夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

親子

2007年07月19日 21時01分40秒 |  姥捨て山は大騒ぎ
知人のお母さんが具合が悪かったみたい。連絡がなくなんとなく心配になって電話を入れてそのことを知って、「私ってそんなに頼りないのかな~」ってがっかりしていた。
でも、子供に、「お母さんは、おばあさんとそっくり。自分が何かあったら知らせないでしょうね。でも知らせてよ」って釘を刺されたようだけど。

家も同じ。こちらが具合が悪いときには長崎に独居している母には心配をかけたくないので、母には知らせないようにって回りには言う。でも母から必ずといっていいほど電話がある。「何か困っていない、具合でも悪いんじゃない」すごいな~って思う。

弟が心臓の手術をしたときにも弟から「母には内緒だよ」って念を押された。彼も長崎にはなかなか帰れなくなってしまった。手術の後が見えるからそれがばれるのが嫌なのだろう。でも、母は何かを感じているようで、しきりに弟のことを気にしている。

その母も、自分が具合が悪いときには何も言わないで一人で何とかしようとする。そして治ってから、「実は、、、」って話が来る。

家族の間って遠慮がないようで、結構気を使っているんですよね。

一人で心細くなっても、子供の迷惑になるからって、こちらは一緒に住むための家を手当てしているのに、なかなか上京してこない。理由はその都度、いろいろ言ってくるけど、その理由の底にあるものが見えるからなんとかしたいとやきもきするけど、でも無理強いもできないし、、、



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