示し、首相は「『(申請書を)運び込むときに混乱しているところがカメラに撮られたら、いろんな番組で取り上げられるようになる』と思った」としている。
田氏は「安倍首相は第1次政権時の反省もあり、政権運営の手法としてテレビ対策に気を使っている」と話した。
☆
>安倍首相は第1次政権時の反省もあり、政権運営の手法としてテレビ対策に気を使っている」
電波法や放送法を無視して偏向報道が日常茶飯事のテレビに対し、首相が「公正な報道を求める」などとコメントしようものなら、「言論弾圧」などと騒ぎ立てられるのがオチ。
ならば密かに政権運営の手法として「テレビ対策に気をつかう」ことに何の落ち度があるというのか。
沖縄タイムスの安倍政権批判は自分らが暴徒の味方として情報を彼らに提供できなかった悔しさから出ている。
沖縄タイムスは違法行為をした「くるさりんど山城」を平和活動家として擁護した。
今回も役所の業務を妨害する暴徒を擁護する沖縄タイムス!
沖縄タイムス・琉球新報の行った「悪事」を糾弾する!
と思う方、クリック応援お願いします。
【おまけ】
ビ局が負担してるのはたった36億円だけ。国民の電波を使って商売して3兆円を売上げて、5%の負担だけ。社員平均給与1500万円。残り714億円の大
半は携帯電話会社の負担。つまり国民が支払ってる。
【御案内】
全国初! マスコミとの戦い!
「琉球新報・沖縄タイムスを
糾す県民・国民の会」
発足!!
いよいよ、保守県民
お待ちかねの会発足!
さよなら
沖縄の左翼勢力
美しい沖縄は私たちが守る!
■■結成式■■
1)記念講演 (講師調整中)
開場 17時30分 開演 18時
3)参加費 500円
4)場所 県立博物館・美術館
■■第一回総会■■
前衆議院議員(元文科大臣)
中山成彬 先生来る
1)日時 2015年 4月26日(日)
開場 13時30分 開演 14時
2)参加費 500円
3)場所 浦添産業センター ⇒ 地図
お問い合わせ 090-2588-5051(我那覇)
■御知らせ■
言論季刊誌『沖縄世論』が、その名も季刊『現代世論』として装いも新たに春季号を発刊する運びとなりました。
春季号は4月の中旬には県内各書店に並びますのでご期待下さい。
●常軌を逸脱した仲井眞攻撃
●「良い正月」の一言で大敗した仲井眞氏
●2大紙の報道は「犯罪行為」
●沖縄が直面する本当の危機
●民主主義を崩壊させる
●「沖縄県紙は誤報が多い」J・CAST
●2紙が阿吽の呼吸で一致
●報道で巧みな世論誘導
●抗議行動の一団に変じた2紙
●就任直後の翁長知事の動向
●第三者委員会の中立性
~新聞報道が沖縄県民の政治意識・投票行動を決める~
●納得がいかない選挙結果
●新聞が反対運動に優位性を与える
●「オール沖縄」、本土の人々も深く考えよう
●国への奉仕を強いられた沖縄
●流れは国からの分離・独立
●真実な情報供給が必要
●政府と沖縄の全面対決
~沖縄の独立は本当に「甘世」への道なのか~
●独立学会のアキレス腱・中国
●中国脅威論への稚拙な反論
● 尖閣問題に関する奇妙な論理
●リアリティを欠いた楽観論
●東アジア共同体研究所に見る尖閣問題
●「棚上げ論」は中国が「領海法」で反故
―保守派は予算獲得、革新は基地の撤去―
●政治家は真剣に問題解決に当たれ
●地理的な優位性をぜひ生かしたい沖縄
●政治家は過去の研究を
●最近の革新の選挙雑感
●予算執行の検証が必要
―夢と希望とロマンに満ちた巨大プロジェクト―
●国の成長戦略に位置付けを
●世界最高級の国際リゾート拠点
●伊江島空港に定期便を海洋博公園まで船でアクセス
どうぞ、季刊『現代公論』の出発号(春季号)にご期待ください。 (B5判 60頁 500円(税込))
オピニオン面に一般投稿7本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。
那覇市の長嶺さんは昨年9月20日以来の掲載。
沖縄市の宮城さんは昨年4月15日以来の掲載。
伊江村の知念さんは今年6回目の掲載。
那覇市の横田さんは今年4回目の掲載。
豊見城市の渡真利さんは今年12回目の掲載。
那覇市の大石さんは昨年11月23日以来の掲載。
(おまけ)
2014年度(14年4月1日~15年3月31日)の一般投稿は合計2324本。(「主張・意見」1557本、「論壇・寄稿」410本、「茶のみ話」357本)
年齢記載のある投稿者延べ2300人の平均年齢は63.7歳。
掲載回数上位の方々(敬称略)
渡真利善朋(豊見城市)40回
阿部仁(大阪市) 38回
米蔵任(豊見城市) 38回
上治修(福岡市) 35回
比嘉寛(那覇市) 34回
岸本定政(糸満市) 33回
知念勇一(嘉手納町) 31回
名嘉村肇(うるま市) 31回
敦賀昭夫(京都市) 30回
池辺賢児(宜野座村) 29回
幸地忍(八重瀬町) 28回
仲村直樹(宜野湾市) 28回
高安哲夫(那覇市) 27回
東内原克憲(浦添市) 26回
山根光正(那覇市) 26回
東江義昭(恩納村) 25回
具志堅興清(西原町) 23回
長濱清信(うるま市) 23回
町田宗順(沖縄市) 23回
鳩間用吉(那覇市) 22回
10回以上掲載された方は63人。
ちなみに、このブログでも大人気の元公務員・現テロリスト山城博治氏は、昨年6月13日、7月1日の2回掲載。
本記事から恐ろしく脱線しますが、
本日の沖縄タイムス投稿欄 (Unknown)さん、いつもお疲れ様ですw
不思議に思うのだが、タイムス&新報投稿オールスターズってノルマでもあるのかな?
