夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

秋風にたなびく雲の絶えまより

2010年10月23日 18時58分06秒 |  気になる詩、言葉


今日は旧暦の9月16日。
満月です。
ここ、いすみ市は残念ながら雲がかかって、一瞬だけ、それもおぼろげな満月を望めました。

秋風にたなびく雲の絶えまより

    もれ出づる月の影のさやけさ


         左京太夫顕輔
         新古今集 4-413


文字通りの詩ですね。
小倉百人一首にも出てきている詩。
ストレートに、トントントンって自然の描写。それでいて、、、プツンって切れて、何やら余韻を残している、、、
報告書ばかり書いてきた風車には絶対にできない芸当ですね。。。。


秋の月、、、
新古今にも名歌がいくつも、、
特に、式子内親王の二つの詩(4-416と417)や、源道済の詩(4-406)はいつかはご紹介しなきゃって思っています。 


秋になって空気が澄んでくると月の明るさが増してきます。
そして、秋の憂鬱、、、夜長を悶々としている人々の心を月の影が浮かび上がらせていきます。
ちなみに式子内親王の詩は
   
宵のまにさてもねぬべき月ならば
    山の端近き物は思はじ

宵の間に寝てしまえるような月ならば
    こうして、(朝方の)山の端に(沈む月を)見ているほどには物を思っていない。



物を悩まない貴女に、もっともっと悩んでください。
そうすればもっと大人になります、、、、、
って、言おうと思いましたけど、、、、、
もうず~~~~と昔に大人になった貴女でしたね。
もう、悩まないでいいです。
悩もうとしても、悩むことなんか思いつかないでしょうけど、、、、、、
善哉、善哉

  

サクラサイタ、カネオクレ

2010年10月22日 16時40分45秒 |  デジカメ練習帖


今日は朝のうち薄日がさしてきていましたので、おいちゃんは部屋干しになっていた洗濯物をベランダに移しながら、溜まった洗濯物を洗っておりました。

おいちゃんがチビ太のところへ顔を出したので、散歩に行きたいようって、鼻声を出しましたら、おいちゃん、そうだね、そうだねって仕事を一時休止して、散歩に連れて行ってくれました。

ふん、おいちゃんなんて、海千山千を気取っているけど、ちょろいもんだわ。

おいちゃんの散歩は 遅い朝昼兼用ということで、また近くのお店、先日聞いていた、岬の中滝というところの中滝アートビレッジにある、石窯ピザのお店。最近できたばかりでおいちゃんもまだ食べたことがないのです。

今日も、おいちゃんは 田んぼのあぜ道を歩きながら、先日と同じように、雑草の花を撮っていました。

トップの写真は、おいちゃんところのそばに植えてある桜の木ですが、花をつけていますね。
おいちゃんとの花見はこれが初めてなので、チビ太はちょっと嬉しかったです。

そういえば、他のところのコメントで、ミッキーの蜘蛛ってありましたけど、これはミッキーの花ですよ。。。
でも、このミッキー、色をつけてもすぐに落ちてしまう、、、
だから心変わりの象徴みたいに詠われていたりするのだそうで、、、、
おいちゃんも、何事にも飽きっぽいので、そのうちみんなから、こんな風に思われてしまうのかな。

ところで、ちょっとマジで、、、
蕊の一番先っちょにピントが合わせてあります。
黄色の蕊まで、2ミリとないのですけど、もうアウトフォーカス。
深度がすごく浅いですね。
かといって絞り込めば、こんどはぶれが問題。
風がありましたので、被写体は完全にぶれてしまうでしょうね。



でも、風は少し涼しく、湿気が多い、、
散歩するには却って、いい条件ですね。



今日の写真は、
オリンパスペン EPL-1 に
ニコンの Micro-Nikkor-P.C Auto 1:3.5 f.55mm をつけて撮っていましたよ。
ISOは200
画調は曇っているので、ヴィヴィドの設定だそうです。
風があったので、被写体に近付いてのマクロ撮影は、被写体が動くのでピントが合わせづらい、おいちゃんはしくはくしておりましたよ。













いくら綺麗な花でも、チビ太には食べられなものは、興味ない。
でもでも、どっかの怖い叔母さんは、チビ太のことを「食べちゃいたい」って、、、チビ太は餌じゃないわい。ぷん。

昨日1番多かった検索キーワードは芦塚隆でした

2010年10月22日 09時04分05秒 | 日記
ブログのアクセス解析によると
「昨日1番多かった検索キーワードは芦塚隆でした」ってことです。

先日は柴田さんを探してこちらに来られた方が一番多かったことを書いていましたよね。
彼の場合は、まだ仕事をされているのだから、ご同慶のいったりきたり、、ですけど、、、
私はね~
キョンの鳴き声に悩まされ、イノシシの突進に怯えながら、世の中と隔絶し、平穏無事に生きることだけを願いながら隠遁している人だから、いったい誰が私のことを気にしているんだろうなんて、不気味に思えてしまう。

