チビ太は光の子

おいちゃんが棄てそうだったので、隠しておいた一枚。
これを見ながら、チビ太は思うのですよ。
チビ太はやっぱり光の子なのだって。
どこへ行っても、チビ太とその周りにはスポットのように光が当たる。
もう、これは神様のお約束事なんだろうなってね。

だから、おいちゃんとは反りが合わない。
そりゃそうでしょう、生まれてこの方、闇の中しか歩いたことのないようなおいちゃんに、こんなチビ太の考えや行動が分かる訳はない。

早い話が先日の武田の軍用金騒動。「隠し軍用金とU20の悲しい関係」

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「チビ太は相変わらず散歩の途中で武田の軍用金探しをしております。
「そんなもんあるもんか」って言いましたら、哀れみを込めて人の顔を見ながら、
「そんなこと、ハナから分かっているよ」
「じゃ、なぜ無駄なことをやるのさ」
「おいちゃんのU20の膝枕と同じさ」
「なんだそれ｝
「崖の上の白いユリの花。採れないと分かっていても採ろうとするのが男の夢、ロマンなんだよ。それがなきゃ、男なんてやってられないよ」／＞

なんて、その日を生きることに汲々とした生活しかしてこなかったおいちゃんには「男のロマン」なんて分かりっこない。
だから、ロマンを追い求めるチビ太の行動には、軍用金を見つけて、松阪牛を買うのだろうという説明の仕方しかできないんだよね。

可哀想と言えば可哀想だけど、おいちゃんだけが不幸な訳はない。そんな生き方をしてきたのは自分で招いた道、男は自分の一生には自分で責任を取らなきゃいけないんだから。

なに、「男のロマンばかり追いかけて、食べるものも、もらいもののドッグフードだけの一生が素晴らしいのか」ですって？
あ～～～たねぇ、そんな風な発想の仕方をしていると、長生きできないよ。
この前の満月は二日前だったよね。
もしかしたらあ～たは師走を迎えられないかもしれないよ。。。
口には気をつけようね～



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