治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

治るってこういうこと

2015-05-27 07:02:33 | 日記




さて、リア充の千秋楽のあと、月曜日は原稿仕事。
火曜日は朝早くから遠くへ取材に行きました。真夏日。

80人の子どもたち。
みんな頑張るのが好き。競争が好き。
これがもともとの人間の姿なんだろうなあと思いました。
だって人間ももともと厳しい自然の中を生き抜いてきた。頑張るのが好きで競争を恐れなかったから生き抜いてきたはずなんです。
それをどの時点で、頑張ることに疲れるのだろう。そして競争を恐れるようになるのだろう。
頑張るのを楽しんでいる子どもたちを見ていて不思議に思いました。

終わって帰路は原稿チェック。
実は新刊には栗本さんにもちょこっとお手伝いしてもらったのですが(二次障害へのコンディショニングに関して知見を披露してもらいました)
前後の原稿を読んだ栗本さんが「汗がかきやすい身体になれそうな本ですね」と。
めずらしくうまいこと言います。どういうことかというと、それくらい「熱い本」だということです。

ということで原稿があまりに熱いので湯あたり状態になり
アイスクリームを食しながら原稿仕事継続。

帰ってきたら
「ああ治るってこういうことだよね」って思うツイートがあったので貼っておきました。

治っていく

治った結果



よく「生まれ持ったものに治療という言葉はおかしい」とか難癖つける人がいますが

治るってニコマムさんが言っているように
生まれながらに持っていた問題が取れていくことによって
同じように生まれながらに持っていたけどそれまで気づかなかったものが表に出てきて生きる力になっていくっていうイメージです。

生物としての本来の強さが出てくるのね。
そんな感じ。

そういうの見たことない支援者もいるようなのでスクショ貼っておきました。
原石にたどりついたことがないんだろうね。
まあ、それがダメな支援者だというわけではないと思います。