萩さんの話ネタ2

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土曜日・・・雑記

2016-11-19 01:00:00 | 日記
通勤電車でたびたび腹痛を起こすことから、いくつもの駅のトイレの場所を把握しているという人も。
腹痛が頻回となり、「各駅停車症候群」などと言われるつらさを伴うのが、過敏性腸症候群(IBS)。
そんな、過敏性腸症候群(IBS)とは
 
記事(2016年11月16日 gooニュース)によると
 
『過敏性腸症候群(IBS)は、検査をしても異常がないのに便通異常を起こし、日常生活に支障をきたす病気です。おもに、便意が突然襲ってくる「下痢型」、腸管がけいれんを起こして便秘する「便秘型」、両方を交互に繰り返す「交代型」の3つがあります。日常生活により大きな支障をきたすのが、下痢型です。
 
 IBSの診断基準によると、過去3か月の間、月に3日以上にわたって腹痛や腹部不快感が繰り返し起こり、
 ①排便によって症状が軽快する
 ②排便頻度の変化がある 
 ③便の形状に変化がある 
 のうち2つ以上が当てはまる場合は、IBSの可能性を疑います。
 
 日本人の1〜2割程度にみられるというほど身近な病気で、とくに20〜30代の若い世代を中心に増加傾向にあるといわれます。IBSの治療は、内科、消化器内科で行いますが、背景にストレスが強く関わっている可能性が高い場合は、心療内科での治療も選択肢の一つになります。
 
【具体的な治療方法 など】
 内科、消化器内科での治療の基本は、規則正しい生活を心がけ、朝食は欠かさずとり、朝の排便を習慣にするなどの生活指導と薬物療法です。薬物療法では、腸内の環境を整える乳酸菌製剤、消化管運動調整薬、腸の異常な運動を抑える抗コリン薬、下剤、便の硬さを調節する高分子重合体製剤のほか、比較的新しい薬として腸で分泌される神経伝達物質・セロトニンの働きを抑えるセロトニン3受容体拮抗薬も使われています。
 
 不安やストレスが大きい場合は、不安をやわらげる抗不安薬、気分の落ち込みを改善する抗うつ薬が処方される場合もあります。また、心療内科では、カウンセリングで症状の背景にあるストレスを探り、上手な対処法を見出す治療を行う場合もあります。
 
 腸は第二の脳とも呼ばれ、精神的なストレスを受けやすいことが知られています。ストレスはIBSの原因の一つともいわれ、発症後は、「また腹痛が起こったらどうしよう」と常に不安を抱えることになり、さらに症状が悪化する悪循環に陥りがちです。
 
 ストレスをため込まないためには、適度な運動でリフレッシュする、きちんと休養をとる、没頭できる趣味をもつなど、さまざまな方法がありますが、物事のとらえ方から自分でストレスを増やしてしまっている場合もあります。こうした場合には、一つの考え方に固執せず、多様な側面から見たり、ときには開き直って気分を立て直したりなど、こころの在り方を柔軟にしていくことで、ストレスから解放されることもあります。
 
 心理カウンセリングでは、カウンセラーとの会話や認知行動療法などを続けるうちに、知らない間に形作られてきた自分の考え方のクセに気づくことができるようになります。IBSという病気を、心と体のSOSと捉え、より心地よく生きていく選択のきっかけにするのも一つの方法です。
 
 神経伝達物質のセロトニンは幸せのホルモンともいわれますが、その多くは腸から分泌されていることが最近の研究でわかってきました。お腹の調子がよくて、快便したあとのすっきり感は何物にも替えがたいもの。たかが排便、されど排便。毎日、快便で滞りなく過ごせることは、幸福感にもつながります。我慢しないで早めの治療を心がけましょう。』
コメント (1)
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