森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ヤチダモ林

2020年07月15日 | 自然観察日記
吉が平には過去に大きめの集落があったそうです。80里越えを使っての会津との行き来もあり宿場としての機能もあったそうです。小学校もあったくらいですからそれなりの人口があったのでしょう。その民家があっただろう場所にヤチダモの林がありました。湿地の樹種というイメージを持っていましたから驚きでした。少なくとも自然林ではないようですがごく自然にのびのびと生育している姿が不思議です。
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ヤチダモの葉

2020年07月15日 | 自然観察日記
奇数複葉の葉です。似たような葉を持つ樹種は多く区別する軒困惑しますが、小葉の付け根に綿毛のような毛の塊があるのが大きな識別点になります。
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ヤチダモの樹形

2020年07月15日 | 自然観察日記
かなりの高木が少し高い場所に見られました。この地域はかなり深い山間ですから全体に湿潤な土地柄なのでしょうか。
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ヤチダモの樹肌

2020年07月15日 | 自然観察日記
樹の肌は細かく避けた樹皮で覆われています。
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ヤチダモの葉痕

2020年07月15日 | 自然観察日記
ヤチダモはこの地域では稲刈りをした後の稲をかける「はさ木」に利用していたという話がありました。新潟平野の平地ではトネリコなどが使われているのですが、ここでは周辺にたくさんあったヤチダモが重宝されていたのでしょうか。
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