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夜のうちに読者の方からメールをいただいていたようですね。
それを読んで、お返事代わりにこのエントリを書いています。
ちょうど私は昨日つくづくちゅん平さんの
「支援者は中途半端に治す」という言葉を思い出していたところでした。
以前はこの「中途半端に治す」ということに、どちらかと言えばネガティブな思いを抱いていたかもしれません。
でも今は、それが最大の支援ではないかと思います。
なぜなら、支援者ができるのは途中までだからです。
それに気づかせてくれたのは、結局治っている人たちを治しているのは最終的には本人と社会だということを、多くの治っていった人によって見せてもらったからだと思います。
そこまで持っていくのがいい支援者なんじゃないでしょうか。
だから支援は中途半端に治して上出来なのだと思います。
ところが、中途半端で手を引かない支援が多すぎるのです。
いつまでも弱いままでいさせようとする支援。
囲っておく支援。
その縛めから自由になって治っていった当事者を偽者扱いする支援。
きっとそういう人は、当事者が自分で治っていくところまで持っていった経験のない人じゃないんでしょうかね。
このついーとを見て
ちゅん平がお世話になった支援団体は相当マシだったなと思いました。
支援があったから立ち直れた。
各地からわざわざ赴く価値のある支援でした。
でもこのついーとにある団体の少なくともいくつかは
遠くの人がつながって、当初ありがたがっていても、ひきこもり一つ治らないらしい。
ただどんな優れた支援でも
支援者があくまで自分の中に当事者を囲みこもうとすると
そこでつぶれてしまうんですよね。
ちゅん平はそこで自ら巣立つことを選んだのです。
ああ、その勇気がない人が多いのかもしれない。
でも大丈夫ですよ。
資源は他にもあるんだから。
高機能群においては
「生涯にわたる支援」をうたう支援団体は鬼門なのかもしれません。
*冒頭スクショは本文とは関係ありません。
絶賛自己紹介中の人がいたのでFBに貼っておきました。そのスクショです。