森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ネコノメソウの大群落①

2020年04月21日 | 自然観察日記
新型コロナウイルスのため生活のすべてが自粛ムードでストレスがたまります。遠出をしたくても今の環境では控えざるを得ませんが近間の山野を歩くくらいは許されることと思いますから天候を見ながら歩いています。そんな中思いがけない景観に出会いました。ネコノメソウの大群落です。ネコノメソウは普通に見られる野草ですがこれほどの群落は本当に久しぶり。新型コロナウイルのおかげでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコノメソウの群落②

2020年04月21日 | 自然観察日記
大群落といっても10m四方にも満たない面積ですが、数cmの小さな種です。それが間隔を開けずびっしりと並ぶ景観は壮観です。ヨシ原の一角にほぼ100%の純度で生育しているのです。誰もいないひっそりとした場所で私一人のために展開している光景、これを至福の時間といわずしてなんでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコノメソウ群落の縁の個体の様子

2020年04月21日 | 自然観察日記
大群落から少し離れたところの個体が疎になっているところのネコノメソウの姿です。たまった水の中でスギナと競合しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコノメソウの基部の葉

2020年04月21日 | 自然観察日記
群落の中は密生していて茎の基部は分かりませんが、個体密度が疎になっている場所の個体から内部の様子を類推します。茎葉が赤味お帯びていることがとても興味深い点で単独で生育している個体と異なるように思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコノメソウの花

2020年04月21日 | 自然観察日記
もうカタクリは終わり春は早く進んでいるようですが決して一様に進行しているようではありません。ネコノメソウは場所によってはカタクリよりずっと早く咲く種でもあるのです。ちょっとした環境の差異で季節の進みが異なります。この大群落が来年も維持されているのか疑問ですが、今年はいくつかの要因が揃いここまでの大群落を見せたものと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする