夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

三大勘違い

2011年07月19日 08時22分58秒 | 芸術・文化


チョウトンボがでましたので、こちらはゴクラクトンボ、、、、じゃないってば。
今、赤とんぼをだすと、「秋のものなのに」なんて反応がありそうですが、これは大きな勘違い。赤とんぼの類は6月ごろにも飛んでおります。

こんな思いこみ、勘違いは結構あるのでして、先日アップいたしましたコスモスも、秋桜なんて言われて、秋の花にリストされていますけど、6月ごろから咲く早咲きのものがたくさんありますよ。
秋のイメージが頭にこびりついていて、6月ごろにコスモスを見ても、意識の底に追いやってしまうのでしょうか。この時期にもコスモスはあるってことはは定着しませんね。

そして、ヒグラシ。昨日なぞ、盛大に大合唱をやっておりましたが、これも5,6月くらいから鳴いておりますな。ごめん、あなたの大切な夏の終わりのあの甘く物悲しいイメージを壊しましたでしょうか。

これらは、いすみのような田舎だけでなく、東京でもごく普通にみられること。誤った先入観、常識が頭にあると、自分の目で見ていても「見ないこと」にしてしまう。人間ってそんな風な偉大な能力もあるのですたい。。なもし。


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8 コメント

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対の使い方。。。 (さち)
2011-07-19 10:03:43
そうなんですたい

先入観とか思い込みで生きてる私は常に失敗のオンパレードですたい。

こちらではヒグラシが鳴いておりまして、台風と共に、もう夏は終わり、、、なんて思っていた所ですたい。

ところでですが、赤とんぼって、アキアカネの事ですか?たい
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ばってん (赤い風車)
2011-07-19 10:55:34
先入観って言葉は適切じゃないかもしれません。

私だって、先入観というのか、ファーストインプレッションで物事を決めたりしてきましたし、じっくりと評価するなんて時間がなかったりしますよね。

風評や、お偉い先生がこういったからとか、世の中がそうだからって、目の前にあるものすら見えなくなっちゃうってことがたくさんあるのですよ。

だから、仲人口に騙されて、「嫁入りしたこたしたばってん」なんてことになるんですずら。


ところで赤とんぼって赤いトンボの総称だと思っています。アカネ属のトンボは赤ですけど、それ以外にも赤いトンボはいますよね。
アカネ属も結構種類があるんです。代表的なものだけでも、
ナツアカネ
アキアカネ
コノシメトンボ
ミヤマアカネ なんたらかんたら、、

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ばってん (さち)
2011-07-19 20:25:26
ご教授ありがとうございました。

ばってん、明日には名前のほとんどは忘れて入るかもしれませんがなぁ~~もし・・・
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そうなんですよね、 (sellow)
2011-07-20 06:25:01
ヒグラシなんて、ちょっと山の方に行けば、一日中啼いてるのに・・・昔、職場で、それを言ったら、誰も信ぜず、でも、一緒に遊びに行ったついでに、そういう場所に寄り道させて体感させてあげたら、信じるようになりましたが・・・
でも、自宅付近では、ここ何年も(それ以上かも)ヒグラシの声が聞えません。林や森が減っちゃったせいでしょう。その代りに、ミンミン君が庭に来て、喧しい事!ガキの頃は庭にミンミンが来る事なんて無かったのに。
私にとっての「夏の終わり」サインは、オーシンツクです。8月にあの声を聞くと「まだ、夏休み取って無いヨー」と、焦りましたが・・・

この写真は「ショウジョウ」君ですね。私も、アカっぽいトンボは『赤とんぼ』で済ませちゃいます。でも、やっぱり、オーシンツクが啼く頃、広っぱや田畑や河川敷で、大量に群れを為して飛んでるのを見ると「あー、赤とんぼだなぁ~」と思います。
ショウジョウ君は早くから、池の付近で、自分の縄張りのパトロールに忙しそうで・・・

赤、紅、朱、茜、猩猩、日本語の色って風情がありますよね。
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ばってん、その3 (赤い風車)
2011-07-20 19:47:25
そいでよかとよ。物ば忘れんかったら、人間、みんなうつ病になっとるとよ。
みんな忘れれば世の中太平ぞなもし。
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ここじゃ (赤い風車)
2011-07-20 20:04:25
ヒグラシも、アカネもたくさん飛んでますよ。
まだまだ自然があふれているから。
夏なぞ、どうかすると、人間の作ったものなんて、自然に凌駕されてしまいそうなくらいです。
まあ、たかが人間が自然を征服しようということがそもそもの間違いなんでしょうけど。

それにしても面白いですね。アキアカネが狭義の赤とんぼだって言われてますけど、アキアカネは成虫にならなきゃ赤じゃないですよね。
ショウジョウトンボはアカトンボ亜科  ショウジョウトンボ属なんですよね。
それにショウジョウトンボは小さい時から赤じゃありませんでしたっけ?
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先日、 (sellow)
2011-07-20 21:05:09
とまっている、オレンジ色の「赤とんぼ」を撮ったら、一緒に居た、虫撮りの知人が「ショウジョウの若だろう」と言ってたので、一応、調べてから、アップしました。

後日、それと同等のトンボがお尻をチョンチョン、水に浸けて産卵してました。この時も、同じ知人が居て、雌は褐色っぽくなるらしいのですが、オレンジのままでも、産卵できると知識を授けてくれました。
その時は、ピントが全部水面に取られてしまい、使える写真が無かったでした。

ショウジョウのU20は、早熟みたいです。

「少女ー」でも、「処ー女ー」でも無いみたいですよ。
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Unknown (赤い風車)
2011-07-21 08:59:42
鳥なんかに比べると、花や昆虫の世界は複雑ですね。とにかく種類が多い。一種だけで日本にいる鳥の数をはるかに凌駕するものもいますし、成長過程の変化もまったく違う。
大変ですよね。
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