<青島神社 あおしまじんじゃ>
宮崎市の南に位置する青島という小さな島に、
青島神社という神社があります。
ご祭神は彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)と、
その妃神である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、
そして塩筒大神(しおづつのおおかみ)という、
いずれも山幸海幸神話に登場する神様で、
この島は江戸時代まで一般人が立ち入ることが許されない霊域でした。
日本の海際に点在する神社というのは、
「海の災害」から国土を守るために、
日々神事を執り行わなければいけない大切な場所です。
これから懸念される南海トラフ大地震や、
未だ継続中の東北から千葉沖の地震等を防ぐためにも、
山の神と同様、全国の海の神社の役目が大きくなっているのでしょう。