せっかく、やっと薄日が差してきて、部屋干ししていた洗濯ものをベランダに干して、これが乾いたら、次の洗濯できるかなって、嬉しくなっていたのに、、

そういえば、薄日も雲に隠れてきた。。。。

今日のチビ太、ちょっとへん  少しだけ追加しました

2010年10月21日 10時27分49秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ

今日のチビ太、ちょっとへん。
いつもは2階(家は生活スペースは2階になっているので)には上がりたがらないのに、今日は自分から上がってきて、あちこち探索。
特に台所と、食卓の上をなんども確認している。



飽きると、床の上にまったりと座っているけど、私のほうをずっとみていて、私がちょっとでも動くとペッタリとくっついて後ろから付いて回っている。



チビ太は柴犬、猟犬なんだから、室内飼いはしないつもりだけど、、、
でも、部屋の中に一緒にいるチビ太も可愛い。
そばに置いておく誘惑に負けそう。。。。
困った!



室内飼い、駄目だといいながら、チビ太の寝床が用意されたりして、、、





夜中にリビングに行ってみると、チビタはそこですやすや。
今朝も、リビングで寝ておりまして、私を見ると、ご飯~~~んって、まつわりついてきました。
やれやれ、リビングはチビ太に占領されたみたいです。
朝食は、玄関のチビ太マンションで用意いたしましたが、食べ終わると、またリビングへ逆戻り。そして、訴えるような眼で、ご飯~~んって催促しておりました。

自分のテリトリーに知らない人が入ってくるとき以外は、全くと言っていいほど、吠えない犬なので煩くはないのですけど、掃除機を頻繁にかけなきゃいけませんね。それにそのあとは必ずスチームをかけないと、おいちゃんも、痒い痒いになっちゃう。おいちゃんはフロントライン(蚤やダニの予防薬です)はつけられないし、チビ太のように体をブルブルってはできないのでね~



それにしても、チビ太の寝姿(座った姿) 
みんな、私のほうを見ておりますね。
実は珍しいのです。
普通、散歩の途中などで、知人と話し込んだりすると、座り込んで話の終わるのを待っているのですけど、その時は必ずと言っていいほど、私の足元で私に背中やお尻を向けています。チビ太としては、私をガードしているつもりか? それとも、私のほうは安心なので、外敵が来る可能性の高いほうへ目を向けているのか、、、、
家の中はテリトリー内なので、安心してそんな注意は払わないのでしょうかね。それともおいちゃんが動けば、なにか美味しい物をくれるかもって注目しているのか。

焼き卵入りおでん

2010年10月20日 19時06分57秒 |  食べるために生きる


19日のこのブログへのアクセスです。

10月19日のアクセス数
閲覧数:2,131PV 訪問者数:459IP
順位: 1,384位 / 1,481,448ブログ中

やっと閲覧数が普通に近くなってきたけど、一時は、閲覧数も1000を切ったり、訪問者数も300ギリギリになったりして、
おいちゃん、何か悪いことをして、みんなから村八分にされちゃたかって心配しましたですよ。

それにしても、昨日の一番多い検索ワードが「河童」なんだって。。。。

結局、私のブログって、なんなんでしょうね~
もっとも、自分が、何にしようか考えてもいないから、そりゃ仕方無いわい。

なんてね~


今日は岬は雨。
先日洗濯したものがまだ乾かない。
主夫としてはうっとうしい限り。
でも、強引に洗濯しちゃった。

おでんを鍋にかけて、さて、一寝入り。
おやすみなさい。


なんてことを書いていたら、台所から、「パチパチ、ピチピチ」って音がする。
茹卵を作っていたら、水が蒸発してしまって、焼き卵になっちゃった。
これは、おでんに使えるでしょうか、、、、

それでも、おいちゃんは貧乏な人だから、焼き卵になっても使うんだもんね。
なに、死にはしないから、大丈夫だろう。
残ったら、チビ太にあげようっと。





テスト

2010年10月20日 08時18分25秒 | ジョーズなジョーク 
The following was developed as a mental age assessment by the School of Psychiatry at Harvard University Take your time and see if you can 
Read each line aloud without a mistake..

The average person over 40 years of age cannot do it!



1. This is this cat.

2. This is is cat.

3. This is how cat.

4. This is to cat.

5. This is keep cat.

6. This is an cat.

7. This is old cat..

8. This is fart cat.

9.. This is busy cat.

10.. This is for cat.

11. This is forty cat.

12. This is seconds cat.



Now go back and read the third word in each line from the top down


コスモス(秋桜)

2010年10月19日 20時22分27秒 |  岬な日々


コスモスを見ていていつもわからなくなってしまう。
花の一つ一つは、むしろたおやかとも言えるくらいに弱そうな風情のある花なのに、群生しているとけっこうど派手な花。



そして、とにかく強い。虐げられても、再生してくるほどに強い花。
岬でも、あっちこっちに自生している。



雑草というものにもとてもきれいな花がある。
なんだか、その意味ではコスモスも雑草のしぶとさを隠し持った花なんでしょうね。



毎年、庭にコスモスを植えようかと思いながら、いつも素通りしてしまう。
そのくせ、道の端っこに群生していると、その魅力に負けて、カメラを取り出してしまう。


もし家のかみさんも、コスモスだったら、、、
蹴られても、踏みにじられても、気がつけば、抗しがたい美しさを台所の隅から見せていれば、、、、、
なんて、男の見果てぬ夢か。



