熱中症に「キウイ」が良いそうです。
記事(2016年8月14日 tenki.jp)によると
『原産は中国ですが、品質改良したニュージーランドが名称をキウイフルーツ(kiwifruit)として世界に広めました。この名前がニュージーランドの国鳥「kiwi」にちなんでつけられたのは有名な話です。この鳥の名前としてだけではなく、「KIWI」はニュージーランドではいろいろな意味を持っています。ニュージーランド人の愛称としてそのまま使われたり、“The kiwi”と言えば“ニュージーランド・ドル”を指すのだとか。
さらに、家事や子育てに熱心なニュージーランド人の夫は“キウイ ハズバンド”と呼ばれます。鳥のキウイの場合、メスが産んだ卵を温めるのはオスの役目。孵化するまでの約2ヵ月半もの間、オスが真面目に卵を温め続けることから、こう呼ばれるのだそうです。ニュージーランド版イクメン、というわけですね。
2015年に日本に輸入したキウイは97%がニュージーランド産です。当然ニュージーランドがキウイフルーツの本場だと思ったら、世界での生産量を比べると、ニュージーランドは約38万トンで、第3位でした!
1位は原産国の中国で、約176万トンにもなります。では、2位はいったいどこかというと、なんとイタリアです! 生産量は約44万トンで、栽培方法が棚や垣根を使うブドウと似ていたため、ブドウ農家が転作で栽培したことから始まったそう。イタリアの気候に適していたことから発育がよく、今や世界に流通する約4分の1の収穫量を占めるまでになったのだとか。イタリアはレモンやオレンジのイメージがあるせいか、キウイが栽培されているなんてちょっと意外でした。
ちなみに、わが日本は世界第9位(約3万トン弱)の生産量です。国内の産地では主に愛媛県、福岡県、和歌山県などで、この3県で国内流通量の約6割を占めるほど。みかんの産地と似ていますから、気候や栽培方法に通じるところがあるのかもしれませんね。
1位は原産国の中国で、約176万トンにもなります。では、2位はいったいどこかというと、なんとイタリアです! 生産量は約44万トンで、栽培方法が棚や垣根を使うブドウと似ていたため、ブドウ農家が転作で栽培したことから始まったそう。イタリアの気候に適していたことから発育がよく、今や世界に流通する約4分の1の収穫量を占めるまでになったのだとか。イタリアはレモンやオレンジのイメージがあるせいか、キウイが栽培されているなんてちょっと意外でした。
ちなみに、わが日本は世界第9位(約3万トン弱)の生産量です。国内の産地では主に愛媛県、福岡県、和歌山県などで、この3県で国内流通量の約6割を占めるほど。みかんの産地と似ていますから、気候や栽培方法に通じるところがあるのかもしれませんね。
さて、そのキウイ、実はとっても栄養豊富なミラクルフルーツです! ビタミンCやEをはじめ、便秘に有効な食物繊維、高血圧などに有効なはたらきのあるカリウム、妊婦に必要な葉酸などが含まれ、食事の栄養バランスを補足するのに最適だと言われています。およそ100gあたりに含まれる主要栄養素17種類の「栄養素充足率スコア」では、キウイは他の果物を引き離してトップに君臨。片手に乗る大きさの小さなキウイ1個には、さまざまな種類の栄養素が詰まっているのです。健康にはもちろん、美肌やエイジングケアなど美容にもオススメのキウイは、熱中症対策にも有効だとして、近年注目が集まっています。
熱中症対策には水分だけでなく、塩分も必要なことが知られてきましたが、実はその他にミネラルとしてカリウム・マグネシウム・カルシウムが、さらに糖分が必要です。点滴には、ナトリウム(塩)、糖分、カリウム、マグネシウム、カルシウムの5つが含まれており、ドラッグストアなどで手に入る経口補水液も同様の成分です。嬉しいことに、キウイにはそのうちの4つ、糖分・カリウム・マグネシウム・カルシウムがバランスよく含まれているんですよ!
そこで、管理栄養士であり、臨床栄養実践協会理事長の足立香代子先生推奨のキウイを使った “食べる点滴”をご紹介しましょう。ビニール袋に皮をむいて適当な大きさにカットした完熟のキウイ(1個)を入れ、塩をひとつまみ入れてよく揉みます。そこへ100~150mlの水を入れればでき上がり! これを就寝の1時間ぐらい前に飲むと、夏バテの防止や翌朝のお通じにも有効だそうです。
※この酷暑を乗り切り、美容と健康を保つためにも、ぜひ食生活にキウイフルーツを取り入れてみてはいかがでしょうか。来る9月1日は「キウイの日」!さらなるキウイ特集をどうぞお楽しみに!』