田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

田布施座

2008-04-19 14:39:28 | 日記・エッセイ・コラム

演劇・宴劇・艶劇・援劇・炎劇・・・演劇

田布施座を旗揚げした理由をまとめてみます。

 一度はあきらめた俳優生活、30年間眠っていましたが、帰郷して地域活動を20年余りやってきて、いくつかの出来事が役者封印の紐を解き、役者魂を目覚めさせました。その時、田布施には劇団がありませんでした。一人芝居でよかったのかもしれません、少し前は65歳になってからやろうと(一人芝居)思ったりもしましたが、気がついたことが年齢です、現在わたしは55歳です、来月には56歳になります。体力の問題です、年齢に応じた配役はありますけれど、役者稼業は体力勝負のところがかなりあります。

次になぜ田布施座かということですが。

 役者と照明を少しやっただけです、劇団を統率した経験はありません(中心メンバーくらいの経験はあります)ので、その辺の力量は未知数です。思いと夢が膨らんで爆発しましたと言っときましょう。昔どこの市町村にも芝居小屋があったと聞いています、私が生まれた町にも田布施座がありました。わたしの記憶の中にはないんですが、「田布施座」の言葉の響きのなかに私は吸い込まれてしまうようなノスタルジアを感じます。言葉を変えれば「お芝居」のもつ魅力が響きとして伝わってくるのが『田布施座』なんです。

それでは私の抱いている夢について。

 これを表現するには並大抵ではありません、演劇を皆様の前で上演すれば、観て頂ければ証明することができると思います。いろんな作品を上演しようと思っていますから、テーマはその時によって変わりますが、一貫したものが流れていくと思っています。言葉での説明も大切だと考えますから、その努力を今からします。 『夢』 田布施の地で劇団を立ち上げて、全国に知ってもらうことの満足感・達成感、そこから生じる影響・効果の期待感です。普通の人が持つ郷土への愛着をわたしは演劇で表現したいのです。人間のもつ本来の姿・こころを、様々な人間模様を描きながら、潜在意識の奥深いところにあるものを鷲掴みにしたいのです。それを手法としては喜劇的に処理しようと考えています。

終わりにビジョンです。

 5年後を目処に、エンターテイメントのなかに劇団のすべてを盛り込んだ作品を作り上げたいと考えています。それでもって世に出ることが出来れば思い残すことはありません。

まだまだ書き足りないのですが、シリーズで書いていこうと思います。

ではまた次回に!。

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