初めての合コンだったのだ

2010年10月19日 18時19分57秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


今日は初めての合コンに行ってきたのだ。
なに、おいちゃんのかって?
とんでもない、先の短いおいちゃんが合コンなんかにいっても、冗談にもならないよ。
チビ太のために合コンのお誘いが、シェーンのママから来たんですよ。

閉園されていた茂原のひめはるの里というところが開園され、グランドオープンまでの間は安くて入れる。ドッグランなんかも作られて、犬が入れるところになったというのです。
そして、お友達も来るって、、、、可愛い子ならいいな~

ということで、チビ太は勇んででかけました。

ひめはるの里にはシェーンのシュナウザーのお姉さんも来ておりました。




チビ太のことを少し気に入ってくれたみたい。
シェーンママも、柴の混じったシュナウザーってどんな子だろうって笑っておりました。



ただ、お姉さんには楽しい恋の駆け引きも、晩成のチビ太には難しかった。



チビ太も、もうチョット、お勉強しなきゃいけないのかな~



この子は、チビ太とおない歳だって、、、



でも、体が小さい分、幼く見えて、、、



チビ太にはもうチョット大人がいいのかな、、、



でも、チビ太には初めての合コン。
みんなもサービスしてくれたので、
チビ太もグラン・フェッテをお返しでサービスね。



おいちゃんは飲み物をって言われて、ジャスミンティとお茶のセットを持って行きました。
そして、美味しいお弁当をごちそうになりました。
チビ太も美味しいササミをいただいて、とても嬉しかった。

ありがとうございました。


茶の科か

2010年10月19日 10時22分00秒 |  岬な日々


今、私のうちの周りでは、お茶がたくさん花をつけています。
お茶をやる方には、この花を見ると口切というお茶にとってのお正月のような行事のことを考えるのでしょうね。

昔はタコ壺をお茶屋に送って、新茶を詰めてもらい、それが発酵して、ちょうどいい時期に差し掛かったころに、口を塞いでいた紙をとって、新茶をふるまう。それが口切の茶事だったんですね。
   。。。違う? タコ壺じゃないんですか。お茶壷。
   いすみではタコ壺って言っていなかったかな、、、、
   この辺は美味しいタコで有名なんです。
   だからあちこちで、タコ壺を見るんだけど。

椿の仲間とは言え、花は椿や山茶花に比べれば華やかさはないけど、
その変わりとても優しい花をつけます。

でも、その優しさに騙されてはいけません。
気がつくと、もんもんとして眠られない夜を迎えることになります。


またまた、 名前に何があるの、、、  クサキ

2010年10月19日 10時06分37秒 |  気になる詩、言葉


What's in a name? That which we call a rose
By any other name would smell as sweet.

   名前に何があるの? バラと呼んでいるものは、
   他のどんな名前だったとしても、同じように芳しいわ

        
このロミオとジュリエットの中のジュリエットのセリフはもう何度も使ってきましたね。
おまけに、生意気な赤毛のアンの反論もすでにご紹介済み。

I read in a book once that a rose by any other name would smell as sweet,
but I was never able to believe it.
A rose just couldn't smell as sweet
if it were a thistle or a shunk cabbage.

   ある本で、バラは他のどんな名前で呼ばれても芳しいって読みましたわ。
   でも、私は絶対に信じられない。
   だって、もしバラが、アザミとかザゼンソウなんて名前だったら
   あんな香りはしませんわ。


   (両方の和訳のほう、もし間違いがありましたら教えてくださいね)

はてさて、それでは生まれたときから臭木(クサキ)って名づけられている木の立場はどうなるのでしょうね。

毎年、この時期になると、クサキの花や実を良く紹介しています。
確かに臭いけど、でもきれいな花、実でしょう。

去年は確か、効用もご紹介しておりましたよね。



ずいぶん前に、一宮のカーニャというラムをメインで出すパブに行きました。オーナーは、ラムとサーフィンが好き、だからこちらに来て、ラム中心のパブなんて作ったのです。この辺では都会ではなかなかできない遊びができてしまうんですよね。

若い女の子が、話をしていました。
ずっと年上の男の人と何日か過ごしていたのだそうですけど、枕に巻いていたタオルがおじいさんと同じ匂いがしているのに気がついて、さっさと別れてしまったんだそうです。
お父さんならまだ許せるけどって、追い打ちをかけていましたね。

おいちゃん、ずいぶんと気にしていても、やはり歳だから、加齢臭がするかな? あんな子と一緒になったら、一日で、チキンカレーの匂いがするって追い出されちゃうでしょうか。
つくづく、歳はとりたくないものですね~


なんて、クサキを前にため息をついておりました。
匂いはそんなに強くないので、せめて、「桃色安南手秋桜」なんて名前にしておけばアンさんからも好まれたはずなのに、、、