「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【9月18日】手応えある報告にはなったと思う&あとは楽しむ!

2009-09-18 23:10:00 | 国際防災協力
前日、日本時間の2時過ぎまでやったが、
最後はどうにも頭が動かず。
仮眠モードのつもりも、結局5時間近く寝てしまう。

での、そのおかげで頭の動きはまるで違う。
モノを作りだすためには、やはり
「睡眠不足は良い仕事の敵だ」か。

それにしても、日本から持ってきたプリンターが故障とは……。
前から調子が悪かったのはわかっていたのだが、
こういう肝心な時に動いてくれないのは勘弁。

まぁ、気持ちの踏ん切りはついたので(つけさせられたので)、
英文のレポートは「ごめんなさい」にしてPPT1本に作業を絞る。

熱いシャワーがあるのは、本当にありがたい。
シャワー・朝食の後、タクシーで
会場である国立台湾病院国際会議場へ。

ここは全館で無線LANが使えるようで、
電圧は110Vだがプラグの形は日本と同じ、という訳で、
聴き耳を立てつつ、会場内で内職=パワーポイント作成。

何とか午前中のうちに骨子も固まり、
同僚S先生、T先生、同志社大のT先生とお弁当の昼食。
台湾は日本より南なのだが、ガンガンに冷えた室内よりも、
上着を脱いでの日陰の屋外のほうが過ごしやすかった。

午後のとある分科会の4番目が担当。

去る8月20日、中米に立つ2日前、
教員免許更新講習の選択科目として4コマ正味6時間行った
「体験的防災教育」
この経験と、中米で得た想を元に、
地域防災に向けた防災教育の在り方について
私見を述べ、参加者からのコメントを求めた。

次の休憩時間が気になったせいか、質問はゼロ。
手応えを感じていた分、ちょっと寂しかったが、
資料希望者が2人はいたので、
インパクトはあった、と思うことにする。
ともかく、つじつまは合わせた!

1日20通のメールを書くのは難しい。
それくらいの処理スピードを日々維持できていれば、
仕事をためずに済むのになぁ、と思う。
報告準備の一方で、無線LANのおかげで
今日はメールの処置もそこそこ進む。

現地時間の17時過ぎ、
今日のプログラムが終わる。

日本人チーム8名に日本留学組の台湾人2名、
合計10名で、「喫飯食堂」なる地元料理の店へ。これは大ヒット!
ホルモンをやわらかく煮たのもおいしかったが、
生姜で味を引き締めた高菜と骨付き豚バラ肉のスープ「酸菜排骨湯」は絶品。
初めての味だが、どこか懐かしく、体にも優しいものだった。
「喫飯食堂」は『地球の歩き方:台北』でも紹介されている。
ご関心ある方、ご一読を。

ともかく、よく飲み、よく食べ、よく語った。
旅先でのこういう夜は本当に楽しい。

酔い覚ましに少し歩き、中国茶の店で土産物を少し買う。
お茶+わさび風味のピーナッツって、どんな味だろう……。

9月4日分をアップしました

2009-09-18 00:42:36 | 地域防災
9月18日、遅ればせながら、

【9月4日】沼津で津波防災を考える

をアップしました。

帰国翌日、沼津の津波防災施設を
地元TV局の方々とまわった顛末記です。

本当は、それぞれの施設の写真や意味を載せたかったのですが、
それはまた別の機会に。