夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

茶の科か その1  地震・雷

2018年11月12日 07時22分22秒 |  気になる詩、言葉


小唄の「茶の科か」は12年前にもこのブログで使っていますね。
ちなみに、科は「とが」と読みます。
他でも使ったことがあるような気がするのですけど、検索をかけても出て来ませんでした。
オリジナルの歌詞は上の投稿でも出しておきましたが、

  茶の科か
  寝られぬままの爪弾きに
  憂き川竹の水調子
  涙ににじむ薄月夜
  暈もつ程はなけれども
  曇りがちなるわが胸を
  晴らす雲間のほととぎす

あの人のことを思って眠られない
でも、それを認めるのは悔しい
眠られないのは飲んだお茶のせいなんだってのがじんわり来ますね


ところで、今朝はこの辺りを震央とする地震があり、その直後に雷。
雷が怖いチビ太は玄関まで降りて行って、おろおろしておりました。
私が寝られなかったのは地震、雷のせい。
なんて、ほんとは私は子供のころから寝つきが悪いんです。

やっぱり 私の日常から色気は遠くなりにけりですな~  




雑炊

2018年11月11日 23時29分48秒 |  食べるために生きる


冬になると鍋物って嬉しいですね。
特に私のような狼にとっては、野菜が取れる貴重なチャンス。
温まるし、文句なし。

でも、一つだけ問題ありとすれば、その量。
鍋物を作ろうとするとどうも一人分だけ作るって気になれなくって、、、
考えても見てくださいよ。豚しゃぶだろうが、牛しゃぶだろうが、白菜一枚、エノキ一かけら、、、なんて、侘しくなって泣けてしまいますよね。
常夜鍋が私の定番なんです。材料も少なく、手間もかからない。
それでも、やっぱりちょっぴりの豚、一握りのほうれん草なんてのはどうしてもできない。
ついつい量が増えてしまって。

水曜日に常夜鍋を作りました。
木曜日にも残りをいただきました。
少なくなってきたので金曜日にはスープを使って雑炊。上の写真ですね。
そして土曜日に、残りにインスタントラーメンをぶち込んでやっと終了、、、、
常夜鍋だからできることですよね。
これがキムチチゲなら二日目にはもう十分って感じになってしまいますから。
昔はカレーも作っていたんですけど、下手をすると4日も5日もカレーを食べ続けることになる。
お店のカレーは私の好みではないのですけど、しかたなくお店でしか食べなくなりました。

金曜日には、次の料理ということでおでんを作りました。
なに、パックのおでんの材料を買ってきて作るだけなので、これもか~んたん。
なんですけど、またまた悪い癖。
大根と、卵と、ジャガイモが好きなんです。
練り物は私にとっては味を出すためのもの、本来はそんなものなくても、出汁さえ取れればいいくらいなんです。
だから、大根半分、卵4個。。。。
ジャガイモは今回はパス。
だって、どっちが煮崩れしない種類だったか忘れてしまって、、、
一度、崩れる方を使って、おでんがどろどろになっちゃった。

でも、また、やっちゃった。
いま、シチュー鍋にたっぶりと用意ができております。
さて、これを平らげるのに、何日かかるでしょうね~~~~
さっきも火を入れましたが、部屋中がおでんの匂い。
実はおでんは好きなんですけど、このおでんの匂いと、蕎麦つゆの匂いは嫌いなんです。

大昔、ヨーロッパへ行くときにはアンカレッジを経由しておりました。
いいかげん、疲れ果ててアンカレッジに着くと、一度空港に出されます。
その空港に入ると、おそばのつゆの匂いが空港中を支配していて、気持ちが悪くなる。
ほんとうなら飛行機の狭い座席で固まった足を延ばしたいのだけど、この匂いをかぐ位なら飛行機に止まってもいいなんて思いになりました。
直行便になって一番うれしかったのは、この匂いから解放されたことでしたね。

冬になると入るコンビニを選びます。
お店に入って、おでんの匂いが店中に漂っていると、何も買わないでそのままU-ターンしてきます。
我が家におでんの匂いが満ちていても、U-ターンできるわけないし、、、、
必死に換気扇を回しておりますよ。






ツワブキ

2018年11月11日 11時04分18秒 |  あなたの鼓動、華


ところで、先ほどの磯菊の前に咲いていたツワブキですけど、こんな風に誰にも見られないようなところで咲いていると、、、(とはいっても、お知り合いの方はこの辺りを散歩されていたのをFacebookに投稿されていましたし、隼君が毎年住み着いているので、カメラを持ったストーカーがうろうろしているところなんですけど) 綺麗に、元気に咲いているんですけど、
我が家のは、綺麗になってきたと思ったら、一晩で全部枯れてしまいました。
周りの草を刈ったのがいけなかったか、、、
人見知りする子なんでしょうかね~


ところ変われば

2018年11月11日 10時25分45秒 |  あなたの鼓動、華


この辺の海岸に行くとどこにでも咲いているので普段は気にも留めないんですけど、
考えてみると、磯菊の自生地は房総から伊豆半島の狭い範囲だけなんですね。
珍しい植物ってことですよね。
他で見られるのは、拉致されて、故郷を思いながら涙しているのだけ、、、
ってことで、自生の物をご紹介まで。
ちなみに、つわぶきが「混ぜてよ」ってしゃしゃり出てますけど、こちらは無視してください。


自生?

2018年11月10日 00時53分38秒 |  あなたの鼓動、華


そろそろ柿も終わりですけど、未だにこんなのがたくさん実をつけています。
庭に放置してあるのなら不思議ではないのですけど、、、
まあ、実をつける木は早く採ってあげなければ、木が傷むなんて気にはなりますけど。

散歩の道筋の森や林の中でこんなのがそこここにあって、誰も実を採らないのですね。
もしかしたら、鳥なんかが食べて種をまき散らしたのが実生で育っているのかもしれませんけど、
もったいないな~って横目で見ています。

私の田舎には渋柿は2本ぐらいしかなくって、家ではそれから柿酢を作っていましたが、子供の私にはそれはお呼びじゃない。
私は、もちろん甘い柿が欲しくって、でも子供の手には届かない。
近所の方に頼んで、採ってもらっていたんです。

こちらに来て、近所の方が、「なんだ、甘柿か~」ってガッカリされるのを見て、なんとなく昔を思い出しました。
大人どもにとっては、甘柿よりも渋柿の方が好ましかったのかな~
渋柿、この辺の方は干し柿にしたり、やっぱり柿酢を作ったりされているみたいです。
干し柿もやってみたいし、柿酢は、それが原点にあるので、市販の酢がきつくって嫌いなんです。
だから柿酢も作ってみたい。
1本の木から、1メートルくらいの高さの壺を満たすぐらいの柿酢が取れて、それが2本あるのですから、古いのは何十年も前のが残っていました。

今から植えても、生きている間には間に合わないでしょうから、近所で放置している農家にお願いして採らせてもらおうかな、、、
なんて、もう十年近く思いながら、、、、
、、、なにもしてなかったりして。





風前の灯なのか?

2018年11月07日 19時32分26秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


可愛い花。
陽射しを心から楽しんでいるようです。
そこへ刺す異様な影、、、、
危ない! なんて、チビ太に限って、そんな悪さはしませんから。
うちの子に限って、、、

チビ太は去って行った恋人や、仲間を探しているんでしょうかねぇ~