夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

先達はあらま欲しきことなり

2006年08月29日 09時02分29秒 |  岬な日々
念願の草刈。
淡い役得への期待を込めたアマゾネス招聘も諸般の事情によりちょっと難しそう。
でも草はそんなことは関係なしにどんどんと伸びてきて、そのままにしておくと、雑草のジャングルで迷い子になり、白骨死体で発見されるというような事故が怒る恐れもある。
と言うわけで、人海戦術を方針転換し、科学兵器を用いることにして、刈払い機を購入。
土・日はその機械の性能を見るための試運転をやった。
結果はまあまあの出来。

性能的には;
一応三角の庭は丸くミステリーサークルが完了したし。
アプローチの道のU字溝や、隣の庭から伸びて道を塞いでいる薄やその他の雑草も刈り取り、道が見えるほどになった。
これでもう家に行くたびに車をU字溝に落としたり、コンクリートの壁にぶつけたりすることはないだろう。

機械の強度試験も完了した。
それによると庭に生えている木の幹に触れて跳ねられた歯が生垣のさざんか数本をなぎ倒すくらいの威力はあることを発見した。
ただし、ベランダの金属製の支柱は残念ながら傷をつける程度に終わった。

今後の刈払い機への要望としては
刈払い機の先端にカメラと手元にディスプレイが欲しい。
刈払い機を使うところは当然草が生い茂っているのでその先に石や舗装の段差があっても見えない。おかげでだいぶ刃先を磨いでしまった。

今度は横浜に持ち込んで、あのジャングルで耐久試験をやろう。

でも、そのまえにちょっとやることができた。あの機械は。本来ストラップを首に付けそれで全体を支え、ハンドルは左右に振るだけで草を刈るのだろうけど、ストラップの調整がどうしても旨く行かず、前傾した姿勢で、機械を両手で保持しながらの作業になったので、腰から上がバリバリになった。
ちゃんと機械のことを教えてくれ、あんまもしてくれるような、優しいアマゾネスを発掘することは必要なよう。
「すこしのことにも先達はあらまほしきことなり」
兼好法師の教えが身に沁みた週末でした。



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