いつも同じ面子だし。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241502-storytopic-62.html
>中学教科書では、06年度の高校歴史教科書検定で軍強制削除の検定意見が出る前から、軍命を明記している社はなかったが、今回も軍命を明記した社はなかった。
>「集団自決」を現行本で記述していた自由社は、今回は記述しなかった。
>「集団自決」に対する検定意見もなかった。
>また、「強制集団死」という表記をしている社もない。
「軍命」による「集団自決」を「強制集団死」に言いかえてみたけれど、採用する教科書無し(完敗、……涙)
>今回の検定では育鵬社の「琉球処分」と台湾出兵について記した部分にも検定意見が付いた。
沖縄サヨクが、沖縄かわいそう論の骨組みの
・沖縄は差別されてきた
・日本軍は悪魔だ
としてきた根拠が、ことごとく、粉砕されているから、そりゃー、タイムス、新報は発狂して当然ね。
法的には正しいかもしれないが、それでは情も涙もない、かわいそう。
という具合に。
いつも思うのは、なぜ沖縄県民をかわいそうな人達としておきたいのか、だ。
同情され、かわいそうがられ、大事にされると気持ちが良いからか?
独立まで考えるウチナーが、ヤマトンチュなんかに弱みを見せるものか!どころか、沖縄はこんなにかわいそうと大宣伝する。
強がりは誇りの裏返し。
同情を得ようという姿勢は、強がりとは真逆。
【参考】
狼魔人日記「沖縄戦の女装の少年ー最終章 2009-04-14」
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/22795cb9504ae9c1896e036e8d062f8f
>沖縄戦「集団自決」の謎と真実 秦 郁彦
とりあえずは中断になる模様だ。
沖縄の独立心と声を大きくするなら
むしろ立ててはいけないのが龍柱なのである。
此の期に及んで龍柱を
シンガポールのマーライオンに
例える新聞があるので引き続き注視していきたい。
>いつも思うのは、なぜ沖縄県民をかわいそうな人達としておきたいのか、だ。
>同情され、かわいそうがられ、大事にされると気持ちが良いからか?
韓国の朴大統領が言われるように「加害者と被害者の関係は1000年変わらない」という思想だからでは無いでしょうか。
ただし、こんなことを言ってしまうと「強者と弱者の関係も1000年変わらない」ことを自分で認めてしまうのですが、そこには「実利」があるから大丈夫なのです。
「同情され、かわいそうがられ、大事にされる」と現実に日本国からお金が落ちてくる、という「実利」があることを軽視してはなりません。
最も、そんなことをやっているから、「沖縄の自主決定論者」の旗手である翁長知事から「沖縄の問題を沖縄に解決しろ、というのは理不尽だ」という発言が飛び出すのです。この発言には独立への気概などまるで感じさせません。まさに、
>独立まで考えるウチナーが、ヤマトンチュなんかに弱みを見せるものか!どころか、沖縄はこんなにかわいそうと大宣伝する。
というツケが回ってきていますが、「2ついいことさてないものよ」ということで諦めましょう。
「実利」、「恩給」、「独立論」
以外の「かわいそう論」を言う理由があると思っています。
大雑把にいえば「愛情不足」。
誰から愛してもらいたいのか?
日本から。
沖縄は、僻んでいると思う。
辺野古阻止が法的に難しいから、感情に訴える。
現実的な戦法を考えれば、そうかも知れませんが、翁長知事の面会の全文を読んで、それ以外があるのではないか、ただの反対派の代弁だけでなく、大なり小なり沖縄県民の心に溜まっていた澱を吐き出したのではないか。
内容の一つ一つに反論するのは容易かもしれないが、それは解決の本質ではないのではないか。
「僻み」をとるには「しっかり愛されているという実感」が必要。
辺野古移設で実現する負担軽減が実感につながると信じている。
8日遅れになりますが、この間思うところがあったので、今更ながら返事をして見ます。
>「実利」、「恩給」、「独立論」
>以外の「かわいそう論」を言う理由があると思っています。
>大雑把にいえば「愛情不足」。
>誰から愛してもらいたいのか?
>日本から。
>沖縄は、僻んでいると思う。
この意見の根拠は、翁長知事の面会全文です。よって、辺野古に集いし反基地活動家の面々についての話ではありません。目取真氏のような過激派の方には通用しませんが、そこまでいかない、翁長知事や彼を支持した穏健な反対派の心をほどくには、むしろここで指摘された「僻み」の観点から考えていくべきかもしれません。
>内容の一つ一つに反論するのは容易かもしれないが、それは解決の本質ではないのではないか。
理屈で反論するのは容易ですが、沖縄側の言い分が「僻み」だとか「怨念」といった、感情面・情緒面から端を発している、と考えてると、確かに理屈が通じる相手ではありません。むしろ、話をこじらせる結果になるでしょう。
ただし、そうなってくると、話は法律や政治の話ではなく、臨床心理やカウンセリングの話になってくる気がします。「理屈ではなくただむかつくから反発する」という心理への対処法は、むしろカウンセリングの専門分野ですので、そちらの観点の見地からアプローチする事が必要なのかもしれない、という思いは持った次第です。